石徹白から別山へ　イチ・ニッ・サーン！と超えて行け！

※動画アップ完了です＼(^o^)／ 夜明けも遅く日暮れも早くなって参りました もうロングもそろそろ納めの季節　さてドコイキマショ？！今がピークの刈込池を見下ろしつつ「いち・にっ・さーん！！」と三つの峰を超えての別山！つまり美濃禅定道　石徹白よりチャレンジの巻でございます＾＾ノ　登り返しのしんどさは予習済み　己の山力どれほどなるか？ 石徹白の登山口にて車中泊　駐車場とトイレ　あずまやが完備されております。しかしトイレにはミニバットマン（コウモリ）が乱舞しておりなかなかスリル(;・∀・)　安定の晩酌から睡眠を取るも敷きパッドと毛布ではもう寒かったです＾＾；　４時１５分に起床　出発は５時前　ザックと登山靴を装備するとシャキッとするね　ヘッデンつけてさあレッツラゴー！ 暗闇の中いとしろ大杉を通り過ぎ黙々と登る　おたけり坂は急登だが短いのでそう焦る事はない　あれほど寒かった夜中だったがすっかり温まりアウターを脱ぐ　身軽になって神鳩ノ宮避難小屋に到着　ここらで明るみが増してヘッデンバイバイ　目の前にドーンとそびえる銚子ヶ岳はなかなかカッコいい　ありふれた名前に存在感がない感じだが石徹白から登り上げるとその勇壮さはエモさ（あってる？）を感じる 母御岩に到着して気持ちのいいなだらか稜線の先に銚子ヶ岳　ここで既に１８００ｍ！福井の最高峰経ヶ岳をも凌ぐ　舐めてましたすいません(;・∀・)　そこからはズバーンとこれから登る「イチ・ニッ・サーン！」+ラスボス別山　雄大ーー！！しかしなんてたって遠い・・・行けるのかコレ　そして石徹白川にそって野伏　薙刀　日岸　よも太郎　願教寺の稜線がまったカッチョイイのなんの　なんという眺望　ここで満足Ｕターン！帰りは温泉に入ってまったり・・・いやいや今回は別山までやしせめて三ノ峰までいかなでしょー(;・∀・) 後で調べたけど銚子ヶ岳の先で休憩したポイントが雲石ももすり石　その先の眼下には平らな池塘まったり空間　これがきぶしの桧　というポイントだと分かりました。さて銚子ヶ岳からぐぐーッと標高を下げる　いよいよ「イチニッサーン」が始まる。早速の登り返しに(*´Д`)ﾊｧﾊｧ　思ったよりも足を使った感じ　一ノ峰の山頂はちょっとした休憩スペースあり 呼吸と補給を整え次なる二ノ峰へ　途中刈込池を確認　上から眺め下すのもまたよし(￣▽￣)今日も又混雑するんだろなぁ　鬼の鼻面岩もここから見ると面白い　さあ今度の登る距離は一ノ峰より長い・・が、九十九折ポイントが多いのでじわじわ攻略する事ができた　二ノ峰ピークはやや山頂より下か？スペースが狭いので先に進む事にした　三ノ峰は更に存在感　しかしこれは実は打波の頭というピーク　三ノ峰は避難小屋の先にあるのです 残雪時には難所となるこの急登も夏道は意外と優しい　心地よい風に体を冷やしながら登ることができた　いよいよ北アルプスもはっきり見える　御嶽　乗鞍　穂高　槍は冠雪してて白い帽子が可愛らしかった。長い登りを終えると三ノ峰避難小屋　石徹白からここに着いたのは誇らしかった　まだまだ先はあるのだが・・別山の勇壮な姿はいつ見ても素晴らしい。小屋でトイレを借りておにぎり補充　ようやく一人の男性が鳩が湯新道より登ってきた。上小池を５時に出てまだ駐車場には空きがあったの事。 三ノ峰で男性をパス　引き返すんなら今のうちやざぁ　と心に問いかけるも「行きますよ　行きますとも( ﾉД`)」別山までは二回降ります　ちょっとザラツキゾーンあるし思ったより熊笹が道にはびこり足元が見にくい所も　三ノ峰までの道がまだ整備されてる感じがした。