「はるさんとYAMAPの想いに」燕岳(北アルプス)

2019.11.05(火) 2 DAYS

第1駐車場🚻→中房温泉登山口🚻→合戦小屋→燕山荘→燕岳 (ピストン) (長野県安曇野市、大町市) ※ 今回のレポは、写真欄に文章は書いていません。 YAMAP会員制度をリニューアルするにあたってのユーザー方々からの要望や意見に対応された、はるさん。 はるさんの言葉から伝わるYAMAPの想いに自分を照らし合わせ... 「人と比べたり他者の評価を物差しにして登ったことはありません」byはるさん ぼくは競争や戦いを好む性格ではありません。 スポーツ選手など勝つために頑張っている人のことはスゴイと思いますし、観ると感動します。でも、そこそこ応援する程度ですし、自ら勝負事に参加することも少なく、参加しても勝ち負けに執着はしません。 しかし、日常、特に仕事においては、他者よりも出来る人間でありたいとか、他者から評価されたいと思いがちであります。それなのに、他者より自分だけが苦労はしたくないといったように、他者と比べがちであります。 自分で自分の矛盾がわかっているので、心がムズムズすることが多々あります。 山はどうだろうか。 例えば、他者が、あの山のあのルートであの時間で登っているのなら自分はその人に勝ちたい!といった感情は、ぼくにはありません。 ただ、他者のレポや頂いたコメントから刺激をもらい、自分もトライしたい!と思うことはあります。 この気持ちは人と比べたり他者の評価を物差しにして登っているのではなく、純粋なトライ精神であったり、自分にとってのイノベーションになっているのだと感じています。 「会社も登山と同じように、自分たちの志で自分たちが登る山を決め自分たちのペースで一歩一歩目標に近づいていきたい」byはるさん 山登りをするようになってから、山と日常、山と人生についてを結びつけ、考え、感じる。そんなことがたくさんあります。多くの登山者の名言に共感することがあります。 仕事やプライベートなどの現実では、目標を失い、ポジティブに考えられないことも多く、悩み苦しむことがありますが、山と照らし合わせ、一歩一歩、進みたいと思わせてくれます。 「山頂(結果)に着くことだけを追い求めず、出会う風景や歩くプロセスを楽しみ、その楽しみや喜びを多くの人と分かち合いたい」 今回もテン泊しました。 ゆったりと流れる時間、色変わりゆく景色、山頂に着くことを追い求めるだけなら味わうことができない時間と景色です。楽しみも喜びも増します。 ぼくは写真を撮ることが好きです。 燕岳は山頂から絶景が広がっていますが、その過程にも感動する光景がたくさんです。 また、山友の歩く姿や風景を眺める姿、幸せに満ちあふれている表情は、絶景以上の絶景です。 何よりも、YAMAPがきっかけで出会った人がいること、繋がった人と一緒に歩き、楽しみ喜びを分かち合えることは、とても大きな喜びです。 「安心安全に登山、アウトドアが楽しめる仕組みをつくる」 「あたらしい山をつくるべく、登山文化を成熟させ、やまのインフラになることを目指しておりますので、ひとりでも多くのユーザーさんに選んでいただけたら」 ぼくにとってのYAMAP。 プロフィールには、活用させていただいている理由、感想、想いを。レポには、たびたび自分の気持ちを。 山は楽しい。一人でも楽しい。YAMAPをやってなくても楽しい。 でも、ぼくにとって、YAMAPと人は、山の楽しみを何倍も楽しくさせてくれています。 楽しいだけでなく、日常で精神的に苦痛を感じているぼくを救ってくれているのです 山と人とYAMAPが。

この活動日記で通ったコース

合戦尾根往復コース|燕岳(中房温泉)

  • 08:10
  • 9.3 km
  • 1426 m
  • コース定数 32

標高1450mの中房・燕岳登山口から登る。登山口付近の駐車場はシーズンになると大変混雑する。穂高駐車場を利用しバスで登山口に向かうのもよい。電車の場合は大糸線穂高駅からバスに乗る。最初は樹林帯続き、途中途中のベンチの休憩ポイントを抜けて行く。その後合戦小屋を通り過ぎ、燕山荘が見えてくる。宿泊の手続きを済ませてから、山頂へ。イルカ岩などの花崗岩の奇岩を楽しみ、またコマクサも多く咲く。植生保護のため指定コースから離れないようにしよう。小屋の前からは朝日がよく見える。復路は往路下山。危険箇所なども特にない。