活動データ
タイム
05:35
距離
11.3km
のぼり
865m
くだり
864m
活動詳細
すべて見る先輩が、私の甲高い声をえらく 気に入ってくれたようだ。 また、一緒に登ってくれるという。 娘のような年の彼女は、職業柄 山の知識が半端なく(図鑑なみ) とにかく何でも細かく知っていて、まるで 歩くガイドブックだった。 先輩も(母校が同じなのでそう呼んでいる) 負けじと、知識 (雑学) をひけらかして くれたので、私は楽しくて楽しくて 「音江連山をもう一周したい!」と 言ったほどです。笑 彼女とは、2年前に神居尻の山頂で 出会っている。 初めてだという神居尻を、Aコースで登って きて、Cコースで降りる。と言う。 「1人で怖くないのかな」と驚いた。 先輩に出会ったのも、同じ日だ。 (Bコースの登りで) ひぃひぃ言いながら登る、初対面の私に 「おまえのそのペースじゃダメだな。」 と首を傾げ、 山頂で体力を使い果たし 腹ペコになっている私を前に 「これくらいの距離じゃ、腹も減らん」 と言いのけ 私が差し出すおやつを、ことごとく 「いらん」「いらねぇ」と拒み 下りのBコースの途中で 「じゃあな」と、藪の中に消えてった。 どこのどなた (何者) か知らないけれど なんだかすげぇ奴だな。という印象だった。 けれど、呪ったのは先輩のズケズケしい 態度ではなく、自分の体力のなさである。 その後、何度か山に誘ってもらったが、 理由をつけて断るうちに、パッタリ誘わ れることもなくなった。 断ったのには、もちろん訳がある。 そのレベルではなかったからだ。 あれから2年。 ようやく、断る理由を考えなくて良くなった。 行きます!と答えられる喜び。 連れてってください!と言える自信。 山に登り続けて良かった。 そして今日の登山学校。 木々に親しみ、木の実を味わい 草笛を吹き、熊の気配を感じつつも、 笑い、はしゃいだ。 あぁ 山って、本当に素晴らしい! 知識や技術をたくさん蓄えて、いつかは 私もそれを、与えられる人間になりたい。 追記 音江の山にはよく通っていたけど、 一周したのは初めてです。 剣山〜音江山〜無名山〜沖里河山 なかなか歩きごたえがあります。 登山道も綺麗に整備されていて 歩きやすく、稜線も綺麗でした。 ソロの男性1名。ランの女の方1名と 会いました。 音江連山もランの方 多いですね。 登山以外にも訪れることがありますが ランの方をよく見かけます。 紅葉はほぼ終わっていますが、葉が落ちた 木々の間から、夏は見えない景色が見えて 新鮮でした。 ※ 写真に詳細いれてます 行かれる方は参考になさってください。
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