活動データ
タイム
15:41
距離
22.6km
のぼり
2403m
くだり
2401m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る雪の便りがちらほら届き、どこかで雪山テント泊をしたいと思い、手ごろな燕岳にしました、今週で燕山荘も小屋じまいで中房温泉までの道も通行止めになるのと、なにより天気が良くなりそうな気圧配置シベリア高気圧に覆われて寒いけど「どっぴーかん」の気配 予想通りの天気となり大天井岳ピストンを決行したのですが、何のかんので2時間ほど予定が遅れて燕山荘テント場をスタート、小屋番の人に誰も行ってないのでトレースも無いだろうしカリカリですから気を付けてと言われましたが全くその通りでした。 稜線は全く問題ない気持ちの良い雪上歩きです、大天井取りつきから全く様相は変わります。 登りはまだ蹴りこんでアイゼンを効かせながら登れますが、下りは慎重に足を運ばないと滑落の危険性大でした、見た目には同じ雪面に見えますが、モナカ状に表面だけ固い所では足を取られて転倒すればそのまま滑落の危険、急斜面のトラバースで足を着いた瞬間にアイゼンの歯が立たず転倒して滑落の寸前にどちらもピッケルに救われましたが運が良かっただけでした、ピッケルが掛からなかったらと考えるとぞっとします。 ”大天井岳に直近で行かれる方は十分気を付けてください”アイゼンとピッケルが使える方なら問題ありませんが初心者向きではありません。 大天井岳の下りを無事に終えて、帰り道夕陽の稜線を歩いていると美しさに立ち止まります、夕暮れは待ってくれませんが、緊張で疲れ切った体ですのでのんびり帰りました、あの下りに比べれば暗い稜線上の方が安全です。 テントに戻り夜ご飯を貪り、夜空を眺めます寒いので寝袋に入って芋虫状態でゴロゴロしてましたが気温は-15℃くらいまで下がり、玉うどんが冷凍うどんになってました。 ホットウイスキーで体を温めて眠りにつき、日の出前に起きて、日の出の燕岳山頂に向かいます、 人の気配がなかったので一人かと思ったら先客さんがカメラ構えてます、そりゃこの天気だもんね。 素晴らしい景色を堪能して、撤収です、日が出てくると暖かい、太陽さん偉大です。 外で朝食を摂って帰ります、素晴らしい天気と景色をありがとうでした。
動画
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