2回目グランドキャニオン5日間(南リム~北リム~南リム)(公開用)

2019.11.08(金) 5 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 29
休憩時間
25
距離
12.1 km
のぼり / くだり
262 / 1640 m
DAY 2
合計時間
5 時間 8
休憩時間
31
距離
12.3 km
のぼり / くだり
1322 / 848 m
DAY 3
合計時間
9 時間 14
休憩時間
39
距離
22.2 km
のぼり / くだり
1911 / 1927 m
DAY 4
合計時間
5 時間 41
休憩時間
1 時間 2
距離
12.6 km
のぼり / くだり
908 / 1305 m
DAY 5
合計時間
8 時間 12
休憩時間
34
距離
19.8 km
のぼり / くだり
1936 / 603 m

活動詳細

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今回は昨年より二回目のグランドキャニオンで、前回の失敗を思い出しながら用意に挑みました!https://yamap.com/activities/2738928 自分のメモの為に、思い付いたまま書いたら長い文章になってしまったので、斜め読みして写真だけでお楽しみください!  二日前にLA入りして、現地で必要な物を揃えますが、人数が去年より一人多いので(昔の会社の上司で唯一の日本人のアキサン、ウィスコンからグレッグ、パット、ビィー、リカルド)、コンロも一つ増やして料理の時間を短縮を目指し、またその他の物をできるだけ少なくしました。よって洋服類は2枚のみで途中で洗う! Day One  ロスから8時間の運転で予定通り8:30位にグランドキャニオンに到着することができました。グーグルマップの目的地を設定して案内をさせたので、これはとても便利でした。  コースは去年とは逆にS.Kaibabより下り事になっていて、こちらのコースは標高が少し高く(2195m)で急な坂になります。また途中で水の補給がありません。駐車している場所から離れているので、シャトルバスを2本乗り継ぎます。ハイキング地図もゲートで頂き、これで間違えはありません。降り始めると去年はこの道をひたすら登ってきたのを直ぐに思い出しました。下りとなると楽です。ウーハーポイントまでは40分程度で、遠くのグランドキャニオンまで見渡せます。去年はリスには殆どで会わなかったのに、人をみると肥えたリスが寄ってきます。ついつい餌を与えそうになりますが写真のモデルだけお願いをします。  そのまま下へ下がっていると、ラバの観光客用のキャラバンが登ってきます。驚くことに先頭のリーターらしき人や世話をしている人も全て女性(ラバガール)でした。勿論、横に避けてあげます。去年も思ったのですが、ラバはよく足元に段差があったり、石とかあるが見れるなぁと感心します。私なんて石で転ぶんのではないかと下を向きっぱなしです。  しばらくするとシダーリッジがあり、ここで荷物を置いて去年行けなかった絶景ポイントまで移動します。しかしその間にもリス達が荷物を物色しているのを発見、写真モデルから盗人に凶変です。初めてのトイレを拝借します。少し高台になっていてよくトイレ入口からは絶景が見えます。  少し行くとオニール丘がくっきり見えてきます。その内一番上の大きな石が転がって来そうに思えて仕方がりません。  スケルトンポイントには1時間程度で到着し、1時間25分行くとテップオフポイントで二番目のトイレがあります。去年までは小屋が無かったのに新しく出来ていて、日陰に入れます(もしかしたらあったのかもかもしれませんが、去年は目に入りませんでした)。そこでもリスの盗人が再度登場して、気前よく足だけで立ち上がり、餌のねだります。この頃になると荷物が段々と肩に重たく感じ取れます。実際に何キロを担いでいたのかは分かりませんが、かなりの負担でした。また、足も新しい靴で中敷きが合わずにどうやら水膨れができ始めていました。