晩秋の白神岳へ

白神岳に登って来ました。 真昼岳へ登る予定が、一緒に行く筈の二人が相継いでリタイアしたので変更して、この秋に行きそびれていた白神岳が時期的にラストチャンスなので行くことにしました。 早朝に家を出て八森の辺りで明るくなって来ました。車から見えた白神岳は山頂付近がうっすらと白くなっていました。 登山口には車が4台程で、みなさん準備中、７時半頃にスタートしました。蟶山コースを行きます。このコースは春にも登ったことがあり今回で二度目です。最後の水場の先に急登がありますが特に問題なし。蟶山分岐を過ぎた辺りから白いものがちらほらと。見えてきた山頂は雪化粧していて若干ガスっていました。だいたい予定通りで４時間くらいで山頂に到着。改装された避難小屋に入ります。木の香りがなんとも快適でした。３階に上がって能代から来たという40代の兄さんとお昼ご飯を食べながら楽しく談笑していたらtomoさんがお友達と一緒に登って来ました。すぐに気がついて挨拶して少しお話をしました。下るは二股コースを行ってみようということになり以前に下りたことがあるという能代の兄さんを隊長兼ガイドさんにして即席パーティーを組んで4人で下りることにしました。予想以上にハードでした。最初の薮漕ぎがら始まって急登をロープをつたって何回も転びながら下り渡渉箇所では滑ってひっくり返る寸前になりました。登り返しや迷いやすい箇所も何度かあり体力も時間も予想以上に消費してしまい、登山口に着いたのは５時で真っ暗になっていました。ソロだったら心折れてたかも？初めて出会ったばかりの4人なのに全員すぐに馴染んでハードなのも全然苦になりませんでした。tomoさん達や能代の兄さんと会えて仲良くなることが出来て、嬉しくて楽しい1日でした。