新穂高周回 双六小屋→鷲羽→水晶ピストン&双六小屋→槍→右俣谷 2019-10-19~21

2019.10.19(土) 3 DAYS

活動データ

タイム

28:38

距離

52.6km

のぼり

4578m

くだり

4575m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 23
休憩時間
0
距離
13.7 km
のぼり / くだり
1713 / 210 m
DAY 2
合計時間
10 時間 32
休憩時間
1 時間 4
距離
18.3 km
のぼり / くだり
1676 / 1681 m
1 50
58
13
43
23
36
20
38
1
DAY 3
合計時間
11 時間 42
休憩時間
1 時間 45
距離
20.5 km
のぼり / くだり
1185 / 2682 m

活動詳細

すべて見る

双六小屋2泊3日の山旅。感動、感謝、学びの多い3日間となった。 10/20、21が晴れるとの予報を受け、雨天予報の10/19は雨中登山の我慢を覚悟して、双六小屋入りを計画。 18日に安曇野穂高入り前泊。 19日は朝4時起きで移動、新穂高着は6時前。 新穂高では降雨なかったが、左俣林道を進むにつれ徐々に降りだし、わさび平小屋前で上下レインウェア着用。 このあたりから徐々に紅葉が見え始め、登るにつれ、鮮やかさが増す。林道歩きの終点、小池新道入り口からが、この時の紅葉最盛エリア。 小池新道は噂に違わず、穴太衆か!と言いたくなる出来栄えの石段積み。想像するだけでもたいへんな労力、すごい。 心配していた秩父沢はまだ橋も架かっており、雨のわりには増水もなく問題なく通過。 チボ岩を過ぎると落葉が目立ち始め、雨も本降りになり、風も吹き始める。クマの踊り場付近では登山道が小さな沢状態。 ここで、小屋締めを終えた鏡平山荘スタッフとすれ違い、「小屋は完全閉鎖し、トイレも使えない」とだけ告げられた。「承知しました。お気をつけて。」と返した。 悪意はないのだろうが、それだけかい、といい感じはしなかった。 鏡平山荘に着くころには、なお一層、風雨が強く、汗と浸水により、上下ともレインウェアの内側に冷たさを感じるようになっていた。着替えはザックにあるが、鏡平山荘も閉まっており、雨をしのぐ場所がない。 歩いていても、風が強く寒い。とても休む気になれず、かといって、エネルギーを切らすわけにもいかず、ザックから菓子パンを取り出し、食べながら弓折乗越に登っていく。 弓折乗越から先は、更に風雨強まり、暴風雨状態。アップダウンも少ないので、スピードを上げたいが、いつもと違い乳酸がたまり、ペースが上がらない。身体が冷えてるせいなのか? 何とか双六小屋に到着。スタッフの女性が『まず乾燥室で着替えてください。受付はその後にしましょう。』と、ありがたい言葉。 着替え、物干し、受付を済ませ談話室へ。嬉しいことに、談話室はストーブでガンガンに暖められていた。前日から小屋泊し、その日は荒天のため、停滞されていた女性と、ストーブのそばで、ビール片手に談笑。ほっとしたひとときだった。 その後、宿泊室で昼寝し、5時から夕食。食堂は小屋締め準備中で談話室で夕食。小屋締め前ということもあるのだろうが、メインは揚げ物3種に鍋料理。ご飯おかわりできないほどのおかずの量。