しばてん北アルプスの山旅：第1日

そもそもは去る7月。 登山もやっている友人から北アルプス蝶ヶ岳への誘いを受けた。 その友人の山先輩である登山歴戦の勇士 kamome氏(YAMAPハンドルネーム)のリードでのグループ登山だとか。 ぜひ参加したいとお願いしての友人、kamome氏、私の3人ミーティングを開いて頂き 詳しいレクチャーを受けたのがそもそもの始まり。 蝶ヶ岳からは槍穂高連峰を一望できる絶好のロケーション。 ただ、自分の中でずっと夢に描いていた、そのロケーションの中にそびえる 前穂高岳から奥穂高岳、涸沢岳を経て北穂高岳へと伸びる岩稜と岩峰への憧れが沸き起こり、 kamome氏に無理なお願いをしたところ快く案内を引き受けて頂ける事となった。 とは言え、移動交通機関と山小屋の予約、山行全体のスケジュール等全てkamome氏が手配。 予定外の計画はkamome氏に多大なる出費と仕事の繰り合わせを強いる結果に。 なので足手まといにならないよう無事に帰る事こそが心からの感謝の証しと肝に銘じて、 決行までの2ヶ月を準備にいそしんだ。 9月15日、午後10時発名古屋行きの夜行バスに乗り込み松本を経て16日上高地着。 バスターミナル2階の上高地食堂で昼食を済ませ、 登山口までの散策路ではおサルもお出迎え。 登山口から約3kmの道のりを高度を上げながら1日目の宿「岳沢小屋」へ。 山荘に泊まるのも初体験でテンションは上がりっぱなし。 テラスで食後の一服を堪能しつつ、明日に想いを馳せる。 あした天気になあれ。