大門山・大笠山 〜プラチナゴールドのブナと青い空

2019.11.02(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 38
休憩時間
53
距離
35.1 km
のぼり / くだり
2663 / 2662 m
18
1 22
1 13
19
9
1 10
3 42

活動詳細

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 ブナオ峠近辺は紅葉真っ盛りで盛り上がっているはずと、まだ行ってない白山山系の山々に来ました。初夏に猿ヶ山に行くため来たブナオ峠は、霧に包まれ幻想的な緑のブナ林でしたが、今は晩秋、やはりここは紅葉の時期に来るのがベストかもしれません。  朝早く車で五箇山I Cで降りブナオ峠へと曲がると挨拶がわりの黄色いブナが道の脇を固め、ジワりと気分が盛り上がっていきました。このまま車で通り過ぎるのが勿体無いと感じていましたが、このことが後からの伏線になっています。駐車場に着くとは私が3台目、2台目室蘭ナンバーの初老の夫婦と言葉を交わして登山道へ入る。名前の通りブナだらけ、黄金色の葉っぱと白金の幹が混ざって朝日が照らすと全体がプラチナゴールドになって見える。やがて5ヵ月前に行った猿ヶ山も見え、藪漕ぎやスス竹を探したことが懐かしく思えてきた。雲ひとつない天気で遠くまで見える山々、遥か遠くに北アルプスまではっきりと分かる。眩しい紅葉に魅了されると足が動く、体が躍動する。  大門山、赤摩木古山、見越山、奈良岳と次々と通って、大笠山に着く。ここで折り返すつもりが、写真を撮って、うどんを食べたらまだ11時過ぎ、ここで『周回行けるかもしれない』と前に妄想していた周回ルートが頭を過ぎる。時間もあるし体は行けと言っている!これは躊躇なし、桂湖へ向けてGo!    激降り、アップダウン、クサリの岩場、吊り橋渡って桂湖の登山道入口に到着、今度は19キロ弱の道路歩き。桂湖、ダム、道の駅を過ぎ再び朝に車で通ったブナオ峠への道路を曲る。朝ここに来た時、なんとなく思ったことが現実となり、紅葉満開のブナを満喫しながら、つづら折りの坂道を登って行く。足も痛くなって、暗くなってきたところで駐車場に到着。  私以外に車はないだろうと思ってましたが、ほかに4台の車が残ってる。帰る準備をしていると山の上の方からヘッデンの光がチラチラ見えてきて、大きく揺らして必死な感じで降りてくる。なんとか下山されたよだが、まだほかの車が残ってる。紅葉最前線の熱いブナオ峠はまだ終わらないようです。

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