活動データ
タイム
05:00
距離
12.6km
のぼり
972m
くだり
884m
活動詳細
すべて見る片波山763m、井ノ口山849m(最高点)、鍋谷山859mはもともと京都市と京北町の市境(現在は右京区と左京区の境界)尾根上の峰々で、花脊大布施から北に上る桂川上流に沿った南北の尾根です。山系でいうと、三国岳から小野村割岳を経て佐々里峠までやってきた中央分水嶺は品谷山の方向に西へと進みますが、その手前をダンノ峠のほうに南東に進む尾根が分岐し、その先でさらにソトバ山方面と分岐した尾根が、衣懸坂で下がった後、鍋谷山に盛り上がります。その先の盛り上がり(井ノ口山・最高点)で尾根が南に曲がり、南北の尾根となって、片波山を経て、大布施の桂川に落ちていきます。今回は南からこの尾根を縦走しました。バス停でいうと、大布施から山に入り、北に縦走して広河原地区の下の町のバス停まで歩きました。帰りはバスで駐車地まで。こういう山行ができるのが、ここらあたりのメリットです。 伏条台杉については次の(京都市右京区のHP)が詳しいようです。http://www.city.kyoto.lg.jp/ukyo/page/0000011914.html 山行記録:日時-2014年6月15日、天候-晴れ。8:50 左京区花脊出張所の前のPに駐車後、出発。8:55 広域基幹林道深見大布施線の入口①、9:02 林道ゲート②、9:46 片波山の尾根取り付き④、10:15 片波山⑤、10:55 ナベ谷峠⑦、11:16 井ノ口山の尾根取り付き⑧、11:50 井ノ口山・最高点⑩、12:00 鍋谷山・山頂⑪着、昼食。昼食後、12:12 出発、12:26 井ノ口山・東尾根分岐、12:30 井ノ口山・三角点⑫、12:43 尾根末端⑭で道終焉、12:53 苦労の末、林道に下る⑮、13:12 倉谷林道ゲート⑰、13:22 崩壊箇所1⑱、13:33 崩壊箇所2⑲、13:50 下の町バス停⑳着。このあと14:24発の出町柳行きに乗って、14:45 花脊農協前下車。ここからPまではすぐ。 ほぼ5時間のルートでした。ここはバスがあるのでいつものように駐車地に帰る周回ルートではなく、今回のようなルートが楽しめます。林道歩きが長いのが欠点ですが、素晴らしい伏条台杉をたくさん見られるという点では、なかなかお勧めの山域です。ただ、広域林道は山歩きのことはほとんど無視しているということを認識して行ったほうがいいですね。今回は確かにルートとして一般ではない井ノ口山東尾根を下りましたが、柵に沿って踏み跡はたくさんあるし、林道に下れない等の表示も無いので、ついついこれを下ってしまった人はけっこう多いのでは?案の定、その先の危険箇所も、先人が通った跡がくっきりと。でもここは、そのうち事故が起きても不思議でないところです。また、最後の倉谷林道の崩壊も、ちょっとすさまじいものがありました。いまは初心者の方等は倉谷林道の利用は避けられたほうがいいと思います。早く、普通に、また安全に歩けるようになってほしいです。 ↑2016年夏現在、崩壊した倉谷林道は改修が終わって、通れるようになっているという情報があります。
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