この水膨れが無ければ少々重たくてもヘコタレル事はありません。あとはジグザグ道がありますが、本日のキャンプ地まで近いはず。ここで早く歩くグループと分かれて、先にキャンプ地を確保しに行きます(キャンプ地は早い者勝ちですから)。  ようやくコロラド川が見えていますが、昨年とは全く違い水かさが低く流れも穏やかでビーチすら見えます。左にブラック橋、右に帰り通るシルバー橋が見えてきます。  去年はこの辺りはライトを付けて川の凄い流れの音しか聞こえず、寂しい思いをしたのを思い出します。今年はまだ日没前にキャンプ地に到着することができました。少しテント作りを手伝い、直ぐに夕食の支度をします。  疲れていたので直ぐに寝床に入ります(多分19:00)。年功序列でしょうか、テント中の寝袋の順番は一番寒い所には若い人になっていました(笑)。案の定0:00には目を覚まして、気合を入れて防寒具をしっかり着てトイレに行きます。それが寒くないのです。また殆ど満月に近い月がでていて、ライトの必要ありません。しばらく外のベンチに座って夜空を眺めることができる程です。しかし、案の定夜明け前には冷え込み、飛び起きる事になります。 Day two 昨日は夜明けより冷え込み、眠れませんでした。  本日の予定は小川沿いに北に向かいますが、それほどハードな行動は無いと思います。早速テントをしまい自分の用意をしようとザックのサイドポケットを見たら、何と小さな見覚えが無い穴が開いているのです(ザックは外に吊るしておきます)。直ぐに分かりました!昨夜すっかり食料Boxに入れるんを忘れていた行動食のトレイルミックスナッツをビニール袋に入れていたのを!!小さなネズミに布を破られビニールも破られて食べられていたのです。一日分の行動食なので大した被害ではなのですが、その後そのサイドポケットは穴が開いているので物が入れられなくなってしまい不便でした。思わぬビジターに笑うしかありません。ワイルドアニマルの生命力と言うか、噂には聞いていたのですがこれには驚かされました。  すぐに歩くとパントムランチがありここは営業していました。中に入るとコーヒーのいい香りがします。メニューの横に各ポイントの水があるか否か書かれていました。丁度水を止めるか止めないかの時期で?が付いています。そこでこれから行くコットンウッドキャンプ場から来た連中に聞いてみると、やはり水は止められています。昨年はそんなことなかったのですが1週間遅いだけでこの違いは大きいです。とにかくありったけの水筒に水を入れて、その場で飲んでもすぐに水を補充して出発します。  平坦で簡単に道のりです。まだ午前中とあって日が当たるところが少なく、寒くさえ感じます。コロラド川につながるブライトエンジエル川沿いに4つの橋を渡りながら歩きます。ただ、荷物が重たいのと今度は両足にできた水膨れが痛くてたまりません。まるで古代の奴隷の様に自分が思えてきます(笑)。 午後になると日が高くなり、グランドキャニオンの谷にいる我々にも温かく、しばらくすると暑くさえ思えました。休憩は日陰を探しますがなかなかありません。 さらに進むと小さな滝がありそこで、水の補給をします。ペットボトルとペットボトルの間にフィルターを使ってろ過をして使いますが、これがなかなか時間が掛かります。  コットンウッドキャンプ場に着きますが、水が止まっているので人もまばらで川に近い場所を確保できました。去年はジョボジョボと蛇口をひねると水が出てきたのに、全く出ません。今回はここで2泊をする予定です。  明日は、北リムまで行くので昨日同様に早寝をします。たとえジップロックに入れた食料はすべて食料Boxに入れます。もちろん、昨日の失敗はしません! 昨夜同様12:00頃に目が覚めて満月を眺めながら外で1時間ぐらい過ごしました。心地よいのですが、足の水膨れが痛さを増して、どうも中敷きを変えたのでそれが合ってないのではと思いました。明日は中敷きなしで歩くことに、月に向かって痛くなりませんようにと願いを込めます。 