活動データ
タイム
20:35
距離
35.9km
のぼり
3063m
くだり
3104m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るいつの間にか11月 雪を纏い 静かになった槍ヶ岳へ行ってきました。 登りは飛騨沢から、下りは西鎌尾根へ下り、双六から新穂高へ周回です。 このあたり何かと通っているのに、西鎌尾根は18年前に逆ルートをテントで縦走して以来。 記憶も定かではなく あの頃のことを思いだしながらの山旅です。 《1日目》 早朝4:30 新穂高無料駐車場はまだまだ余裕アリ。 登山届はコンパスで届け済み、ヤマップのログとココヘリをONして、蒲田川右俣林道へ。 滝谷出合は 一本橋が凍結していて ツルツルで 結局渡渉することに💧 水量はさほどでもなく、数歩水の中を ゲイターつけて素早く渡れば濡らさずに済みます。が、私は片足だけ浸水被害😰⤵️ 槍平で靴下交換してリスタート。 緩やかな樹林がきつくなり始め 暑さも増し増し❕ 西鎌尾根の稜線が見え始めるとその先にようやく見たかった白い峰が… 積雪は樹林限界以上より。 林道から前後していたソロ男性お二人、降りてこられる方と情報交換しながら、飛騨沢の雪を登る。傾斜が増す前にアイゼン装着し 久しぶりのザクザク感触を楽しんで❕ それにしても暑い~💦 残雪期の照り返しのような 上から下からのジリジリ… 汗水鼻水💧垂らして乗り上げた飛騨乗越からは 常念山脈の広がる展望❕ 粉砂糖を振り掛けたように上だけ白いわ♪ やはりここからは風があります。 ウェアを羽織ってテン場へのジグザグを登りあげると槍ヶ岳山荘と槍様がドカン❕とお目見えです。 あぁ~どっから見ても安定の美しさ✨北アのシンボル“槍様”が青空に映えて素晴らしいったら!もう✨ 小屋で荷物をデポしてヘルメットとピッケルで山頂へ。 ルートは雪付きと岩のMIX。 アイゼン効かせ 、空いてるので快調に山頂へ。 頂上の先客さまは3人だけ。 360°の展望にパシャパシャ📷が止まらない! 風も弱めで 珈琲持ってくれば良かったわ~と思うくらい。 長居してたっぷり楽しめました😊 小屋に戻り 明日の準備を整えます。館内はトイレにまでストーブあって暖かく快適でした。 水は蛇口から自由に汲めます。 夕飯をがっつり頂いて🍚 明日は夜明けと共に歩く予定なので早めに就寝💤 ゆったりお布団で 爆睡できました。 《2日目》 5時には暖かいお味噌汁と軽い朝食(私は殆んど食べられなかった)を済ませて、御来光を小屋前で☀️小屋前は風裏で殆んど無風。 西鎌尾根は反対側、小屋と槍の間を下降します。 まともに正面から吹き上げる風。 いきなりですけど ここが本日の肝❕ アイゼンしっかり効かせて、斜めに斜度を緩めて尾根へ繋げます。 尾根に乗ったらあとは楽勝~(って、このあと長いんですけどね) 千丈沢からの三人さんとスライド。 乗越過ぎて 雪が切れたらアイゼン外し、遠目に見ていやらしそうだったトラバースほノーアイゼンで無事に通過。 あとは双六まで 贅沢な貸し切り尾根を行くのみです。 いくつもの小ピークを越えて… その度に「ひゃぁ〰️なんて綺麗なの✨」 振り返って槍!前に奥黒部の山々!あれは野口五郎岳!こっちは乗鞍!うわぁ~穂高が角度変えてよく見える!なんて大騒ぎでなかなか進まない。😅 双六の小屋が見えたらもう一安心。 黒百合ベンチで ゆっくりご飯 ずっと2日間 姿を見せてくれた槍をまた飽きることなく眺めながら頂く珈琲☕は インスタントでも最高です😂 高曇りになって山の景色も霞むようになってきた…もうお腹いっぱいだから いいですよ。 わずかに残った紅葉、安定の歩きやすい小池新道から 長い林道を経て駐車場まで無事に周回完了。 厳しい冬に向かう前の北アルプスをギリギリのタイミングで… 夏の華やかさはないけれど、心から堪能できる 山旅になりました。 ありがとうございました😊
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