三股登山口から蝶ヶ岳

2016.09.27(火) 日帰り

活動データ

タイム

12:56

距離

12.5km

のぼり

1635m

くだり

1639m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 56
休憩時間
1 時間 8
距離
12.5 km
のぼり / くだり
1635 / 1639 m

活動詳細

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前回の登山はリタイアしたのでリベンジも考えましたが、天気を考慮して蝶ヶ岳に行って来ました。 三股登山口から蝶ヶ岳へは、初心者にもオススメのルートとなっています。 確かに危険箇所はほぼ無く、とても良く整備された道が続きますが、高低差は1400m程有りとにかく距離が長い(-。-; 体力に自信がない方には、あまりオススメ出来ないかなぁ〜といった感じです。 私も久々の登山に張り切って登り始めましたが、ブランクをイヤと言うほど感じた登山となりました。 ゴジラの木を過ぎてから程なく90度に曲がるとそこから若干の急登がまめうち平まで続きます。 登り始めて間もなくなのでそれほど急坂には感じないのですが、帰りは辛かったですね〜。 まめうち平からは一旦下り、その後は緩やかな登りが蝶沢まで続きます。 蝶沢を渡ると登山道の雰囲気が変わり、岩ゴロの急登になります。急登と言っても今までの道より急になる程度なんですが、大滝山分岐点までこれが続きとにかく長い❕❕ この箇所で他の方々もきつそうにされてました。その上、樹林帯が大滝山分岐点まで続くので精神的にもキツイかも。 山と高原地図もYAMAP地図も大滝山分岐点から稜線に乗るまでのタイムを10分と記載してますが、そこまでの疲労も重なってか10分では到着出来ないかなぁ〜といった感じです。 私達もコースタイムを10分程オーバーしてやっと稜線に乗る事が出来ました。 そこまでの辛い道のりの影響もあったのかもしれませんが、穂高連峰が眼前にいきなり現れた時には思わず泣いてしまいました。 本当に絶景でした。 それまでの疲労も一気に飛びました。 稜線上の風はとても強く普段でしたら直ぐにでも小屋に入る状況でしたが、ただただ涙しながら穂高の山々を見つめていました。 その時点では「こんなに苦労しても、この景色が見れるのなら」なんて思いましたが、下山時にはそんな気持ちは泡の如く消えいりました。 どなたかの蝶ヶ岳ブログにて「行きが辛ければその分帰りはもっとキツイ」と書かれてましたが、全くその通りでした。 膝が笑うとはこの事か‼︎と言う事態に陥りました>_< 頭では「足を前に出さなきゃ」って思っているのに足が言う事を全く聞いてくれない感じ。 そのため、体を前傾して足をその勢いでなんとか動かす感じでした。 当然、コースタイム通りには全く進めず、90度直角の急登終了地点でヘッドライトを点ける下山となってしまいました。 疲れていると幻影を見てしまうのか、驚くことも多々ありました。真っ暗闇の樹林帯は本当に怖かったです。 己の力量を考えずに登山する事の怖さを感じた日でした。 あの景色をもう一度見るために、コツコツと山を登っていこうと思います。

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