味も量も申し分なし。夕食後はしばらく他の方々と談笑。7時半にはふとんに入った。この日の宿泊は、たぶん14名。 <2日目> 4時起きで、5時発。今日は水晶岳までピストン。 ヘッドライトを付け三俣山荘方面へ巻き道を進む。徐々に東の空が橙色を増し、槍から北鎌尾根にかけてのシルエットが浮かび上がる。写真を撮ってばかりで進みが遅い。しかも、この巻き道、地味に登り下りが連続し、思っていたほど楽ではない。 ようやく三俣蓮華岳直下の巻き道分岐に到着。そこから、三俣山荘までは背丈を越えるハイマツのトンネルを下りて行く。ハイマツが切れると、正面に鷲羽岳と三俣山荘が現れる。これはなかなか感動の景色。 三俣山荘は先週で営業を終え、人気はない。沢水で水分補給。そして、ようやくここで朝食。小屋弁は炊き込みご飯と昨晩の揚げ物。これも味はなかなかのもの。ただ、風が強く、寒い。建家の陰に回っても風を避けられず。座る気にならず、小屋の周辺をうろうろ歩きながらの朝食にした。 ここまでで、自身の想定時間を30分オーバー。写真撮り過ぎ、巻き道舐め過ぎだった。水晶に着くまでに取り戻さなければ。 鷲羽の登りは想定どおりしんどい。そして、想定外に風が強い。黒部源流側、すなわち西側の谷から冷たい風が吹き上がってくる。身体を煽られるほどではないが、呼吸がしにくく感じるほどの風。 鷲羽山頂は好天で、360度遠くの山まで全部見えたが、相変わらず風が強く、ゆっくりする気にならない。一通り写真を撮り、喫煙したあと、早々に水晶に向け出発。 ワリモ岳は山頂直下で稜線上から西側斜面にトラバース気味に岩を越えていく。この岩を越える手前が、数少ない風を避けられる場所なので、休むならそこで。 ワリモ北分岐を過ぎると、幾分風が弱まった。登山道が黒部源流の谷に面しなくなり、そこからの吹き上げがなくなったから。 ワリモ乗越は広々としたなだらかな草原、池塘も2~3ある。赤岳のなだらかな斜面を登っていくとすぐに水晶小屋に着く。ここももう営業は終えて無人。小屋は東側に展望が開けており、野口五郎、真砂、餓鬼、燕、大天井の展望好地にある。 さらに水晶に向けて北上、山頂直下に着く。ここから軽い岩場になるので、少し気を引き締める。多少高度感あるが、さほど危険ではない。一歩一歩を確実に進めば大丈夫。水晶(二酸化ケイ素結晶)も、簡単に見つかる(でも採収禁止!)。 水晶岳山頂に到着。ここまで双六小屋から5時間。自身の設定タイムに10分遅れ。今日はここまでまだ誰にも会っていない、見かけてもいない。山頂にも誰もいない。山頂独り占めの景色は360度全部見え。充実感、幸福感が最高潮。家族はじめすべてに感謝。 ここから来た道を折り返す。水晶小屋から水晶岳への稜線で熊の足跡発見。同じように三俣山荘近くの伊藤新道入り口付近でも足跡発見。三俣蓮華岳下の巻道分岐から双六小屋方面に少し進んだところでも発見。すべて登山道を横切っていた。前日の大雨で地面が湿り、均され、人も少なく、足跡が残っていた。 鷲羽岳を登り返し、山頂で昼食。山頂の東側の岩陰に隠れると、風は当らず、日が当たってポッカポカ、最高。 できれば、三俣蓮華岳と双六岳山頂経由で帰るつもりだった、三俣蓮華岳直下の巻道分岐に着いたのが14:10。ここから三俣蓮華と双六を巡れば小屋着が16時をまわるのは確実。次回の楽しみにした。