Day Three 今日は北リムの往復で標高1231mから2510mと登るのでかなりハードな一日になります。  荷物はランチと水のみで昨日の荷物を背負わなく済みます。靴の中敷きを取り除き快適に歩けます。  マンザニハ休憩所の手前に、立て看板ならぬバケツに貼った注意書き「落石注意1kmは止まるな」とありました。休憩所には蛇口をひねるとすごい勢いの水が出てきます。ありがたいです!空にしてあったペットボトルを満水にします。因みにグランドキャニオンでのペットボトルでの水の販売は環境保護の為に行っていません。公園外で買いましょう!ここでもトイレも拝借します。  さらに進むとローリングスプリング滝が見えています。上から流れてくる滝の水しぶきを浴びながら見ることを楽しみに来年に取っておきます。少し上がると去年もあった二人掛けの石で作ったベンチがありそこに座って、滝を眺めます。これで今日の歩く予定の半分ぐらいですが、ここからの登りが急になりUp&Downにジグザクが激しくなります。去年同様にペットボトルを岩場、橋の前と2カ所に隠します。今年はここだとはっきり覚える事が出来ました。ランチと必要最小限の水のみ持ち本当に身軽になります。登っているはずなのに川の橋が出てきますが、ここで標高1840mにもなります。そろそろ息切れも感じ空気が段々と薄くなっていく事に体が気付き始めます。  北側にはトンネルが一つだけでそれをみんなでくぐり、ココニコ展望台に出ます。そこでやってお電波が通じるようになり、友達に写真などを無事にグランドキャニオンにいますと送ります。ただ直ぐに移動しますので、ほんの5分程度で日本は日の出前!申し訳ないと思うけどこのチャンスを逃したらまた2日間は連絡が取れません。  そのまま北リムに到着し、下から持ってきたごみを捨てます。水がどうやら販売店にはあると下りてくる人に聞きましたが、1.1kmと離れていて、駐車場にいる登山者と話したら、1ガロンの水をポィって貰えました。アメリカ人とは寛大な方々ばかりで驚きます。水を水筒に分けてそのガロンの容器すらそこで捨てて行きます。あとは下りになるのですが、永遠に着かないような気もする程の道のりです。ローリングスプリング滝の分岐まで帰ってきたのですが、あと2時間で日没と食事の用意をしなくてはならないので今回は断念でそのまま、テントに帰りました。  キャンプ地に着いたら、置いてあったザックの上のポケットに入っている物が外に出ています。またvisitorがいらした様で、食べるものが無かったのでただ荒らして行ったようです。ただ、次回再利用しようと思っていたアルファ米のしっかりしたジップロックには穴が二つも開いています。お米もしっかり洗っいましたが、中が濡れていたので、小枝に逆さにして干しておいたのです。多分日本の美味しいお米の匂いが残っていたのでしょうね!またもややられました!そこに干していたジップロックは使い物になりません。  帰りのマンザニハ休憩所でしこたま水を持って帰ってきたので、安心して料理ができます。  そうこうしているうちに、もう既に夕暮れで直ぐにまた消灯です。二泊同じ場所なのでテントを張ったり閉まったりすることが無いので楽です。またその夜の12:00頃目が覚め満点の月と北斗七星を探しました。月のお陰で星があまり東京都変わらない状態です。かえって少ないくらいだと星座を見つけやすいです。 Day four  今日は4日目で疲れも溜まり始めています。起きる前に温度計をみたら9度しかなく、おそらくテントの外ですとこれ以下になっていたのではないかと思います。  今日はパントムランチまでの楽な移動日になります。情報によると行きリボン滝の橋が壊れいたけれども、川には板が置いてあって橋を使わずに渡れるとの事を行った人から聞き出します!とにかく出発で、途中の川の水を汲んでフィルターでこします。この川の水は、たとえ流れていて綺麗に見えても上流で動物が死んだり、糞、疫病があるので、色々と人間の体には良くないそうです。フィルターでこしたり、沸かしたりしなくてはなりません。そんなことをしないで蛇口をひねれば水が出てくる文明の利器はありがたいです。  