鉱石山を下山し、まだ午後の雨の予報までに余裕がありそうなので迦葉山に行ってみようかと。 登山口にお寺があるようだ。 巨大なロウソクの標識のある林道に入ろうとするがトラックが出てきてヒヤリとする。 こいつは厄介だ。 一車線の狭路の急坂が延々続く。 宅急便のトラックが黒煙吹きながらノロノロと登っている。 広々とした駐車場に到着。 すぐに準備してると、バスが到着し中から中高年のご婦人が続々と。 あんなのに先行されると面倒だ。 急いで準備して参拝。 御朱印を頂いたが、小規模なお寺で正直あまり賑わってるようには見えず。 アクセス最悪だもんな。 名前は弥勒寺、本堂には観音様、しかし拝殿には大量の天狗のお面。 信仰方向もよくわからない。 などと思ってると登山口もわからない。 うろうろしてるとお堂の裏手にチラッと標識が見えた。 あれか、と、渡り廊下の下を潜り抜け登山道である事を確認する。 やや不明瞭な踏み跡をジグザグに登る。 倒木を避けて更に傾斜の増す道。 これがえらくキツイ。 やがて巨石がそびえ立つ。 鳳凰の地蔵岳、金峰山のようだ。 近付いてみると三徳山を模したようなお堂があるがかなり朽ちている。 岩壁に大きな亀裂があり鎖が下がっている。 これを?登れと? 垂直ではないが荒いチムニー、足場はある感じだが上が見えない。 頑張れば行けなくもない。 どうしよう。 うん。 やめよう。 死んで悲しむ人は少ないが、この後もまだまだ行くべき山が控えている。 興味本位で買った方向性の違うエロ本とか遺品整理されたくないし。 先日の高岩みたいに最初の一歩で諦めると言うより最初から諦めよう。 めんどくさいので左手に迂回する。 和尚台?どこが和尚台なのかわからないが、巨石を周り込んでも鎖の登った先からどこに下りてくるのか不明だ。 とりあえず進む。 ひたすらキツイ急登が続く。 実際の時間以上に長く感じる。 こりゃ夏場は無理だ。 雨が降る前に、しかし急げない。 やがて山頂付近の台地に出る。 大きな石碑の脇を通り尾根道を少し進むと狭い山頂に到着する。 雨雲がかかり展望はいまいち。 一休み。 すぐに下山する。 当たり前だが登りが急だと下りもキツイ。 落ち葉がいちいち滑る。 紅葉はさぞかし綺麗だっただろう。 その落ち葉が悪さする。 ズルズル滑りつつ下山する。 ヤマップにルートが無いので、来た道をそのまま戻るだけ。 誰にも会わずお寺に到着。 駐車場に戻る。 あの林道、対向車とか嫌だなと思ったら下り専用道路があったし。 スムーズに下り、沼田市内へ。 やはり山の後は、塩分・糖分・たんぱく質、そして温まるラーメンが一番だ。 味噌ラーメンあさひやで食う。 店を出ると予報通り雨が降っていた。 おっと、ついでに御朱印だ。 沼田の御朱印と言えば観音寺。 先月も来たが紅葉が丁度きていた。 11月限定を拝領。 可愛い手書き、まぁいいか気にしない、と、なかなか深い御言葉です。 帰り道。 道の駅川場に立ち寄る。 何度か通過したが土日はいつも大混雑していて敬遠していた所だ。 ちょっとした駐車場に停め売店を見る。 いや、きっと敷地の奥にも色々あるのかもしれないが、ちょっと寄るだけ。 小さな売店、お菓子やオモチャなど余計は物は無く地元産野菜などが中心。 乾燥りんごと米を購入。 これにて群馬百名山、残り4。 あとは来年以降。 一応今年のシメとしては面白い山でした。
鉱石山からの林道
迦葉山の林道
弥勒護国寺の駐車場
龍華院弥勒護国寺
参拝する
御朱印
登山口だった
登山道
きつい坂
和尚台の岩峰
チムニーの鎖場、やめた
残雪現れる
山頂付近
山頂手前
山頂
展望
下山する。
下山中
弥勒護国寺到着
駐車場
帰りの林道
味噌ラーメン
観音寺11月の御朱印
道の駅川場
この活動日記で通ったコース
弥勒寺-迦葉山 往復コース
- 02:10
- 2.2 km
- 416 m
- コース定数 8