後から考えると、時刻以上に、ザックで肩(僧帽筋)のコリがひどく、一刻もはやく解放されたかったからかもしれない。 双六小屋着は15:30。朝5時からの10.5時間の行動となった。水晶からの復路、3組4人としかすれ違わない最奥部独り占めの一日だった。 <3日目> 今日は、西鎌尾根を進み、槍に登頂し、飛騨沢を下り新穂高まで下る計画。 当初は槍ヶ岳山荘に泊まり、翌日、大喰岳→中岳→南岳と巡り、新穂高へ降りる計画だったが、翌日が荒天しかも雪の可能性もありとのことで、急遽、今日中の下山に変更。 双六小屋発は4:40。今日もヘッデン付きスタート。 昨日までの疲れかペースが上がらず、自身想定タイムより遅れ気味。気合を入れ、ペースを上げる。 硫黄乗越手前で、北鎌尾根の背後が赤く染まったが、しばらくすると曇天(高曇りだが)のせいで、鮮やかさを失った。 硫黄乗越過ぎたところで、硫黄尾根を間近に眺めながら、朝食。菓子パンと干しフルーツミックス。 ここから先は右手に左俣谷、左手に千丈沢をみながら進む。 左俣谷側は、初日に通過した小池新道入り口付近や、鏡平から弓折乗越までの登山道がよく見える。紅葉が谷を下りている様子もよくわかる。 千丈沢もスケールが大きく、見ていて飽きない。 千丈乗越の手前15分ほどのところから、岩稜の尾根道に変わる。足元はガレザレで多少の浮石あり。いくつか鎖も設置してあり、慎重に進む。 千丈乗越から先、山荘までの標高差350mは急登。ときどき立ち止まり呼吸を整えながら登る。 槍ヶ岳山荘には8:50着。想定時間に10分遅れ。山荘前にザックデポし、ヘルメット着用し穂先に向かう。穂先へのルートは高度感はあるが、細かくルート表示があり、それに従えば難なく登れる。 15分ほどで槍ヶ岳山頂。ここでも他に人がおらず独り占め。曇天だが、高曇のため遠く富士山まで見える。北鎌尾根を眺め、怖さを再確認し、自分には無理だと念押し(行きたい気持ちに蓋をする)。 穂先からの下りは、意外に全然怖くない。登りのほうがちょっと緊張した。 山荘でカップラーメンを食し、飛騨乗越へ。 飛騨乗越からの飛騨沢の下りは、激下り。ガンガン標高を落としていく。 千丈乗越への分岐をすぎると、奥丸山への尾根に守られ、風がなくなり、穏やかな晩秋の登山道の趣。癒される。 槍平小屋に近づくにつれ、紅葉が始まり、滝谷あたりまで続く。 槍平小屋から先、林道までは傾斜は少ないが、意外に歩くのはたいへん。登山道は狭く、湿った岩に落ち葉が落ちており、ぬかるみもある。何度かコケかけた。 滝谷は難なく沢を渡れた(明日は渡れなくなるのだろうと思いつつ)。 白出沢を越えると林道歩き。この林道、意外にも気温が低く、寒さを感じる。しかも長い。 最後の我慢。無料駐車場へは16:30着。今日は12時間足らずの行動となった。 平湯温泉でコリをほぐし、ストレッチしつつゆっくり入浴。 京都まで運転する気力がわかず、安曇野の別荘に帰還。 その夜は一晩中豪雨でときどき目を覚ましたが、夜8時から翌朝9時半まで13時間半も寝ていた。 疲れ切っていたのだろう。 翌日、中央道を名古屋方面に進むなか、南アルプス北岳、仙丈ケ岳は山頂付近が真っ白。北アルプスも雪が降ったに違いない。雪景色を見たかった気持ちもあるが、初日のような雨中行動は避けたかったので、昨日の下山をよしとした。 おしまい

