活動データ
タイム
05:50
距離
13.6km
のぼり
1271m
くだり
1271m
活動詳細
すべて見る人形山に行こうと思ったのは、ちょっと前に大笠山に行った時、ブナオ峠の駐車場で北海道から来ている初老の夫婦が次は人形山に行くので、登山道までの道路状況を聞いてきて、行ったことないのにヤマップレポを見ていたので大丈夫ですよと答えてしまったからで、やはり早々に行っとかないと、ということからです。 行くにあたってちょっと調べると、人形山は、悲劇の姉妹伝説や白山の泰澄大師が人形山の山頂に白山宮を建立したなどの歴史があるそうです。麓の平村は名の通り平家の落人が住み着いた村であり、加賀前田藩時代には流刑の地とされて、流人お小夜のロミオとジュリエットのような悲劇があったり、今は世界遺産五箇山合掌造りの場所として注目されていますが、山深い場所だけに抱える歴史は切ないものばかりです。 今回は割と短い山歩きになりそうなので、ハンディとして重いグリルスタンドを担ぎ、優雅な感じで山頂飯と洒落込むつもりで行きました。しかし登山道は湿った落ち葉と粘土質、ブナの根っ子、途中から雪が出てきて終止罰ゲームのように滑る感じでした。天気はずうっと雲の中を歩いている感じて、人形山と三ヶ辻山との分岐でやっと少し雲が切れ、時たま稜線がいい感じで見えたり隠れたり、でも期待された笈ヶ岳や大笠山は見えなかったです。山頂は凄く寒かったので優雅にはならずに山飯を作って食べてさっさと帰ったのでした。
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