活動データ
タイム
08:31
距離
18.2km
のぼり
1455m
くだり
1451m
活動詳細
すべて見るかつて、明神平を起点に池木屋山と国見山をつないだ企画のフォローアップ山行です。スタート地点は木梶三滝の遊歩道駐車場。キワラ滝を祀った『木梶不動明王』の鳥居前にマイカーを停めました。 計画書ではセオリー通り「ハッピのタワ」で奈良・三重の県境稜線に乗る予定でした。でも、色々考えて雲ヶ瀬山に立つことに心変わり。バリ・ルートですが、登山届にはオプションとして書きつけてあります。なので、留守宅に関してはOKとしましょう。 稜線に出て南西にルートを取ります。行程の前半は植林がち。でも、雲ヶ瀬山は紅葉の映える美しい山です。南のタワまで下ると掘り込まれた道に出会います。ハッピのタワを経てハンシ山へ。さらに地蔵ノ頭を越えてGO!です。途中、一人の登山者さん。大又から登ってきたようで、僕とは丁度逆コースです。再会を期して別れました。 かつて大和と伊勢を結んだ伊勢辻から、ひと登りで好展望の伊勢辻山、赤ゾレ山に立ちます。ここはまるで日本庭園だね!遠く金剛山、葛城山。その手前が音羽三山と竜門岳。国見山や薊岳、木ノ実ヤ塚が手招きしています。大普賢岳や、遠く日出ヶ岳もくっきりはっきり。振り返れば高見山に兜岳、鎧岳、俱留尊岳、古光山、尼ヶ岳、大洞山、三峰山、局ヶ岳・・・とオールキャスト。 鞍部に降りれば、何とも趣のある硯池。登り返して馬駆ヶ場辻。国見岳へとさらに登り詰める道すがら、迷岳を発見!! しかし、何とも居心地悪かったのは、伊勢辻山でモーター音がどんどん近づいてきたこと。なんと、バイクが二台も!高見峠からやってきたのでしょうか。都会にはない静けさや落着きを求めて山にやってきた僕にとっては、あまりに無粋で、何というか「微妙」すぎました。「山は一体誰のものなのか?」という答えのない問いを、予想もないタイミングで突きつけられた気がします。 気を取り直して国見岳まで往復し、帰り道は馬駆ヶ場辻から西へ。南側の展望はと言うと、こちらも新しい主人公が続々登場。水無山に明神前山、そして桧塚奥峰がアセビの向こうで、その存在を誇示しています。 さらに歩いていると、馬駆ヶ場から先ほどのバイクにまた出会っちゃいます。結局、行程中、同じバイクに三度も出くわすとは。トホホ・・・勘弁してほしいです。 気を取り直して歩くと、朝方会った方に再会です!彼は地元のKB市から。大峰・台高をたっぷり歩き倒す山ライフ・・・全くうらやましい限り。 さて、僕は木梶山へ。ちらっと北東尾根を歩きたい気分にとらわれましたが、ここは冒険しません。計画書にはオプションとして書いてこなかったからさ。さて、木梶林道に降りるとしましょう。 高度を下げると次第に紅葉の色が濃くなってきます。台高の北部縦走路も侮れないね。たっぷり晩秋の山に浸った1日でした。
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