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 新穂高の無料駐車場、最上段でも10台ぼど。そりゃ、天気予報雨だからなあ。
新穂高の無料駐車場、最上段でも10台ぼど。そりゃ、天気予報雨だからなあ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 こんな雲行き。
こんな雲行き。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 林道歩きに入ります。所々、紅葉が。
林道歩きに入ります。所々、紅葉が。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 こんな感じで、徐々に紅葉エリアに近づきます。
こんな感じで、徐々に紅葉エリアに近づきます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠新道入口。しんどいらしいですね。
笠新道入口。しんどいらしいですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 わさび平小屋。まだ開いてます。ここで雨具着用。
わさび平小屋。まだ開いてます。ここで雨具着用。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ブナの森、確かに。
ブナの森、確かに。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 林道脇でもきれいな紅葉がちらほらと。
林道脇でもきれいな紅葉がちらほらと。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 おおーっ!
おおーっ!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 おおーっ!2
おおーっ!2
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小池新道入口。このあたりから紅葉最盛期のエリア。
小池新道入口。このあたりから紅葉最盛期のエリア。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 美しい...
美しい...
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 美しい2。
美しい2。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 来て良かった、と、この時はのんきに感動してた。
来て良かった、と、この時はのんきに感動してた。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 穴太衆か!
穴太衆か!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 穴太衆か!2
穴太衆か!2
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 右隅に見える沢のところが、小池新道入口。
右隅に見える沢のところが、小池新道入口。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 晴れてれば、もっと鮮やかだったんだろうな。
晴れてれば、もっと鮮やかだったんだろうな。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 秩父沢が見えました。なんて美しいんだろう。涙が出そう。
秩父沢が見えました。なんて美しいんだろう。涙が出そう。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 あぁー...
あぁー...
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 秋って感じ。
秋って感じ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 秩父沢、問題かなく渡れました。
橋の上から、見上げると、遡行している方々が。ここまで出会ったのはわさび平小屋で先行させていただいた1組、4名さんだけ。静かな山旅です。
秩父沢、問題かなく渡れました。 橋の上から、見上げると、遡行している方々が。ここまで出会ったのはわさび平小屋で先行させていただいた1組、4名さんだけ。静かな山旅です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 秩父沢の橋ね。
秩父沢の橋ね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 同じく秩父沢。
同じく秩父沢。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 チボ岩
チボ岩
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 チボ岩から秩父沢方面を振り返って。
チボ岩から秩父沢方面を振り返って。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 クマの踊り場。チボ岩あたりから本降りに。ここで、鏡平小屋のスタッフとすれ違った。
クマの踊り場。チボ岩あたりから本降りに。ここで、鏡平小屋のスタッフとすれ違った。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 登山道が沢に...
登山道が沢に...
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鏡池、だーれも居るわけなく、何も見えるわけない... 
ここからは、レインウェアの中が汗と浸水で濡れ、危険な状態になり、写真撮ってる場合じゃなくなった。
1日目は、ここまで。
鏡池、だーれも居るわけなく、何も見えるわけない... ここからは、レインウェアの中が汗と浸水で濡れ、危険な状態になり、写真撮ってる場合じゃなくなった。 1日目は、ここまで。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 2日目、双六小屋を5時に出発。
昨日のダメージが心配です。
小屋直上の巻き道分岐。
2日目、双六小屋を5時に出発。 昨日のダメージが心配です。 小屋直上の巻き道分岐。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 5:26、東の空のブルーが美しい。
5:26、東の空のブルーが美しい。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 5:31、どんどん色が変わります。いい青。
5:31、どんどん色が変わります。いい青。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 幻想的...
幻想的...
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 これを見ると、延々、平坦にみえますが...
これを見ると、延々、平坦にみえますが...
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍の後ろから後光が差してる。
槍の後ろから後光が差してる。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鷲羽あー!
鷲羽あー!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 日が出てきた。
日が出てきた。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 やっと三俣蓮華岳下の巻道分岐です。
やっと三俣蓮華岳下の巻道分岐です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 しばらくハイマツのトンネルを下ると、急に視界が開けてこの景色!わーお!
しばらくハイマツのトンネルを下ると、急に視界が開けてこの景色!わーお!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三俣山荘前から槍方面を。
三俣山荘前から槍方面を。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 営業終了した三俣山荘。今日、ここまでまだ誰とも会っていません。
