紅葉と八ヶ岳ブルー ~編笠山~

2019.11.09(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 58
休憩時間
2 時間 4
距離
8.1 km
のぼり / くだり
979 / 979 m
3 39
31
2 59

活動詳細

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2019年11月9日(土)  この週末、天気が良さそうなのでどこか見晴らしの良さそうな山に登りたいと思った。 以前より訪ねてみたいと思っていた八ヶ岳の編笠山と権現岳。 このふたつの山を来季グリーンシーズン前に見ておくことができたら、と言うより、その登山口である観音平駐車場と富士見高原スキー場の駐車場がどのようなものか見てみたかった。  八ヶ岳は桜平駐車場、美濃戸の駐車場を利用したことがあるが、どちらもシーズン中は大人気で確保が難しいだけでなく、なかなかのラフロードで数多くすすんで行きたいとは思い難い。 観音平や富士見高原は八ヶ岳の中でも中央高速道路からのアクセスが良さそうで、特に富士見高原スキー場の駐車場は広いという話も聞いている。 編笠山から権現岳も花が多いということなので、大きな期待を持ってのロケハンだ。 ただし、登山のコースタイムを調べると私の脚では編笠山までが限度。 たくさんの人が編笠山~権現岳~三ツ頭を周回しているレポを拝見しているが、私には無理そうだ。  11/9~11/11 で一番天気が良さそうなのが9日(土)だったため、この日に決めたのだが土曜日で観音平の駐車場が確保できるのか。 もしそこに停められなければ富士見高原の駐車場に行ってみようという気持ちで土曜日に出かけた。 幸い6時半ごろの到着で観音平奥の駐車場に余裕で泊められた。  歩いたコースは 観音平駐車場~雲海~押手川~編笠山山頂~青年小屋~編笠山巻き道~押手川~雲海~富士見平へ向かうトレイル~観音平駐車場  雲海辺りからトレイルには大きめの石、岩が現れ、岩ゴロの沢の中を歩くようなトレイルが続くところもあり、踏み外さないよう注意が必要。 また、編笠山山頂から青年小屋への下りは終盤大岩の岩渡りになり(岩飛びくらいの感じも。。。)バランスが悪い私はかなり体力、神経共に消耗。 これは先に巻き道で青年小屋へ向かい、そこから山頂への登りで使った方が良かったかも。  山頂からの景色は富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、そして北に続く八ヶ岳連峰の山々をずらりと眺められ、とても素晴らしかった。  今回は編笠山のみだったが、陽の長いシーズンに早朝から歩いて権現岳まで目指す、もしくは無理せず権現小屋で一泊して周回する、などしてみたいと思った。  下山後、富士見高原スキー場の駐車場も確認したかったので寄ってみるが、富士見平高原スキー場には「八峯苑 鹿の湯」があるのでもちろんそちらも利用させていただく。 こちらは富士見高原リゾートというスキー場、ゴルフ場、グラウンド、ホテルなど広大な施設なので、駐車場もたくさんあるが、登山者用としてゴルフ場手前にあるB-1駐車場が開放されている。 トイレは A-1駐車場の物を利用するらしい。 こちらから登って西岳を回るのも面白そうだ。 「八峯苑 鹿の湯」 https://happoen.jp/hotspa/higaeri.html

