下ノ廊下

10月の後半も紅葉を求め遠征を色々と計画していたのですが、突然の出張で山いけず＞＜ とは言うものの振休を消化しないといけないので、ホーチミンから帰国してすぐ平日29日(火)〜30日(水)天気微妙そうやけど、まぁええじゃろと下ノ廊下に突っ込んできました＼⍩⃝／ 笑 下ノ廊下、山やってると誰もが一度は憧れるルートではないでしょうか？？ ぼくもずっと行ってみたくてなかなかタイミング合わずでしたけど、ようやく(๑ŐдŐ)b 今年は10/28(月)宿泊で最終営業日となり、以降はテント必須。アホほど混雑するとよく聞くので実はこのタイミングで行きたかったってのもある笑。 言うて初めて行くとこやしソロやし今年なんか滑落事故とか多かったみたいで、色々と不安でしたが、良き出会いもあり最高に楽しめました^^v 危ない危ない言われてますけど、歩くのが難しいところはありません。 おぉーお！笑。って思うようなトコは30km歩くうちのたった2〜3ヶ所。 ありがたいことに道はちゃんと整備されてるし、番線やロープがしっかり張ってあるので、気を付けて歩けばどってことない＼⍩⃝／ しかし油断は禁物！！足元ほんと気を付けないと、ちょっとつまずいたりバランス崩したりすれば、すぐに渓谷へ落ちます笑。 基本中の基本ですが「歩きながら」スマホ見たり、写真撮ったり、飲み物飲んだり、顔の汗をふいたり。 これが一番危険！！大抵のケガや事故はこれが原因だとか。何かするときは足を止めてくださいね。 下ノ廊下に限っては登山道が狭いので、渓谷側に振り向くとザックが岩に当たってバランス崩して落ちてしまったりと、そんな事故も多いようです。 あと気を付けないといけないのが「体力」 1日目　黒部ダム〜阿曽原温泉まで20kmほど 2日目　阿曽原温泉〜欅平まで10kmほど アップダウンはほとんどありませんが、常に歩行に集中した状態で20km/約7〜8時間で歩く体力は必要かと思います^^ 登山装備でもない、普段から運動もしないような人が、小屋の人や捜索隊にお世話になってしまうことも多々あるようです。 でもそんな渓谷を歩き、たどり着く秘境のような阿曽原温泉はとにかく最高としか言えない！笑 小屋は11/6？頃まで片付け作業で運営されているので、テント代払ってテント設営。 さすが小屋終了後の平日のテン場！ガラガラでびっくりでした笑。たぶん5〜6張ぐらい。 温泉は男性の入浴時間と女性の入浴時間が1時間ごとに交代制。受付時に何時に入ってねって言われますのでそれに準ずる。 脱衣所も何もないワイルドな温泉ですが、静かな渓谷の中で湯煙をたてるそのお湯は今まで入ったどこの温泉よりも暖まりました！ 一日目が小雨だったので、身体が冷えてたのもありますが、ほんと最高やった。ビールがうますぎました笑。 扇沢駅で出会ったお兄さんと酒盛りしてたら、テン場に新たな客人が。 あれ？なんか見たことある人... あーーーっ！たかしさん&ゆりっぺさん！笑。 こんな辺境でしかもド平日に、知ってる人に会うなんて本当嬉しすぎる笑。 この時すでにロング4本目やったんで、テンション高めでしたけど、それ以上のテンションでやっほー！ってお話頂いたゆりっぺさんさすがです笑。 扇沢で出会ったお兄さんは、関西人のノリに巻き込まれて大変やったと思います笑。 2日目は水平歩道をずーっと歩く。 黒部かた同じ標高を歩くので、渓谷はどんどん深くなり高くなってゆく。今年は紅葉が遅かったようで、充分に秋の黒部渓谷を楽しめました^^ 滝の下のトンネルくぐったり、どこまで続くねん！言うぐらい長い洞窟があったり楽しかったなあ。 来年もまたリピート決定！ 次は友達いっぱい連れてゆきたいです^^ -------------------------------------- ○大阪から下ノ廊下の行き方 今回はソロだったこともあり、公共交通機関で行きました。車で行って扇沢→宇奈月の回送サービスもあるようですが、2万円以上するとのこと。 梅田22:30発阪急三番街バスターミナルより、栂池高原行きのさわやか信州号で扇沢駅へ6:18着 扇沢駅から電気バスで黒部ダムへ 帰りは欅平駅からトロッコで宇奈月温泉へ 新幹線とサンダーバードを乗り継ぎ、大阪へ コスト24540円！ 夜行バス　8900円 黒部電気バス　1570円 テン場　1000円(温泉代込み！) 欅平〜大阪　13070円 2日間で飲んだ水　500ml 飲んだビール　4リットル　(笑)