営業終了した三俣山荘。今日、ここまでまだ誰とも会っていません。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三俣山荘前からの三俣蓮華岳。寒いので、ウロウロ歩きまわりながら朝食(小屋弁当)摂ってます。
三俣山荘前からの三俣蓮華岳。寒いので、ウロウロ歩きまわりながら朝食(小屋弁当)摂ってます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三俣山荘から鷲羽岳へと向かいます。すっかり葉が落ちたダケカンバ?の中に少しだけ紅葉が残っています。
三俣山荘から鷲羽岳へと向かいます。すっかり葉が落ちたダケカンバ?の中に少しだけ紅葉が残っています。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鷲羽岳。頂上直下に比べればダラダラ登りにに見えますが、結構きつい登りです。
鷲羽岳。頂上直下に比べればダラダラ登りにに見えますが、結構きつい登りです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鷲羽岳頂上着ゃーく。誰もいません。独り占め。
鷲羽岳頂上着ゃーく。誰もいません。独り占め。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍・穂・乗鞍
槍・穂・乗鞍
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六・笠・三俣蓮華
双六・笠・三俣蓮華
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 黒部五郎
黒部五郎
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 祖父・薬師
祖父・薬師
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 水晶、これから行くよー。
水晶、これから行くよー。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 野口のゴーロ
野口のゴーロ
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 真砂~湯俣(竹村新道)
真砂~湯俣(竹村新道)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 黒部源流の谷に、私の影が落ちてます。わかります?
黒部源流の谷に、私の影が落ちてます。わかります?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 さあ、これからワリモん。
さあ、これからワリモん。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雲の平
雲の平
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三俣山荘からここまで、黒部源流の谷から吹き上げる風にさらされ続けました。
三俣山荘からここまで、黒部源流の谷から吹き上げる風にさらされ続けました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ワリモ北分岐から見た水晶。
ワリモ北分岐から見た水晶。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 岩苔小谷って言っても「大谷」だよな。右奥の水晶からの稜線に隠れたあたりが高天ヶ原のはず。
岩苔小谷って言っても「大谷」だよな。右奥の水晶からの稜線に隠れたあたりが高天ヶ原のはず。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 真ん中左寄りに常念。そしてその右に富士山、その右に八ヶ岳。
真ん中左寄りに常念。そしてその右に富士山、その右に八ヶ岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 水晶小屋(もう閉まってる)上の稜線からの水晶。すぐ近くだね。
水晶小屋(もう閉まってる)上の稜線からの水晶。すぐ近くだね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 水晶、東斜面は盛大に崩れてます。向こうは赤牛だよね?
水晶、東斜面は盛大に崩れてます。向こうは赤牛だよね?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 さあ、これから水晶の岩場に突入。
さあ、これから水晶の岩場に突入。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 水晶ね。
水晶ね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 手前中央が鷲羽、奥は左から槍・穂・乗鞍。
手前中央が鷲羽、奥は左から槍・穂・乗鞍。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 左から、常念・富士・蝶・槍・穂
左から、常念・富士・蝶・槍・穂
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 着いたー!ここまで5時間。誰とも会わず。遠くを見渡しても誰もいない。最奥部独り占め。
着いたー!ここまで5時間。誰とも会わず。遠くを見渡しても誰もいない。最奥部独り占め。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 野口くん。
野口くん。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠も黒ゴロも端正だなぁ。
笠も黒ゴロも端正だなぁ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 赤ベコ。
赤ベコ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 薬師如来。
薬師如来。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 立山とその後ろに剣。鹿島槍、五龍あたりも。
立山とその後ろに剣。鹿島槍、五龍あたりも。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 大天井に常念。んで、遠くに富士。
大天井に常念。んで、遠くに富士。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 水晶小屋近くからの東沢谷。凄いガレ。この距離であの大きさの岩って、どんだけ大きいんだろ。
水晶小屋近くからの東沢谷。凄いガレ。この距離であの大きさの岩って、どんだけ大きいんだろ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ワリモ沢。
ワリモ沢。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鷲羽岳、登り返し中。赤岳(水晶小屋の直上)、赤い。
鷲羽岳、登り返し中。赤岳(水晶小屋の直上)、赤い。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 北鎌尾根、エグい。行ってみたいけど、行くと絶対後悔する。翌日、槍に登って確信した。高所が怖い私には無理。
北鎌尾根、エグい。行ってみたいけど、行くと絶対後悔する。翌日、槍に登って確信した。高所が怖い私には無理。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鷲羽岳ふたたび、んで、昼飯。ガーリックリゾッタにカフェラトリー。量少ないが行動食とってるので、十分。
鷲羽岳ふたたび、んで、昼飯。ガーリックリゾッタにカフェラトリー。量少ないが行動食とってるので、十分。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鷲羽池。ターコイズブルー。
鷲羽池。ターコイズブルー。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鷲羽下りてきた。伊藤新道が見える。いつか再開通するのかなあ、僕が生きてる間に。
鷲羽下りてきた。伊藤新道が見える。いつか再開通するのかなあ、僕が生きてる間に。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三俣山荘に戻ってきました。
三俣山荘に戻ってきました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三俣蓮華登り返し中。やっぱ、ここ絵になるなあ。