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 駐車場は2か所。奥の駐車場は余裕だった。6:30グリーンシーズンなら無理だろうな。
駐車場は2か所。奥の駐車場は余裕だった。6:30グリーンシーズンなら無理だろうな。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳)  駐車場からは「雲海」を目指して登るが、2ルートあるうちの尾根沿いを登る。
駐車場からは「雲海」を目指して登るが、2ルートあるうちの尾根沿いを登る。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 茶色くなった葉も見えるが、朝の光にまだ黄葉がきれいだ。
茶色くなった葉も見えるが、朝の光にまだ黄葉がきれいだ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) カラマツも予期せずまだまだとてもきれいで感激!
カラマツも予期せずまだまだとてもきれいで感激!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 登山道には徐々に岩の露出が見えてくる。
登山道には徐々に岩の露出が見えてくる。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳)  「雲海」に到着。 ここで軽く一休み。
「雲海」に到着。 ここで軽く一休み。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 周囲は立ち木で見晴らしは良くないが、富士山の方向が少し開けている。
周囲は立ち木で見晴らしは良くないが、富士山の方向が少し開けている。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 「快晴」予報なのだが、雲海と言うより霞の上に浮いたような富士山。
「快晴」予報なのだが、雲海と言うより霞の上に浮いたような富士山。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 雲海からの登りは更に岩が多くなり登りにくい。
雲海からの登りは更に岩が多くなり登りにくい。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳)  押手川に到着。編笠山山頂に向かう。
押手川に到着。編笠山山頂に向かう。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 涸れ沢の中を歩くような岩渡り急登が続くが、巻き道を行かず朝のうちにこの景色を見るのも悪くはない。
涸れ沢の中を歩くような岩渡り急登が続くが、巻き道を行かず朝のうちにこの景色を見るのも悪くはない。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ハシゴ一か所。
ハシゴ一か所。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 富士山まで開けた。南アルプスは目の前。 今季は何度か向こうからこちらを眺めたが、
今日はこちらからそちらを眺める。
富士山まで開けた。南アルプスは目の前。 今季は何度か向こうからこちらを眺めたが、 今日はこちらからそちらを眺める。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 富士山左手前は茅ヶ岳あたり。
富士山左手前は茅ヶ岳あたり。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ようやく山頂に出そうだ。
ようやく山頂に出そうだ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 編笠山山頂。
小さめのゴロゴロの岩が敷き詰められたような山頂。
気を付けて歩かないと足を載せた瞬間にゴロッと動く岩もある。
編笠山山頂。 小さめのゴロゴロの岩が敷き詰められたような山頂。 気を付けて歩かないと足を載せた瞬間にゴロッと動く岩もある。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 同じように単独で登ってきた方と写真を撮り合う。
同じように単独で登ってきた方と写真を撮り合う。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 八ケ岳の最南端ともいえる場所なので、北の方角に向けてズラッと八ヶ岳の山々が並ぶ。
八ケ岳の最南端ともいえる場所なので、北の方角に向けてズラッと八ヶ岳の山々が並ぶ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 右端が権現岳。 左の鋭い岩峰はギボシ。ギボシの樹林帯から砂れきのような斜面をつづら折りのトレイル。人が登ってるよ。
右端が権現岳。 左の鋭い岩峰はギボシ。ギボシの樹林帯から砂れきのような斜面をつづら折りのトレイル。人が登ってるよ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 左に振ると、右端が赤岳。 左奥に見えるのが横岳。 左端が阿弥陀岳。
左に振ると、右端が赤岳。 左奥に見えるのが横岳。 左端が阿弥陀岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳)  中央の阿弥陀岳左奥に見えているのは天狗岳などだそう。
さらに左奥が北八ヶ岳。 蓼科山の山頂が雲に覆われている。
中央の阿弥陀岳左奥に見えているのは天狗岳などだそう。 さらに左奥が北八ヶ岳。 蓼科山の山頂が雲に覆われている。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) もう少し左、北西方向には隣の西岳。 西岳の奥には車山、霧ケ峰が見える。
その左奥が諏訪湖。 諏訪湖奥右側に穂高連峰、槍ヶ岳の白い峰々。
諏訪湖奥左には乗鞍岳。 さらに左雲が掛かっているのが御嶽山。
もう少し左、北西方向には隣の西岳。 西岳の奥には車山、霧ケ峰が見える。 その左奥が諏訪湖。 諏訪湖奥右側に穂高連峰、槍ヶ岳の白い峰々。 諏訪湖奥左には乗鞍岳。 さらに左雲が掛かっているのが御嶽山。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 南には南アルプスの山々。 
南には南アルプスの山々。 
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) そして富士山。
霞がかってはいるが良い眺めだった。
そして富士山。 霞がかってはいるが良い眺めだった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 北アルプスの方向をもう少し寄せる。 車山の右後ろには美ヶ原。その背後には白馬方面の山々。
