活動データ
タイム
08:29
距離
13.7km
のぼり
1640m
くだり
1645m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る◆活動内容 今シーズンの初冠雪となった北アルプス、燕岳に行ってきました。中房温泉から出発し、合戦尾根で燕山荘へ。そこから燕岳をピストン。時間が余っていたので、表銀座を大下りノ頭まで下見して、再び中房温泉に下りました。合戦山から上くらいで積雪が見られたものの、それほど多くはなく、アイゼン無しでも歩ける程度。山行中は稜線上はずっと晴れ、雪化粧した北アルプスの山々はもちろん、遠く雲海の先の富士山も一日中見られる絶好のコンディション。陽射しもぽかぽかで風も凪いで、雪が降ったばかりとは思えない、そんな穏やかな中で山歩きができました。 Special Thanks ふくちゃん:燕岳オススメしてくれてありがとうございます。 ゆうさん:燕山荘周辺の様子、とても参考になりました。 ◆登山道のコンディション 【中房温泉~合戦小屋】 着雪無し。台風や大雨の影響による倒木、崩落等は見られない。 【合戦小屋~燕山荘】 合戦山辺りから登山道に着雪が見られ始める。量は多くないうえ解けかけなのでアイゼン無しでも十分歩行可。ぬかるんでる箇所が多いので、スパッツ、ゲイターなど泥除け装備を。 【燕山荘~燕岳】 一部まとまった雪。だがよく締まった雪なので歩行に支障無し。朝晩凍結する箇所があるので、念のため軽アイゼンを。 【燕山荘~大下りノ頭】 岩と雪のミックス箇所が多いので、アイゼンが無い方が歩きやすい。 ◆タイムデータ(実績/標準CT、比率) 中房温泉【発】 → 0:44/1:30(0.49)→ 第二ベンチ → 1:04/1:20(0.80)→ 合戦小屋 → 0:43/1:30(0.48)→ 燕山荘 → 0:25/0:30(0.83)→ 燕岳【着】 小計 2:56/4:50(0.61) 燕岳【発】 → 0:22/0:25(0.88)→ 燕山荘 → 0:32/0:50(0.64)→ 合戦小屋 → 0:48/1:00(0.80)→ 第二ベンチ → 0:35/1:00(0.58)→ 中房温泉【着】 小計 2:17/3:15(0.70) 燕山荘 → 0:47/1:00(0.78)→ 大下りノ頭 ← 0:45/1:20(0.56)← 合計 6:45/10:25(0.65) ◆活動メモ 【計画】 今シーズンの日帰りアルプス登り納めをどこにしようか、燕岳を含めて検討中、火曜日の雨で3000m級高山はすっかり雪。どうしたものか考えたが、YAMAPのレポや燕山荘のブログを読んで決行することに。 【登山口】 混雑することで知られる中房温泉登山口の登山者用駐車場。念のため5時頃着いたが、第一駐車場ですら全然ガラガラ。第二、第三駐車場は車ゼロ。雪のせいかなと思ったが、燕山荘で聞いたところ、前日に中房の林道が通行止めで、前泊者がいないのもあった模様。 【中房温泉~合戦小屋】 ・登りだしからいきなり急登。北アルプス三大急登と云われる由縁。が、凄くよく整備されているので全然楽に登れる。傾斜もよく登る中ア将棊頭山の胸突八丁程度。雰囲気も似ている。快調🎵 ・段階的に急登を乗り越える感じ。ポイント毎に第一、第二、第三、富士見、の休憩ベンチ。ペースに合わせて休憩を。富士見ベンチは文字通り雲海の先に富士山が見えた。 ・登りだして間もなく、前を歩いてる人の後ろ姿に見覚えが。すれ違うときに声をかけてみたら、先月蝶ヶ岳でお会いしたSHIROさんだった❗なんたる奇遇😲 目的地が違っていたので立ち話くらいしかできなかったが、またゆっくりお話ししたい😊 【合戦小屋~燕山荘】 ・合戦小屋のひろーい休憩スペース。眺めも素晴らしい。登山者も少なくとても静か😌 ・合戦小屋を出て道に少しずつ雪が。合戦山まで登ると一気に視界が開けて素晴らしい眺め。燕山荘も視線の先に。結構近く見えるが果たして...🤔 ・合戦山からは登りは緩やか。景色を楽しみながらご褒美😙 雪は目立つがよくグリップする。日陰で凍結した部分がやや注意が必要だが、雨の木の根よりは遥かにマシ。燕山荘の赤い屋根がどんどん近づいて来るのでテンションも上がってくる。 【燕山荘↔️燕岳】 ・山登りを初めてずっと来たかった燕山荘。稜線上に建ってるとは思えない綺麗な建物。まさに北アルプスの女王、燕岳の宮殿。迎賓館の如き趣き。 ・まずは女王様に謁見。稜線上は雪に覆われているが、締まった雪でよく食いつく。岩場も難しいところはなくアイゼン無しで可。雪と白砂に覆われた山容が白いドレスのようで...と、さすがに世辞が過ぎる。でもそれくらい素晴らしい。 ・山頂は360度大パノラマ。東は大雲海に八ヶ岳、南アルプス、富士山、西は槍穂髙、裏銀座、南は表銀座の稜線、北は後立山に妙高と全て見渡せる。暖かいし風もない。いつまでもいたい...😌 【燕山荘↔️大下りノ頭】 ・ランチタイムより早く燕山荘に着いたので、時間を潰すため、大天井岳方面を下見。登山道は基本的にトラバースルート。念のため軽アイゼンを装着。ルート上は着雪しているが、平らな部分は解けており、岩場はミックスのためアイゼン無くても歩ける。実際、復路は外して歩いて全く問題無かった。 ・大下りノ頭までは下り基調のアップダウン。それほど険しくはないので楽。そこから先は大きく下って、大天井岳まで一気に登り返すのでまた今度。来シーズンはテン泊装備で来よう😌表銀座縦走もしてみたいね。 ・途中、蛙岩という奇岩の岩場があるが、下調べをしてなかったのでどれのことだか分からなかった。後で真ん中が割れた岩だと言うことを知った。写真撮り損ねた...😟 【燕山荘にて】 ・お昼時に燕山荘到着。にも関わらず、驚くほど人がいない。ハイシーズンではないし平日ではあるが、この超好天でこの人出は予想外。おかげで特等席でランチ。チキンインドカレー、900円。カレーはスパイシー、チキンはホロホロ。超うまい😋 山の上でこれが食べられるとはね。 ・噂に違わぬ燕山荘のホスピタリティー、ここは街のホテルか⁉️と錯覚してしまう。恐るべし。テン場も絶好のロケーション。来年泊まりに来よう。 【下山】 ・暖かかったこともあって、朝方は雪があった箇所も日向は完全に解けぬかるみ、日陰も十分踏まれており歩くのには支障無し。 ・往路も登りやすかったが、復路も楽に下りられ負担が少ない。改めて良い登山道だと感じる。 ・一日往復してみての感想は、「全てが行き届いてる」事。登山道しかり、休憩ポイントしかり、山小屋、情報発信、そして何より景観。これ以上求めたらバチが当たる気がする。北アルプスは、まずは燕岳へ、と言われるのも納得。何度でも来たくなる😙
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