三俣蓮華登り返し中。やっぱ、ここ絵になるなあ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 この絵柄がもっといいかな?
この絵柄がもっといいかな?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 やっと巻き道分岐。14時10分。三俣蓮華と双六岳も行きたかったが、小屋着16時回るので断念。
やっと巻き道分岐。14時10分。三俣蓮華と双六岳も行きたかったが、小屋着16時回るので断念。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三俣蓮華行きたいなあ、一服しながら逡巡。
三俣蓮華行きたいなあ、一服しながら逡巡。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六岳行きたいなあ、まだ逡巡。
双六岳行きたいなあ、まだ逡巡。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 真ん中の樅沢岳の尾根の手前下に、これから戻る双六小屋が覗いてる。
真ん中の樅沢岳の尾根の手前下に、これから戻る双六小屋が覗いてる。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 樅沢で顔洗って、気合い入れ直し。
樅沢で顔洗って、気合い入れ直し。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 巻き道唯一の崩落箇所。
巻き道唯一の崩落箇所。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 巻き道を振り返って。丸山の中腹を横切ってます。
巻き道を振り返って。丸山の中腹を横切ってます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 よく見ると、鷲羽の中腹を伊藤新道が横切ってます。
よく見ると、鷲羽の中腹を伊藤新道が横切ってます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 やっと、双六岳の巻き道分岐です。さあ、あと5分。
やっと、双六岳の巻き道分岐です。さあ、あと5分。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 15:30、やっと双六小屋に着きました。今日の行動時間は10時間半。疲れました。
15:30、やっと双六小屋に着きました。今日の行動時間は10時間半。疲れました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 3日目、今日は西鎌尾根→槍ヶ岳→飛騨沢→新穂高の長行程です。出発は4時40分です。昨日までの疲れが残り、ペースが上がりません。
3日目、今日は西鎌尾根→槍ヶ岳→飛騨沢→新穂高の長行程です。出発は4時40分です。昨日までの疲れが残り、ペースが上がりません。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 歩いてきた稜線。
歩いてきた稜線。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 硫黄乗越手前で空が赤くなってきました。北鎌尾根のシルエットが浮かび上がります。
硫黄乗越手前で空が赤くなってきました。北鎌尾根のシルエットが浮かび上がります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 どんどん明るくなります。
どんどん明るくなります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 地面のそこかしこに、長い霜柱が。
地面のそこかしこに、長い霜柱が。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 弓折岳。中腹に鏡平小屋が見えます。
弓折岳。中腹に鏡平小屋が見えます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ふと目線を前方に向けると足元に雷鳥が。危うく蹴ってしまうところでした。さすがに驚いてトトトっと離れていったところ。この旅2回目の遭遇。最近、どこでもよく見るようになりましたね。
ふと目線を前方に向けると足元に雷鳥が。危うく蹴ってしまうところでした。さすがに驚いてトトトっと離れていったところ。この旅2回目の遭遇。最近、どこでもよく見るようになりましたね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 中央は小池新道入口あたりです。一昨日、紅葉がきれいだったエリア。
中央は小池新道入口あたりです。一昨日、紅葉がきれいだったエリア。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍がだんだん近づいてました。
槍がだんだん近づいてました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 西鎌尾根と穂高連峰。
西鎌尾根と穂高連峰。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 右上側の鏡平山荘と、左下側の小池新道入口。
右上側の鏡平山荘と、左下側の小池新道入口。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 北鎌尾根
北鎌尾根
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 歩いてきた稜線。千丈乗越の30分ほど手前から岩稜に変わります。
歩いてきた稜線。千丈乗越の30分ほど手前から岩稜に変わります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳と左俣谷。
笠ヶ岳と左俣谷。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍がもう目の前。
槍がもう目の前。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 このあたり、所々、鎖がつけられてます。それほど危険ではありませんが、足元に気を付けて。後ろに双六岳が見えます。
このあたり、所々、鎖がつけられてます。それほど危険ではありませんが、足元に気を付けて。後ろに双六岳が見えます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 千丈乗越に着きました。
千丈乗越に着きました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 大喰岳と飛騨沢の登山道。あそこを下りて行きます。
大喰岳と飛騨沢の登山道。あそこを下りて行きます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 飛騨沢の下のほう。
飛騨沢の下のほう。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 千丈乗越からはかなりの急登です。しんどい、しんどい。
千丈乗越からはかなりの急登です。しんどい、しんどい。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 あかん、もー、あかん。
あかん、もー、あかん。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 やっと登りきり、目の前に穂先があらわれます。この先、鞍部を右に回りこんだところが小屋です。
やっと登りきり、目の前に穂先があらわれます。この先、鞍部を右に回りこんだところが小屋です。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小屋から、槍沢を見下ろす。
小屋から、槍沢を見下ろす。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小屋からの穂先。さあ、行きましょう!
小屋からの穂先。さあ、行きましょう!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 なかなか険しいですね。
でも細かくルート表示(〇や→)してあり、それに従えば問題ありません。
なかなか険しいですね。 でも細かくルート表示(〇や→)してあり、それに従えば問題ありません。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 山頂、ここでも一人です。
北鎌尾根
山頂、ここでも一人です。 北鎌尾根
