東北遠征 驚異の冬の訪れ 岩木山 2019-11-06

2019.11.06(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 15
休憩時間
1 時間 20
距離
12.7 km
のぼり / くだり
1485 / 1487 m
10
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41
1 2
37
46
4

活動詳細

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岩手山の翌日は鳥海山に登ろうと、秋田県南部に向かって車を走らせた。 翌日、鳥海ブルーラインにて驚愕の事実が。 この1週間の期間は夜間閉鎖の時間帯がある、との看板が立っていて、ゲートは封鎖されていた。 そんな...地図を見ると、もう一方からも鳥海山の登山口まで道がある。 よし、こちらから攻めてみよう!と思い、車を走らせる。 が、ここも鳥海ブルーラインだったか、、同じようにゲートは封鎖されていた。 どうしようか考えていると、関係者の方がやってきた。ブルーライン上部の道路なシャーベット上になっていて、開通には更に時間がかかるとのこと。 時刻は8時30分を過ぎていた。 鳥海山の難易度を考えると、これ以上のスタートの遅れは無理だ。 どの道、鳥海山は明日で冬期閉山する予定だったようだ。 諦めて、秋田県北部に向かって車を走らす。 岩木山にしよう、と。 翌日、岩木山神社からスタートする。平野部の天気はそこそこ良いが、山の上部にガスがかかっており、何やら黒い、、嫌な雰囲気だ。 登り始める。 枯れ沢を登っていったりと、思ったよりハードなコースだ。 7合目を過ぎたあたりからか、、ガスの中へ。冬の装いを見せてくる。 霜、、というか、凍結していたのだ。少し様子を見ながら登っていくが、岩場で凍結している範囲が少しずつ広がっていった。 これは無理だな、、時期的に、こんなこともあろうと、ザックに忍ばせておいたチェーンスパイクを装着。これがかなり効いた。 だが、8合目から上になると、爆風と凍結が酷くなってきた、、まさか、これ程とは。 山を甘く見るな。 凄まじい白の世界に心が持っていかれそうになる。 白の凍結の世界だが、気温はまだ急激には低くはない、レイン上も羽織り、防御力をアップさせる。 頂上へ辿り着くも、ガスは抜けず、真っ白の凍結の世界だった。。 もう冬なのだ。少し分かってきたのだろう? 山に心身の希望を求めるな。 そう言われている気がした。 避難小屋の壁に身を隠しながら、頂上では過ごした。 誰もいない。 下りる時も一筋縄ではいかなかった。ゴーグルが欲しいくらいだ。 爆風の中、慎重に足場を選び、下りていった。 やはり8合目より下に来ると平穏は戻っていた。 山のゾーン、というやつかもな。 これも山なんだ。こちらも常に先回りをした装備は心がけていかなくてはならない。 自分が生きている鼓動を感じながら、岩木山を後にした。

活動の装備

  • プラティパス(Platypus)
    225601
  • マムート(MAMMUT)
    Add-on bottle holder

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