ビバークもよぎった海谷駒ヶ岳・鬼ヶ面山

2019.11.10(日) 日帰り

11月10日の山レポです…(^-^; 新潟県糸魚川市にある海谷山塊の破線ルートを歩いてきました! 全国的に晴れ模様だったのになぜかこの山域だけは終日すっきりしない天気。 前夜から降り続いた雨は上部では降雪となっており、濡れた落ち葉と粘土質の道は滑りまくり、おまけに3日前に梯子が撤去されていたので、ただでさえ上級者コースの難易度がさらに悪路バティックでアスレチックなコースになっていました! まぁ我々二人だけでしたらまず完歩できない(そもそも足を踏み入れない)ルートでしたが、会長やベテランメンバーさんのお陰で学びも多く達成感に満ちた山行になりました! ちなみに、こんな時期の破線ルート、自分は誰にも会わなかったのですが、先行していた会長達は山頂でさらに先行していたパーティーに遭遇したとのこと。後にそのパーティーの方たちが皆さんヤマッパーの方だと知りました♪皆さん凄過ぎ!!

海谷三峡パークから出発です!

海谷三峡パークから出発です!

海谷三峡パークから出発です!

歩き始めは雨に濡れた落ち葉を踏みしめて

歩き始めは雨に濡れた落ち葉を踏みしめて

歩き始めは雨に濡れた落ち葉を踏みしめて

雪害からハシゴを守るために3日前に撤去したとのこと…(^-^;

雪害からハシゴを守るために3日前に撤去したとのこと…(^-^;

雪害からハシゴを守るために3日前に撤去したとのこと…(^-^;

ということで本来はハシゴが掛かっているこんな岩壁を補助用のトラロープに全体重を預け(ざるをえない)て登ります…(^-^;

ということで本来はハシゴが掛かっているこんな岩壁を補助用のトラロープに全体重を預け(ざるをえない)て登ります…(^-^;

ということで本来はハシゴが掛かっているこんな岩壁を補助用のトラロープに全体重を預け(ざるをえない)て登ります…(^-^;

次から次に現れる岩壁とロープ場!苔むし濡れた岩肌に落ち葉も着き滑りまくり…(>_<)
ここも本来はハシゴが設置されています

次から次に現れる岩壁とロープ場!苔むし濡れた岩肌に落ち葉も着き滑りまくり…(>_<) ここも本来はハシゴが設置されています

次から次に現れる岩壁とロープ場!苔むし濡れた岩肌に落ち葉も着き滑りまくり…(>_<) ここも本来はハシゴが設置されています

四つ足歩行で登る急坂とロープ場を繰り返しなんとか一座目の駒ヶ岳に到着!ガースーで展望なし!
次の鬼ヶ面山に期待!

四つ足歩行で登る急坂とロープ場を繰り返しなんとか一座目の駒ヶ岳に到着!ガースーで展望なし! 次の鬼ヶ面山に期待!

四つ足歩行で登る急坂とロープ場を繰り返しなんとか一座目の駒ヶ岳に到着!ガースーで展望なし! 次の鬼ヶ面山に期待!

雪の下のなめこちゃん

雪の下のなめこちゃん

雪の下のなめこちゃん

下りも滑りまくり

下りも滑りまくり

下りも滑りまくり

神経使います

神経使います

神経使います

駒ヶ岳からの縦走路が突然途切れ絶壁の上に出る。この断崖の下降がなかなかスリリングでした。
はっきり言って高度感は別にして難易度はジャンや大キレットより高いと思います!

駒ヶ岳からの縦走路が突然途切れ絶壁の上に出る。この断崖の下降がなかなかスリリングでした。 はっきり言って高度感は別にして難易度はジャンや大キレットより高いと思います!

駒ヶ岳からの縦走路が突然途切れ絶壁の上に出る。この断崖の下降がなかなかスリリングでした。 はっきり言って高度感は別にして難易度はジャンや大キレットより高いと思います!

キレッキレの細尾根

キレッキレの細尾根

キレッキレの細尾根

鬼ヶ面山山頂直下

鬼ヶ面山山頂直下

鬼ヶ面山山頂直下

鬼ヶ面山登頂!

鬼ヶ面山登頂!

鬼ヶ面山登頂!

またまたガースーで展望はなし
苦労して登ったのにオニオコです!

またまたガースーで展望はなし 苦労して登ったのにオニオコです!

またまたガースーで展望はなし 苦労して登ったのにオニオコです!