リボン滝の分岐に辺り着きその川の浅瀬と渡り板を探索します。どうやら板はどかされてい様で、どのように行けるか探して、結局足首まで川の水が掛かる所があったので、そこを渡り、橋の横の岩場が狭く荷物を下ろして、一人ずつ登ります。その際に荷物もリレー形式で岩場の上まで持って行くのですが、そこでみんなのザックが軽い事が判明!私だけ調理道具があるにせよなぜこんなに重いのか?なぜ私だけ奴隷の様に感じたのか!もう笑うしかありません!  去年はこの滝つぼの洞窟で滑ってひじをケガをしました。今年はその教訓を生かし、頭にはヘッドライトに手袋と草履を履き、濡れてもよい服装(ほとんどパンツ一丁)、大きなタオルを用意します。また滝つぼの上で滝の大自然のシャワーも浴びます!丁度到着したころに滝に日光が当たり、きれいな虹が出ては消えの連続です。その中をくぐって下の穴から入り顔を滝つぼの穴から出します。案の定、洞窟の降りる時に手袋を破ってしまいました。みんな次々と同じように入っていきました。ただ、本当に水が冷たく昨年凍える思いをしたので、パンツ一丁は正解です!    ブライトエンジェルキャンプ場に着いたのは14:00過ぎていたのですぐにランチの用意をします。今度は蛇口からの水があるので楽です。  今日は時間もあったので、川に入り足のアイシングを行いました。気持ちもリフレッシュ!さぁ~靴下を履こうと思った瞬間、左足の爪が剥がれてしまいました。これは夏に富士山に登った際に作った傷で、爪が黒くなっていたところでいずれこうなると予期はしていたものの、この時期に来なくてもと思いつつ余計に当たる爪を爪切りで切りバンドエイドで止めえます(この旅で唯一の動画がその処置をしているところでした(笑))。  レンジャーの見回りで、許可書を見せて少し話すつもりが永遠に続きました。31年ここのレンジャーをやっているそうで、石が常に転がって来るので歩いても気を付けなさいとか、よく見るとキャンプ地の真ん中に不自然に置いてある大きな石がありました。これは15年くらい前に上の方を指さし、あそこから落ちてきた言って、出来るだけ小川側にテントを張った方がいいよとか教えてくれました。また、登山道の真ん中に同じく大きな石があったら、そこでは立ち止まらず直ぐにそこを通り過ぎる事だそうで、今でも川の浸食が進んでいるので、決して安全ではない。ここの蛇口からの水は信用ならないとも言っていました。どこまで冗談か分かりませんでしたが、一度石が落ちてくると様子を見るのに10年位は掛かるそうで、またすぐに石が落ちてくるからだそうです。大自然の力は凄いです。  また、あまりにも早朝が寒いのでレンジャーステーションより、寝袋を3枚借りてきます。気軽に借りる事は可能で、返却も棚に返しておけば早朝のレンジャーステーションに誰もいなくても大丈夫だと言われたそうです。また汚してしまったら分かる様にしておけば洗ってしまっておくとも言われました。このシステムはとても寒がりの私たちには助かります。  まだ時間があるのでトランプで遊んでいましたが、全くルールがわかりません。そこで簡単なミーティングを行います。明日どのように帰るか、何時に出発して、どこで別れるかもそこで話します。その後、最後の寝床に入り込み20:00ごろには寝入ってしまいます。毎日同じ様に0:00頃には目が覚めますが、テントの内側から分かるほど月の光がはっきりと見えます。そう満月の夜だったのです。これは見なくてはとトイレに行きがてら見て、しばらくベンチに座り一人占めの夜空を楽しみました。 Day five  昨夜は寝袋を一枚余計に掛けていたいので、ぐっすり初めて眠れました。それで最後の朝はまだ暗いうちの4:00に起床します。  食べたら直ぐに寝袋など全て綺麗に片づけて荷造りをします。テントも小さくして、借りてきた寝袋もレンジャーステーションに返しきます。その後、今回のテントなどラバの便に乗せます。実際にその手続きはアメリカ人のグレッグがやっていました。出発も暗いうちからなのですが、トイレに寄ってから水を汲みます。