群百 難しき有笠山

2019.11.09(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 5
休憩時間
13
距離
4.1 km
のぼり / くだり
351 / 350 m
16
5
12

活動詳細

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先日は少し手前の十二ヶ岳・小野子山、また別の日は少し先の高間山・王城山に行ったばかり。 また今回も近くに来たので群馬百名山の有笠山に行く事にしよう。 ヤマップに地図が無い。 よくわからないが東西の登山口に駐車スペースはあるようだ。 とりあえず行ってみる。 キャンプ場らしき所に広大な砂利の広場があったので停める。 駐車場なのか何なのか不明。 どうせ周回の予定だし林道の状況も不明だからとりあえずここでいい。 少し進むと分岐点、西側に行くと小さく粗末なキャンプ場がある。 無人なようだ。 ふーん、と眺めると、ハァッ! 突如として古い記憶がブワ~っと甦ってくる。 もう20年近く前、道の駅なんてろくに無かった時代の夜にバイクで一人ここでキャンプした遥かな記憶が甦る。 オートサイト4000円?だったかな、入口で電話して管理人呼び出してバイク一人で夜寝るだけだからと千円にまけてもらった。 ま~だあったのか~と不意に訪れた懐かしの記憶にニヤニヤしながら林道を歩く。 そうか~アレはここだったのか~。 涙がチョチョギレそうだ。 やがて西側の登山口。 車が2台、若者三人が準備している。 登山口の標識があるが藪の林道が手前にあり登山口らしき所が無い。 少し先のゲートを越え進んで行く。 しかし登山口は見当たらない。 やがて先行していた若者達も林道が右に曲がるのはおかしいと気付き立ち止まる。 やはりあの藪の林道なのか、戻る事にする。 西口駐車場に戻り三人組と共に藪の林道をガサガサと進んで行く。 変な鋭いトゲのある草がいちいち刺さる。 しかしどうも藪すぎる。 三人組も地図を眺め、どうやら登山道は隣の尾根がそうらしい。 仕方ない、どうせ上で合うだろうからそのまま進むことにする。 やがて立派な東屋が現れる。 何故こんな所に? 三人組はここで休憩、別れて進む。 ちゃんとした登山道になった。 少し登ると石門がある。 暗い森の急坂を登り、やがて大きな岩壁が現れる。 よく見ると上の方に鎖がチョロッと数本下がってるのが見える。 さっきの三人組もクライマーぽかった。 ここでやるのかな。 落ち葉サクサク登って行くと周回分岐点。 山頂へ進む。 更に登って行くと突然、山頂の標識。 おかしいな、山頂? あれか、この先ヤバいからここまでにしとけってやつだろう。 先に進もう、ヤバかったらやめよう。 すぐにキツそうな鎖場となる。 梯子もありなかなかの難度。 こりゃ初心者とか無理だわな。 普通の道になるがまた梯子。 グイグイ進み雑木林を抜け山頂到着。 展望は無い雑木林の山頂。 一休み。 誰も来ないので下山。 また鎖場の下りが怖いが足場はある。 ここからの景色が絶景だ。 分岐点を左手に向かう。 ふと、なぜか大勢の人影が現れる。 どうやらみんなクライマー、この岩壁を登っているみたいだ。 逆にただの登山者は珍しいのかも。 落ち葉で滑る道をサクサク下り、東側の登山口に到着、車が5台ほど。 林道を下りに進む。 大きくヘアピンしてる所をそのまま藪を進んで大幅ショートカット。 登山口駐車場に到着。 他に車は無し。 周回する普通の登山者はやはり珍しいのかな。 大昔のキャンプ場、登山口の間違え、強烈な鎖場、大勢のクライマー達。 短時間ながら何か色々ある山でした。

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