活動データ
タイム
04:23
距離
5.3km
のぼり
631m
くだり
630m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る以前、高千穂峰に登ったことを母に話した。山には全く興味ない、むしろ山登りする人の神経がわからないと思っている母が高千穂峰にはえらい食いついてきた。 どうやら、高千穂峰の山頂に刺さっている逆鉾はその昔、天照大御神の父母が日本に降り立ったときに突き刺した代物でそれを誰が刺したか今でも不明であり、神々の神話の一部になっているだか(興味ないのでうろ覚え とにかく神社巡りが大好きだから逆鉾見たい‼️→高千穂峰登る‼️という流れ。 かなり心配しながらスタート。第一ポイントまでで既に5回は休んでるよ?大丈夫か、母? 第一ポイントで「やっと着いた〜(´・ω・`)」着いてないからね? そして、いよいよガレ場を見上げて一言。「これは無理かもしれない(´・ω・`)」諦めるのが早い。流石、我が母。 小さい5歳位の男の子が目の前を通り過ぎ、走っていく姿を刮目し、奮い立った模様。頑張るらしい。20メートル進んで休むの繰り返し。 それだけ休んで逆に疲れないか母よ。 やっとガレ場を超えると聳え立つ木の棒を逆鉾と言い張る。よほどもう登りたくないようだ。なんとか褒めて褒めて奮い立たせ社がある御鉢まで誘導。 母といると何故か道ゆく人々に声をかけられ、その度に登山は2回目だとドヤ顔で自慢する母。(以前登った地元の保育園児でも登れる文殊山をカウントしている模様 そして、なんとか到着したね、良かったね。 高千穂峰までのルートを見上げ、「もう無理(´・ω・`)」と言うが、あと15分だよと嘘を吐き、30分以上かけて登頂。 逆鉾を見た母が一言。「逆鉾はどこ?」 目の前にあるではないか。 「嘘だぁ、テレビで見たときは5メートルくらいあったもん‼️(´;Д;`)」 うんうん、テレビマジックだねぇ。 逆鉾を見た時の、虚な目をした母を生涯私は忘れないでしょう。でも、登らないとわからないことだったからと前向きに帰っていきましたとさ。 まさか、登頂出来るとは思っていなかったよ。頑張りましたね、お母ちゃん。 ※母の服装は私の登山服の余り物なのでセンスについてはご容赦くださいw
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