活動データ
タイム
12:09
距離
21.8km
のぼり
2195m
くだり
2199m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る毎月登頂の誓いを立てた羅臼岳さまへの誓いを果たすことと、冬の知床連山の稜線上でテン泊することを目標に冒険してまいりました✨(あわよくば硫黄山へ縦走。とか考えていましたが、現実はそう甘くはなかったです😅) 冬用のテン泊装備に一眼と三脚まで持って行ったほか(←天気が悪く結局出番なし😅)、いつかの目標としている「知床大縦走」を見据えて7日分の食糧を持っていったので、ザックのウェイトは30kgオーバーの「スーパーヘビー級」😅💦(飛行機なら追加料金発生しますってば😁) そんな大荷物を担いで、まずは羅臼岳さまに登頂して誓いを果たし、猛吹雪の縦走路へ⛄🌀 まっすぐに歩けないくらい強烈な「知床ブラスト」が吹き荒れていたものの、縦走路第二の標高の山サシルイをクリアして、オッカバケへ取り付くことに。 …ただ、そこで、登山道を埋め尽くす強烈なハイマツの壁が現れ、タックルを繰り返して少しは前進するも、重装備を担いだ弱弱しい歩みでは為すすべなく、結局また猛吹雪のサシルイを登り返して、三つ峰のキャンプ地へ引き返すことに。。。 (きっと、相当な無理をすれば突破できたのかもしれませんが、日没までの余裕時間が少ないうえに吹雪だし、それに、藪はこの先延々と続くはずなので、おとなしく撤退しておきました😅) 三つ峰キャンプ地は、多少の鍋底地形のため周囲よりいくらか風が穏やかではありますが、それでも夜中には地獄みたいな猛吹雪に見舞われ、「テントの耐風試験」かのような過酷な夜を過ごしました😅 今回はしっかりと念入りにテントを張ったし、頼もしいテントのおかげもあり、全く損傷なく耐風試験をクリアできました😉 …常々思うのですが、過酷な雪山のような人間が太刀打ちできない厳しい状況だと、やっぱり最終的にものを言うのはアイテムの性能なのだと。。。 「きっと、今、この瞬間。僕の命はこのテントにゆだねられている。」 そう思うと、やっぱりアイテムは日ごろから大事にしておかないとな😃 翌朝になっても吹雪は収まらず、吹き荒れる中でのテント撤収。。。 その日は、「どこに行こうか」とかそれどころではなく、とにかく生きて帰ることが最優先なので、吹雪でホワイトアウトがかった縦走路を一目散に帰り、無事に帰着しました💦 …今回、撤退して冒険の半分は失敗したけど、半分は成功でした。 まず羅臼岳はクリアできたことだし、何より、重装備を担いで歩き回って無事に帰ってきたことや、この世のものとは思えない猛吹雪の中で一夜を明かしたことは大変貴重な経験となりました。 もう次からは、ちょっとやそっとの吹雪では恐れずにテン泊できそうです😉 さて、羅臼岳毎月登頂もあとは12月を残すのみでリーチとなりました。 一番苦戦することが分かっていた11月をひとまずクリアすることができ、いよいよゴールが見えてきました✨ *アイテム* ・チェーンスパイク(スパイクで通用するのもギリギリでした😅) ・ピッケル ・スノースコップ、スノーソー ・懸垂下降装備(50mザイル) ・ダウンシュラフ ・スリーシーズンフライシート(チョイスミスでした😅)
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