活動データ
タイム
06:00
距離
0m
のぼり
0m
くだり
0m
活動詳細
すべて見る2016年5月に行った檜岳(ひのきだっか)山稜と玄倉(くろくら)林道ですが、これをアップした2019年11月時点では通行できない道もあります。 ■林道の情報:http://www.pref.kanagawa.jp/docs/m2g/cnt/f417344/kurokurarindoh_closed.html ※玄倉林道だけでなく秦野峠林道も通行止めと書かれている(2019/11時点) ■寄沢ルートの情報:http://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4y/02yama/kouen_kouenhodou/20191018_tozandou_yadorikiyusin_stop.html ※寄沢沿いのルートは通行止め(2019/11時点) --- このルートを歩いたのは新緑の5月中旬だったので、まだ暑くなく1000mを超える稜線上は風が程よい冷たさで心地よかったです。 寄(やどりき)でバスを降りてから登山口までは舗装された林道をひたすら2時間かけて歩きます。早めの時間帯だったこともあり、林道開始から檜岳を過ぎるまでは他に登山者や自転車の通行が一切なくクマとの遭遇が怖かったのでずっと鈴を鳴らしていました。 檜岳山稜はアプローチの悪さのせいか通行人が多くないようで、所々道が不明瞭であり特に草の生い茂る夏場は要注意でしょう。 ただ、稜線はアップダウンも少なく静かに歩きたい人にはお勧めです。一部は植林帯ですが、ブナやヒメシャラ、ツツジなどの生える自然林は非常に気持ちよかったです。 山名の付けられた伊勢沢ノ頭、檜岳、雨山の3ピークを通過して雨山峠に至り、雨山峠からは北東の茅ノ木棚沢ノ頭を経て鍋割山へ向かうコースと、南東の寄沢沿いの道を下って寄に戻るコース、西側の雨山沿いの道を通って玄倉林道に下るコースがあるように選択肢は豊富ですが、今回は玄倉林道側に下山するコースを選択しました。 玄倉林道までは、雨山沢沿いの高度感のあるトラバースで木橋や桟道が多くやや危険な道でした。玄倉林道の雨山橋付近に降り立ちますが、そこから北東に少し行けば休業中のユーシンロッジという山小屋や、更にそこから1時間弱歩くと”ユーシンブルー”で有名な熊木ダムがあります。 登山地図だと玄倉バス停まで3時間弱と書かれていたので時間を考慮してこの時は寄りませんでしたが、後に落石により2022年ぐらいまで通行止めになってしまったので行っておけばよかったとちょっと後悔しています。 それでも、雨山橋と同角沢出合の間にある玄倉ダム付近ではユーシンブルーを見ることができました。長くなるのでここでは詳しく書きませんが、丹沢山地の生い立ちにも由来する石英閃緑岩という白い岩の多いエリアなので川底には白い砂や小石が堆積しているために波長の短い光が透過反射して青く見えるとのことです。このような現象は石灰岩の多い地域では見られますが、石英閃緑岩は白米に黒ゴマをちりばめたような見た目で、石灰岩ともちょっと異なる白さ故に水面の色も独特なものなのだろうと思われます。(秩父の長瀞あたりだと青というよりは緑に近いです) 林道が復旧したら今度は熊木ダムは然ることながら、尊仏ノ土平まで林道を進み、そこから塔ノ岳に上るルートを辿ってみたいと思います。(塔ノ岳山頂から見下ろす白い河原がいつも気になっていたので) ---- 寄バス停 発 :7:20 ※新松田駅からバス 林道秦野峠 :8:55 秦野峠 :9:21 伊勢沢ノ頭 :10:07 檜岳 :10:28 雨山 :10:55 雨山峠 :11:20 雨山橋(玄倉林道) :11:50 境隧道 :12:37 玄倉バス停 着 :13:25 ※新松田駅までバス
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