ただ、これから行くインディアンガーデンは水を閉め始めているとの情報があり、とにかく水筒を満水にして挑みます。  ヘッドライトを付けて、歩きますが本当に辺りは真っ暗になっています。コロラド川も音しか聞こえてきません。去年より早い時間に出発したと思います。夜明けの頃になると、星が段々と消えて見えなくなっていくのが分かります。そして空と山の間が色分かれて山の輪郭がはっきり見えるようになってきます。その時の色は何とも表現のできない神秘的にものです。太陽が昇ってくる方向にはもっと明るくなってきてそれと同時に朝焼けがグランドキャニオンに当たり、赤く染まります。赤い大きな壁がより一層赤くなり本当に綺麗です。ただ我々はまだまだ谷の底の方なので日が当たるのはグランドキャニオンでも上の方だけです。  日が出てくると気温も少し上がり歩くやすくなります。コロラド川沿いに少し行くと、休憩所が現れます。丁度この頃になるとお腹がゴロゴロとみんなでトイレを順番に使います。何回か小休止を取りながら上がっていきますが、座っていると初めて野生のタランチュラに出会います。向こうも驚いたようで結構ジャンプをしたのです。動きも8本足を順番に動かして決して早くは無いので、見ていてゾットします。このジャンプで獲物に襲い掛かるようで、襲われては大変と思いそっとその場を離れます。支流の川もどんどん下の方へ見えてそれでだけ我々は登っていていることになるのが分かり、至る所に小さな滝がしたの方にあります。去年はこの辺りは暗くなっていたので、気が付きませんでした。  しばらく行くとプラトゥーンポイントの分岐が出てきますが、迂回路が書いてありました。昨日レンジャーが話していた落石の現場です。言われた通り止まらず、先に進みます、インディアンガーデンに到着します。そこで荷を一時下ろしますが気温は10℃程度です。  誰が呼んだのかと言い出したのですが、ヘリコプターが目の前に突然着陸しました。多分観光用のだと思いますが、これに乗って帰れば一気に帰れるはず!でもとんでもない金額を請求されそうです。  一人アキサンがカラスやリスから荷物を守るために残ってくれて、プラトゥーンポイントまで水だけ持って4人は別行動を取ります。距離にして1.3kmなので大したことないのですが、広大な背景の景色でやたら長く感じます。また日陰のままなので、止まると寒くてなりません。今まで見たことのない景色が目に入ります。このプラトゥーンポイントは崖っぷちにある展望台で、360度どこを見ても広大なグランドキャニオンが見えます。1146m下には今歩いてきたコロラド川などが見ます。よく周りの人を見るとブライトエンジェルより日帰りで来ている健脚な登山者もいました。今回初めてこのポイントに来ましたが、凄いの一言です。ただ崖っぷちとあって風が強いです。飛ばされそうにもなります。ここから落ちたら一溜りもありません。また来た道を戻りますが、せっかく日当に出たのに、また谷に入っていくので日陰に戻り、止まると寒くてたまりません。  インディアンガーデンに着くと、観光用のラバの説明を行っているのが見えました。これで良いので上までと思うほどですが、これまたとんでもない金額を請求されるだろうと想像します。もう既にグレッグは上に上がって、ラバに運んでもらっている荷物を受け取りに行ったそうです。荷物番をしていたアキサンは、我々の顔を遠くで見るなり、歩き始めました。後から聞いたら寒くて仕方がなかったそうで、いつ戻るか、いつ歩いて温まろうかといつでも出発できるように用意をしていたそうです。水場には大きなカラスやリスがウロウロしていたので、本当に助かりました。水は通っており、また水筒を満タンにして、出発しますが、そこは夜には凍結するので少し水を出しっぱなしにするように注意書きが書いていありました。下の方では凍る事まだないのでしょうけど、既にこのインディアンガーデンでは標高も高く、夜には凍るんだと分かります。  おそらくあと6kmぐらいで南リムに着くはずですが、ここからが長いです。途中我々の頼んだ荷物を運んでいるラバのキャラバンに抜かされます。