初心者向けテント泊山行(坊ガツル・大船山)

2019.10.05(土) 2 DAYS

活動詳細

すべて見る

コース・タイム ・10/5(土) 晴れ    長者原9:51 → 12:05坊ガツル (テント設営)    坊ガツル13:00 → 14:42 大船山 14:53 → 16:07 坊ガツル     ※坊ガツル~大船山は、Y・F・Mの3名で実施。 ・10/6(日) 雨時々くもり    坊ガツル 9:04 → 11:19 長者原 今春に「山に登ってみたい」と心立って以来、北九州の低山しか知らなかった私にとって、この講習で経験したことは、すべてが初めてで新鮮でした。 まず荷物からです。私は山行計画書に記載されていた個人装備のみを35リットルに入れていったため、分担する全体の装備を少ししか詰められませんでした。みんなで分担して担いで登るという意識が欠けていたと思いました。少ないながらも自分では初めての大荷物を背負っての山歩きでした。きつくもありましたが、森深くに差し込む日光のなか、岩に生したコケや小さくて可憐な花を見て歩く時間はとても気持ち良いものでした。雨ケ池に出れば一面ススキがたなびいており、いろんな景色を楽しむことができました。 大船山登山は一番の思い出です。自分から「登りたい」と言っておきながら、こんなにきつい道が続くのか…と、途中愕然としてしまうほど、きつかったです。すぐに息が上がってしまい、何度も足を止めてしまいました。そのたび、呼吸が落ち着くのを待ってもらい、呼吸法や歩き方などアドバイスをいただき、励ましてもらい、やっとかっと、登頂できました。一人だったら、もう無理!と、きっと途中で音を上げていたと思います。それでも登れたのは、一緒に登ってくださったYさん、Mさんのおかげだと、本当に感謝です。大船山の山頂からの眺望と、それを目にした時の感動は、これからも忘れることはないと思います。 肝心のテントや食事の準備は、今回申し訳ないくらいお手伝いできませんでした。テントは、手際のよい皆さんの横でウロウロしていたら、あれよあれよという間に設営が終わり、食事も、大船山から下山すると、OさんとAさんがすべて準備してくださっていました。山の食事とは思えないくらいのご馳走と、楽しいお話で、疲れも一気に取れました。次回は、もう少しお役に立ちたいと思います。 みんなで夕食を囲んでいるときにYさんがおっしゃった、「山の仲間っていうのは、ほかの人間関係と違うんだよ!」という言葉が印象的でした。おそらく、その意味の本当のところも分かっていないと思いますが、全員で荷物を分担して背負い、同じ釜の飯を食し、全行程を共にする「仲間」はきっと特別なものになるに違いないな、と思いました。リーダーのYさんをはじめ、皆さんのサポートがあって、楽しく、充実した二日間の講習を終えることができました。貴重な体験をありがとうございました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。