活動データ
タイム
19:50
距離
13.3km
のぼり
1999m
くだり
1988m
活動詳細
すべて見るルートとしては 広河原→二俣→八本歯ノコル→トラバース道→北岳山荘 北岳山荘→吊尾根分岐→山頂→右俣コース→草すべり→左俣コース という、時計回りで行った。 端的に書いて、日本で2番目に高い山は富士山とどれだけ違うのか試してみて、その圧倒的な違いを思い知らされた…。 まず富士山より割と早く段差が激しくなり始め、そうなると後はひたすらキツい上り坂…。 特に二俣から8本歯ノコルまでの道のりは本当に地獄のような傾斜を登った為、進んだ距離が本当に牛歩同然であった。 ここが一番登りで辛く、やっと八本歯ノコルに到達した時には、既にここで右足(腸頸靱帯)が死亡。 八本歯ノコルから見た景色は山脈ならではの絶景で、山頂でないにも関わらず全員ここで達成感を味わってしまい疲労がドッと出たので、この日はそのままトラバース道で北岳山荘に急いだ。 左足のすぐ側は断崖絶壁で丸太の桟橋が続くトラバース道は生まれて初めて死を連想したコースで、渡っている間は生きた心地がしなかった。 予定よりかなり遅く北岳山荘に到着し、宿泊。 水もお湯も無料、芳香剤要らずのバイオトイレ、とても美味しい魚定食の食事、心優しいスタッフで非常に快適な休息が出来た。 翌日は山頂めがけて登頂し、その後は右足を引きずりながらも無事下山。 富士山の様な火山と違い下山に非常に時間がかかるのがかなり堪えた…。 今回北岳を登り、まだまだ1000m級の山などで鍛錬が必要と痛感させられながらも、南アルプスならではの絶景を堪能した登山であった。
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