本来は雨飾山から焼山への稜線が眼前に迫り、妙高、火打、白馬など名峰が一望できるはずでした
せめてものブロッケン現象…

本来は雨飾山から焼山への稜線が眼前に迫り、妙高、火打、白馬など名峰が一望できるはずでした せめてものブロッケン現象…

本来は雨飾山から焼山への稜線が眼前に迫り、妙高、火打、白馬など名峰が一望できるはずでした せめてものブロッケン現象…

海谷渓谷へ急峻な斜面を下ります
ここはフィックスロープも少なく立ち木を掴みながら下降するも滑りまくり

海谷渓谷へ急峻な斜面を下ります ここはフィックスロープも少なく立ち木を掴みながら下降するも滑りまくり

海谷渓谷へ急峻な斜面を下ります ここはフィックスロープも少なく立ち木を掴みながら下降するも滑りまくり

時には倒れたブナの大木に倒れ行く手を阻まれたりと疲労困憊でした

時には倒れたブナの大木に倒れ行く手を阻まれたりと疲労困憊でした

時には倒れたブナの大木に倒れ行く手を阻まれたりと疲労困憊でした

もう笑うしかない!

もう笑うしかない!

もう笑うしかない!

でもこんなお宝が!
トゥルトゥルのやつ♪

でもこんなお宝が! トゥルトゥルのやつ♪

でもこんなお宝が! トゥルトゥルのやつ♪

パフパフのやつ♪

パフパフのやつ♪

パフパフのやつ♪

高度を下げるにつれ木々も色づいてきました♪

高度を下げるにつれ木々も色づいてきました♪

高度を下げるにつれ木々も色づいてきました♪

油断できない急斜面も色付いた紅葉に癒されます

油断できない急斜面も色付いた紅葉に癒されます

油断できない急斜面も色付いた紅葉に癒されます

天候もようやく回復
大迫力の海谷渓谷の全容が見えてきました

天候もようやく回復 大迫力の海谷渓谷の全容が見えてきました

天候もようやく回復 大迫力の海谷渓谷の全容が見えてきました

「越後の上高地」と呼ばれる絶壁が迫る海谷渓谷(732高地)に降りてきました

「越後の上高地」と呼ばれる絶壁が迫る海谷渓谷(732高地)に降りてきました

「越後の上高地」と呼ばれる絶壁が迫る海谷渓谷(732高地)に降りてきました

渓谷で遅めの昼食タイム。
富山の鱒寿司に福井の鯖寿司、そして揚げ豆腐とどれも美味でした♪
(運転の私はご褒ビールを我慢!)

渓谷で遅めの昼食タイム。 富山の鱒寿司に福井の鯖寿司、そして揚げ豆腐とどれも美味でした♪ (運転の私はご褒ビールを我慢!)

渓谷で遅めの昼食タイム。 富山の鱒寿司に福井の鯖寿司、そして揚げ豆腐とどれも美味でした♪ (運転の私はご褒ビールを我慢!)

昼食後は沢沿いを行きます

昼食後は沢沿いを行きます

昼食後は沢沿いを行きます

破線ルートに親切な渡渉ポイントなんてありません!
適当なところで渡渉!

破線ルートに親切な渡渉ポイントなんてありません! 適当なところで渡渉!

破線ルートに親切な渡渉ポイントなんてありません! 適当なところで渡渉!

こんな渡渉を数回繰り返し

こんな渡渉を数回繰り返し

こんな渡渉を数回繰り返し

渓谷から峡谷に雰囲気が変わります

渓谷から峡谷に雰囲気が変わります

渓谷から峡谷に雰囲気が変わります

大きな岩がゴロゴロのここが最後の核心部!
激流の合間を縫って左岸に渡らないと帰れません!

大きな岩がゴロゴロのここが最後の核心部! 激流の合間を縫って左岸に渡らないと帰れません!

大きな岩がゴロゴロのここが最後の核心部! 激流の合間を縫って左岸に渡らないと帰れません!

ベテランメンバーにサポートされる相方

ベテランメンバーにサポートされる相方

ベテランメンバーにサポートされる相方

緊張の場面を劇画チックに激写!
(偶然の産物…笑)

緊張の場面を劇画チックに激写! (偶然の産物…笑)

緊張の場面を劇画チックに激写! (偶然の産物…笑)

左岸までもう少しのところが急斜面でさらに下は激流
会長にザイルを張って頂く

左岸までもう少しのところが急斜面でさらに下は激流 会長にザイルを張って頂く

左岸までもう少しのところが急斜面でさらに下は激流 会長にザイルを張って頂く

トップでベテランさんが下降
他のメンバーも続き無事対岸へ渡ることができました!

トップでベテランさんが下降 他のメンバーも続き無事対岸へ渡ることができました!

トップでベテランさんが下降 他のメンバーも続き無事対岸へ渡ることができました!

ところが苦労して渡った左岸も大きな岩が行くてを塞いでおり、高巻きも困難で、これはいよいよビバークかとよぎったが、岩と岩の間に小さな隙間を発見!ザックを脱ぎなんとか全員通過!

ところが苦労して渡った左岸も大きな岩が行くてを塞いでおり、高巻きも困難で、これはいよいよビバークかとよぎったが、岩と岩の間に小さな隙間を発見!ザックを脱ぎなんとか全員通過!