大好きな別山平　こんなピーカンな天気にここを歩けるのが非常に楽しみだった　別山にはよくフラれていたので今日はとても格別感がある　ヒィヒィと登り上げるとズバーンと突如現れる平らな大空間　ここには別山室もあったらしい　勿論御手洗池も行くが水が少ない　凍っていて逆さ別山も残念ながら　下山時にもう一度覗こう 御前峰　剣ヶ峰　大汝峰　釈迦岳　七倉　四塚　振り返れば経ヶ岳　大長　赤兎　どこを見ても素晴らしい景色　この距離を踏破するには十分な癒しとなった　後ろから男性が一人追い上げてきた　なかなかハイペース　気が付けば別山の神社がチラリ　おおー！着いた着いた！！早速お参り　山頂より３６０度の景色を楽しみ　自撮りや撮影にいそしむ　そして邪魔にならないよう端っこで山飯タイム　三方崩山を正面に陣取り至福の時を過ごした。ここで追い上げてきた男性と山談義が弾む　Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ!石徹白ピストンΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！まあいつものレスポンスｗ　最近は山頂にていい出会いに恵まれている　聞けば勝山からで帰りは刈込池によるそうな　熊は今は下にいるよね～ってことで　山飯も食べずにささーっと行かれてしまった。 私もゆっくりはしていられない　１１時に別山を離れ下山することにした　靴ひもを締め直しストックも長めに調整　腹もしっかり満たされた　さあ登り返すぞ！！昼になると太陽の光で山もひとしお色めきだす　紅葉ゾーンは尚更である。若干右ひざに違和感を感じるが行けないことはない　膝を曲げたりストックをついて荷重を軽減させる。別山平はやはり心地いい　国立公園でなければテント場には最高でしょう　テクテクと先を行くも先ほどの男性はもう見えない　どれだけ健脚や＾＾；２つの登り返しで三ノ峰に帰ってきた　先に見える銚子ヶ岳までまだまだ遠い 別山には何度も振り返り名残を惜しむ　やや雲が出てきたが今日は恵まれた天気となった。打波の頭まで行こうとしたが藪であっけなくUターン　福井最高点だが三角点にはそう興味がない私　すたこらと先を進んで打波の頭を下っていく　この稜線は日陰が殆どないため夏はキツイだろうなぁ　今回でさえ暑くてアウターいらないくらいやし(^_^;)　そして有難い標柱　登山口まで８ｋｍ　これが１kmずつ置いてあるので距離感がつかみやすかった　石徹白の方整備有難うございます 打波の頭を降りて二ノ峰の登り返し　どちらかというと登りの方が膝が楽だったりする　しかし体力はそがれて修行モードへ　刈込池は更に赤く染まり赤兎山もその名の通り真っ赤　太陽は更に傾き昼過ぎと言うのにもう夕方のような雰囲気　焦る気持ちもあるが順調だと１６時下山予定なので丁寧な足運びをする 二ノ峰をパスして一ノ峰へ登り返す　ここで小休止　最後の登り銚子が岳へ備えた　先程の山飯もスッカリ消化　飲料はまだストックある　行動食もバッチリあるし問題は無し　最後の別山振り返りを楽しんで銚子が岳に到着　母御岩に登る元気はなく神鳩ノ宮避難小屋へと　ここで最後の大休憩　ボトルに給水　カレーパンで備えでよし(๑•̀ㅂ•́)و✧　残りは４ｋｍほど　おたけり坂の攻略さえすればと思い先に進む　ここで改めて銚子ヶ岳の姿がカッコいい　やはり来てみないと分からない　福井側からだと一ノ峰の次が銚子ヶ岳だよね～くらいだったし 残り２ｋｍで右膝がすっかり痛くなってしまった　半月山をサボっていたから？いや　別山までやっぱりキツカッタからです　紅葉がようやく映えて撮影しながら下山　最後の締めにいとしろの大杉をシャッターに納める　観光客もまばらながらに石階段　登山は私だけだったですね　予定より３０分早く下山　いや～　今年〆のロングには満足すぎるくらいの行程でした