活動データ
タイム
09:49
距離
14.9km
のぼり
1702m
くだり
1908m
活動詳細
すべて見る七面山に登るなら信仰の山なので敬慎院に泊まり、雲海に浮かぶ富士山と御来光を拝みたい思っていました。 天候もヤット秋晴れが来るとの予報で前日に敬慎院を予約しました。 テンクラも両日快晴予報でしたが一日目は見事にハズレ終日雲の中でした。 表参道のコースタイムは敬慎院まで4時間程でしたのでゆっくりと出発しました。ひたすらジグザグに登る単調な道、流石信仰の道でひたすら我慢の道のりです。昔は人生五十年からきたのか敬慎院まで50丁を一歩一歩進みます。しかし、登山としてはきつい登りでなく3時間で到着してしまい時間を持て余してしまいました。一番乗りで着いたのでお風呂も早めに入れて頂きました。 泊まりの方は平日ということもあり全部で15人で登山目的は私を含めて4人でした。その他の方は信仰登山でした。 夕食は勿論、精進料理でした。 食後は夕の御勤めとなり本堂に参集、読経の中いよいよ七面大明神のご開帳となります。 日常、信仰心がない中、貴重な体験をさせて頂きました。 24畳の通し部屋に名物の巻き布団が敷かれ6人でしたので悠々と寝ることが出来ました。 信者の方々共話をしましたが、やはり熱心な信者の方がおり心が洗われました。 翌朝も御勤めが有りますが、御来光を拝んでからでも良い事で、起床後真っ先にライブカメラを覗き込みました。 予報通り見事な快晴です。富士山のバックが赤く染まり始めていました。同部屋の方にに知らせ随身門へ向かいました。随身門に辿り着くと、その向こうに富士山の姿が額縁の中に入っている様に浮かんでいました。感動の一瞬です。これを観るのが目的でした。門を潜り御来光遥拝所から雲海に浮かぶ富士山の横から御来光を遥拝しました。それは見事なものでした。20年間通っている方が今まで1番のご来光だったと言われるくらい美しい御来光でした。 刻々と変化する山並みを気がつくと1時間も見続けていました。 朝食は7時なので少しの時間御勤めに参加しました。 快晴の中、七面山山頂へ向かいます。山頂への途中大崩れの脇を通過しますが凄い迫力です。 大崩れの向こうに富士山が美しく佇み対照的です。 七面山山頂は以前は眺望はあった様ですが今は樹林に覆われ全く有りません。同部屋だった方から南アルプスが一望出来るところがあると聞いていたので、その方達が来るのを待ちました。ここから先、30分程行った希望峰から見えると事で、時間もあるので向かう事にしました。希望峰からの眺めは期待を裏切らない素晴らしい眺めで南アルプスの名峰達が間近に連なっています。しかも今年は大分遅れての雪で3000メートル峰達はヤット白い衣をまとい始めていました。ここでも飽く事も無く登った山々を眺め続ける事が出来ました。 敬慎院へ降りてから雲海が消えた富士山をもう一度眺め奥の院へ向かいます。表参道は300人の信者の団体が登って来ると言うので奥の院から戻らず北参道を赤沢宿へ下ります。距離は大分長くなります。 赤沢宿から駐車してある表参道登山口まで歩くのは舗装道路なので嫌だったので、同宿した3人の方達がタクシーで戻ると言うので同乗させて頂きました。 ありがとうございました。 念願だった敬慎院の宿泊、雲海に浮かぶ富士山の御来光、迫力ある大崩れ、希望峰からの南アルプスの眺め、盛り沢山の七面山でした。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。