霊仙山（経塚山・山頂・最高点）

本格的な冬になる前に1,000m級の山に登っておきたいという事で訪問。登山前日・前々日の飲み会でも週末の楽しみが頭の中をチラホラします。 週間天気予報では怪しかったお天気も前日には晴れ模様となり、そして当日は天気予報の期待をさらに上回る快晴でした。 初めてのお山だったので余裕を持って行動。行きは時間短縮の為、新大阪-米原は新幹線。新幹線から見る朝焼けと朝靄が期待を膨らませます。 今回は榑ヶ畑コースで登り、柏原駅へ下ります。 まいちゃん号（https://www.city.maibara.lg.jp/kurashi/douro/plan/9281.html）で醒井養鱒場まで。そこから登山口まで約50分歩きます。 登り始めて榑ヶ畑の廃村（石垣や割れた瓦やお茶碗なども残っていました）を通過。倒れた木々には苔が生え、落ち葉も湿っていたり粘土質の登山道だったりで滑りやすい。雰囲気は好きなんだけど、次第に「身体が重い、だるい」と感じるように。汗も異常な程に噴き出してくるし、「これ、さては酒だな…」と連日のアルコールに、割と序盤で後悔しました。（普段はお酒に弱く晩酌もしない私） 今回の私にとっては修行の様な登山ですがやはり景色は気持ちを生き返らせてくれます。ある程度登ると先程までとは一変した乾いた景色のカルスト地形。青い空に白い岩が映えます。そして山頂まで見渡せる開けた景色、これには開放感いっぱいでした。 最後のひと頑張りで山頂に到達。その後最高到達点に移動してご飯にしました。今回もおにぎりとカップラーメン、食後のコーヒーの定番セットです。 霊仙山の山頂や最高到達点からは360°の眺望。琵琶湖と滋賀の街並みはもちろん、反対側のずーっと先には雪帽子をかぶった北アルプスのお山達が。この景色、しばらく眺めてても飽きません。 下山は電車へのアクセスが良い柏原へ。しかしこの道がなかなか。急だったり石たくさん転がってたり狭かったり。途中登りの方々数名とすれ違いましたが、こちらを登りに選ぶ皆様には凄みと尊敬しか感じません。 お酒も抜け下山開始と共にエンジンがかかってきたので、予定より短縮して無事下山。米原から一旦長浜に向かい、温泉と夕食の寄り道をして帰阪しました。 山頂から正面に見えた“伊吹山“。滋賀どころか全国にも名を馳せる「百名山」ですが、霊仙山はその伊吹山にも負けず劣らずの最高のお山でした。また登りたいし、今度は伊吹山から霊仙山を見てみたいとも思います。霊仙山は「花の百名山」らしいので、またお花の時期に再訪ですね。