北アルプスの方向をもう少し寄せる。 車山の右後ろには美ヶ原。その背後には白馬方面の山々。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 諏訪湖、穂高連峰、槍ヶ岳
諏訪湖、穂高連峰、槍ヶ岳
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 乗鞍岳から穂高連峰
乗鞍岳から穂高連峰
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 中央奥に御嶽山。 その左方向に高いのが木曽駒ケ岳や空木岳あたり。
手前の山には入笠山のスキー場も見える。
八ヶ岳山麓のカラマツが見事だ。
中央奥に御嶽山。 その左方向に高いのが木曽駒ケ岳や空木岳あたり。 手前の山には入笠山のスキー場も見える。 八ヶ岳山麓のカラマツが見事だ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 編笠山山頂の道標。 権現平が登ってきた方向。 青年小屋方面に向かう。
山頂からは富士見高原スキー場へ向かう下山路もある。
編笠山山頂の道標。 権現平が登ってきた方向。 青年小屋方面に向かう。 山頂からは富士見高原スキー場へ向かう下山路もある。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 日影にはこんなに大きな霜柱があった。
日影にはこんなに大きな霜柱があった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ハイマツに囲まれた下山路も急坂だ。
ハイマツに囲まれた下山路も急坂だ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ふと見ると蓼科山の雲が取れてきた。
ふと見ると蓼科山の雲が取れてきた。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ハイマツ帯が終わると急に開けて大岩帯開始。
どこから降りるのかとウロウロすると、進行方向右端に矢印があった。
ハイマツ帯が終わると急に開けて大岩帯開始。 どこから降りるのかとウロウロすると、進行方向右端に矢印があった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 岩渡りと言うか岩飛びというか。 矢印があってもなかなか難解。
足を踏み外したら確実に深い岩の間に落ち込むレベル。
岩渡りと言うか岩飛びというか。 矢印があってもなかなか難解。 足を踏み外したら確実に深い岩の間に落ち込むレベル。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 落ち着いて休み休み進んでいると、美ヶ原の向こうに後立山連峰あたりも見えてきた。
中央双耳峰が鹿島槍ヶ岳だろう。
落ち着いて休み休み進んでいると、美ヶ原の向こうに後立山連峰あたりも見えてきた。 中央双耳峰が鹿島槍ヶ岳だろう。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ヒヤヒヤしながら歩いてようやく青年小屋。
小屋は既に閉めた後なので名物の赤ちょうちんは見られない。 トイレも使用不可。
キャンプサイトや西岳へのトレイルなど確認し、休憩してから巻き道で駐車場へ戻る。
ヒヤヒヤしながら歩いてようやく青年小屋。 小屋は既に閉めた後なので名物の赤ちょうちんは見られない。 トイレも使用不可。 キャンプサイトや西岳へのトレイルなど確認し、休憩してから巻き道で駐車場へ戻る。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 良い色になったゴゼンタチバナやイワカガミの葉。
良い色になったゴゼンタチバナやイワカガミの葉。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) こちらの下りもやっぱり岩が多い。
こちらの下りもやっぱり岩が多い。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 岩の上を歩くのは疲れるなぁ、と思いながら時々止まり紅葉の葉を見上げる。
雲海の分岐まで下り、そのまま朝登ってきた道を下らず「富士見平」の方向へ行ってみた。
岩の上を歩くのは疲れるなぁ、と思いながら時々止まり紅葉の葉を見上げる。 雲海の分岐まで下り、そのまま朝登ってきた道を下らず「富士見平」の方向へ行ってみた。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 足元はササが多い。 時々トレイルが見にくい場所も。
足元はササが多い。 時々トレイルが見にくい場所も。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 見上げると黄葉のカラマツが続く。
見上げると黄葉のカラマツが続く。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 何か赤い実。
何か赤い実。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ここを左に行くと観音平。
このベンチのある場所が富士見平で富士山が見られるかと思ったが、富士見平は更に下った車道(林道)沿いにある展望台のことだった。
ここを左に行くと観音平。 このベンチのある場所が富士見平で富士山が見られるかと思ったが、富士見平は更に下った車道(林道)沿いにある展望台のことだった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 分岐から観音平駐車場へ向かう。 この辺はまだ紅葉もきれいだった。
分岐から観音平駐車場へ向かう。 この辺はまだ紅葉もきれいだった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 観音平駐車場から先ほどのベンチ辺りまでは「遊歩道」ととなっている案内板を見た。
歩きやすく整備されているが、スニーカーくらいは必要。
観音平駐車場から先ほどのベンチ辺りまでは「遊歩道」ととなっている案内板を見た。 歩きやすく整備されているが、スニーカーくらいは必要。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 駐車場を出てすぐのところに富士見平展望台。
夕暮れの南アルプス。
駐車場を出てすぐのところに富士見平展望台。 夕暮れの南アルプス。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 八ケ岳の尾根と茅ヶ岳。
八ケ岳の尾根と茅ヶ岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) うっすらになってしまったが、富士山。
うっすらになってしまったが、富士山。

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