ところが苦労して渡った左岸も大きな岩が行くてを塞いでおり、高巻きも困難で、これはいよいよビバークかとよぎったが、岩と岩の間に小さな隙間を発見!ザックを脱ぎなんとか全員通過!

最後にまたハシゴを下り左岸の登山道に合流!

最後にまたハシゴを下り左岸の登山道に合流!

最後にまたハシゴを下り左岸の登山道に合流!

ヘッデンの灯りを頼りに下山。このアルミの橋も外されていたらもう一苦労あったとか(^-^;

ヘッデンの灯りを頼りに下山。このアルミの橋も外されていたらもう一苦労あったとか(^-^;

ヘッデンの灯りを頼りに下山。このアルミの橋も外されていたらもう一苦労あったとか(^-^;

すっかり日が暮れてしまいましたが無事下山!
我々二人だけでしたら完全にビバークしてましたが、会長たちのお陰で最後まで安心して歩くことができました!
悪条件で歩き抜いた破線ルートは気づき、学び多き山行となりました!同行メンバーに感謝!!

すっかり日が暮れてしまいましたが無事下山! 我々二人だけでしたら完全にビバークしてましたが、会長たちのお陰で最後まで安心して歩くことができました! 悪条件で歩き抜いた破線ルートは気づき、学び多き山行となりました!同行メンバーに感謝!!

すっかり日が暮れてしまいましたが無事下山! 我々二人だけでしたら完全にビバークしてましたが、会長たちのお陰で最後まで安心して歩くことができました! 悪条件で歩き抜いた破線ルートは気づき、学び多き山行となりました!同行メンバーに感謝!!

海谷三峡パークから出発です!

歩き始めは雨に濡れた落ち葉を踏みしめて

雪害からハシゴを守るために3日前に撤去したとのこと…(^-^;

ということで本来はハシゴが掛かっているこんな岩壁を補助用のトラロープに全体重を預け(ざるをえない)て登ります…(^-^;

次から次に現れる岩壁とロープ場!苔むし濡れた岩肌に落ち葉も着き滑りまくり…(>_<) ここも本来はハシゴが設置されています

四つ足歩行で登る急坂とロープ場を繰り返しなんとか一座目の駒ヶ岳に到着!ガースーで展望なし! 次の鬼ヶ面山に期待!

雪の下のなめこちゃん

下りも滑りまくり

神経使います

駒ヶ岳からの縦走路が突然途切れ絶壁の上に出る。この断崖の下降がなかなかスリリングでした。 はっきり言って高度感は別にして難易度はジャンや大キレットより高いと思います!

キレッキレの細尾根

鬼ヶ面山山頂直下

鬼ヶ面山登頂!

またまたガースーで展望はなし 苦労して登ったのにオニオコです!

本来は雨飾山から焼山への稜線が眼前に迫り、妙高、火打、白馬など名峰が一望できるはずでした せめてものブロッケン現象…

海谷渓谷へ急峻な斜面を下ります ここはフィックスロープも少なく立ち木を掴みながら下降するも滑りまくり

時には倒れたブナの大木に倒れ行く手を阻まれたりと疲労困憊でした

もう笑うしかない!

でもこんなお宝が! トゥルトゥルのやつ♪

パフパフのやつ♪

高度を下げるにつれ木々も色づいてきました♪

油断できない急斜面も色付いた紅葉に癒されます

天候もようやく回復 大迫力の海谷渓谷の全容が見えてきました

「越後の上高地」と呼ばれる絶壁が迫る海谷渓谷(732高地)に降りてきました

渓谷で遅めの昼食タイム。 富山の鱒寿司に福井の鯖寿司、そして揚げ豆腐とどれも美味でした♪ (運転の私はご褒ビールを我慢!)

昼食後は沢沿いを行きます

破線ルートに親切な渡渉ポイントなんてありません! 適当なところで渡渉!

こんな渡渉を数回繰り返し

渓谷から峡谷に雰囲気が変わります

大きな岩がゴロゴロのここが最後の核心部! 激流の合間を縫って左岸に渡らないと帰れません!

ベテランメンバーにサポートされる相方

緊張の場面を劇画チックに激写! (偶然の産物…笑)

左岸までもう少しのところが急斜面でさらに下は激流 会長にザイルを張って頂く

トップでベテランさんが下降 他のメンバーも続き無事対岸へ渡ることができました!

ところが苦労して渡った左岸も大きな岩が行くてを塞いでおり、高巻きも困難で、これはいよいよビバークかとよぎったが、岩と岩の間に小さな隙間を発見!ザックを脱ぎなんとか全員通過!

最後にまたハシゴを下り左岸の登山道に合流!

ヘッデンの灯りを頼りに下山。このアルミの橋も外されていたらもう一苦労あったとか(^-^;

すっかり日が暮れてしまいましたが無事下山! 我々二人だけでしたら完全にビバークしてましたが、会長たちのお陰で最後まで安心して歩くことができました! 悪条件で歩き抜いた破線ルートは気づき、学び多き山行となりました!同行メンバーに感謝!!