その後、珍しくヒズメなどを見てはいてのですが、凄い埃と排泄物と排尿がそこら中にばらまかれています。仲間のグレッグが、ハロウィンで余ったピーナットバターチョコレートを袋から出してジップロックに一つにまとめたものを持ってきたのを思い出します。疲れた体には美味しいのですが、まるでこの糞そっくりなのです。だれがピーナツウバターを落としたのはと冗談を言って笑います。    南リムから3マイル(4.8km)と1.5マイル(2.4km)の所に休憩所がありようやく着きます。途中道を補修している整備員の方がいらっしゃいましたが、これまた驚きで女性が多いのです。ツルハシや機械も日本に比べるとでかい事でかい事これも驚きました。日々こような方々が直してくれているので我々は安全に登れているので感謝です。 途中で老夫婦が休んでいたので、寄って行って写真を撮ってもらおうと声を掛けたんですが、既に標高が2000mに近い場所で、息がかなりつらく直ぐに言葉が出てきませんでした。自分でも息をするのが精一杯で、お互いに察したのか直ぐに携帯を渡したら笑いながら快く撮ってもらえました。もうこの辺りなるとみんな自分のペースで歩いてバラバラです。お昼ぐらいに五目御飯を食べようと思っていたのに残念です。既に速足組が荷物を下ろして、迎えに来てくれましたが、今回は荷物を渡さず最後まで背負って上がります。    初日、グランドキャニオンを降りた時のルート(南カイバグトレイル)とは違いこっちのルートは二つトンネルがあり、下の方を過ぎたら、上も直ぐです。GPSで見ながらここのコーナーが最後だろうと思って上を見上げると観光客がいるのが見えます。やっと帰ってきました。みんなで写真を撮ったり、ビジターセンターでお土産など買いました。そこで食べるアイスクリームが美味しいそうなのですが、既に14:40と閉まっていて食べられませんでした。来年はきっと食べるようにしようと思いました。 レストランもあったのですが、恒例となっているルート66沿いにあるダイナーに行きます。  そこで、みんな二食分をペロット平らげます。私は、初日にから揚げを食べる夢を見まして、噛んでも硬くて噛み切れずしかも凍って、寒くてたたき起こされたのが頭から離れず、念願のチキンのフライを頂きます。ゆっくりして、これからカリフォルニアに向けて8時間のロングドライブです。家に帰るまで気が抜けません。去年も帰りの車の中から夕焼けを見たことを思い出します。またしばらくすると満月で街灯の無い高速道路には助かります。思っていたより早く家に着くことができましたが、シャワーを浴びてバタンキュウでした。  今回は二回目でかなりどのようにすれば良いか、慣れてきたので楽でした。私の持ってきた日本食は殆ど食べきれたのと、みんなに3食殆ど食べれた事が嬉しかったですね。みんなとも家族の様に扱われ楽しかったです。今年も抽選でこの時期しか当たらなかったのですが、来年はもっと早めの9月や10月にしようと話して、何故ならば水が停められてしまうのと、早朝の寒さは避けたいからです。日本に帰ってきてから一週間後に彼らの友達がグランドキャニオンに行ったそうですが、既に雪が降ってきたそうです。一週間づれて前倒しで雪が降られたら大変な事になっていたと思います。雪は雪でそれはまた綺麗な風景で魅力は感じますが、キャンプとなると別ですね。本当にに去年に続けてラッキーな事に、このグランドキャニオンに来られて、皆さんに感謝です。来年はどのようなコースをあるくのかワクワクします。  

活動の装備

  • オークリー(Oakley)
    Racing Jacket
  • パーゴワークス(PaaGo WORKS)
    パスファインダー
  • ミレー(MILLET)
    ドライナミック メッシュ NS クルー
  • ミズノ(MIZUNO)
    BIOGEARWomensBG80002ロングタイツレディース(BK-ブラック、S)

メンバー

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