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳
笠ヶ岳
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 硫黄尾根とその向こうに鷲羽、水晶。
硫黄尾根とその向こうに鷲羽、水晶。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 祠の向こうは、燕、餓鬼。
祠の向こうは、燕、餓鬼。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 東鎌尾根。ヒュッテ西岳が見えますね。
東鎌尾根。ヒュッテ西岳が見えますね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 大喰~穂高連峰の稜線。
大喰~穂高連峰の稜線。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 千丈乗越~奥丸山の稜線
千丈乗越~奥丸山の稜線
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 穂高連峰をズームアップ。
穂高連峰をズームアップ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 南アルプス北部とその向こうに富士。
南アルプス北部とその向こうに富士。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 東鎌尾根とその奥に常念。
東鎌尾根とその奥に常念。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍沢と蝶。
槍沢と蝶。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 山頂直下の梯子
山頂直下の梯子
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 そのちょっと下
そのちょっと下
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 なかな急ですね。でも高所が怖い私でもそんなに怖くない。
なかな急ですね。でも高所が怖い私でもそんなに怖くない。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 しっかりルート表示があるからね。
しっかりルート表示があるからね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 山荘に戻ってカップラーメン。食堂の営業10:30からで、これしか食べられなかった。
山荘に戻ってカップラーメン。食堂の営業10:30からで、これしか食べられなかった。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 さあ、これから飛騨乗越から飛騨沢を下ります。
さいなら槍!
さあ、これから飛騨乗越から飛騨沢を下ります。 さいなら槍!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 もうすぐ飛騨乗越
もうすぐ飛騨乗越
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 西鎌尾根の千丈乗越あたり
西鎌尾根の千丈乗越あたり
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 この飛騨沢の下りキツイ。
この飛騨沢の下りキツイ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 やっと千丈乗越への分岐。すでに槍山頂からは600m以上下ってます。
ここもきれいなカール地形ですね。
やっと千丈乗越への分岐。すでに槍山頂からは600m以上下ってます。 ここもきれいなカール地形ですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 千丈乗越を見上げる。
千丈乗越を見上げる。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 弓折から双六への稜線・鏡平ともお別れ。この先見えなくなるよね。
弓折から双六への稜線・鏡平ともお別れ。この先見えなくなるよね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 葉が落ちたダケカンバがすごい寂寥感。
葉が落ちたダケカンバがすごい寂寥感。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 このあたりから、徐々に紅葉エリアに突入です。稜線とは違い風もなく、なんて穏やかなんだろう。
このあたりから、徐々に紅葉エリアに突入です。稜線とは違い風もなく、なんて穏やかなんだろう。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 北穂かな?
北穂かな?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 北穂~奥穂かな。
北穂~奥穂かな。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ダケカンバの冬枯れもきれいですね。
ダケカンバの冬枯れもきれいですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 落ち葉がたくさん。岩に足を置くときは注意、滑ります。
落ち葉がたくさん。岩に足を置くときは注意、滑ります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 大喰沢
大喰沢
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 中ノ沢
中ノ沢
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ようやく槍平。
ようやく槍平。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小屋は営業終わってます。
小屋は営業終わってます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 あれって、滝谷のドーム?
あれって、滝谷のドーム?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 南沢。
南沢。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 きれー。
きれー。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 きれー2。
きれー2。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 滝谷ー!
滝谷ー!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 渡れて良かった❗明日は大雨予報。ヤバいね。
渡れて良かった❗明日は大雨予報。ヤバいね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 滝谷の右俣沿い。きれー。
滝谷の右俣沿い。きれー。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 チビ沢
チビ沢
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 白出沢
白出沢
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ここからは林道歩き。
ここからは林道歩き。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 紅葉きれい、後ろは抜戸岳かな?
紅葉きれい、後ろは抜戸岳かな?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 穂高平小屋
穂高平小屋
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 やっと駐車場。肩が限界。僧帽筋鍛えてなかったからなあ。このあと、平湯温泉で風呂入って、京都まで走る気力なく、安曇野穂高の別荘に帰りました。で、13時間半も寝た。3日間、無理したからな。
やっと駐車場。肩が限界。僧帽筋鍛えてなかったからなあ。このあと、平湯温泉で風呂入って、京都まで走る気力なく、安曇野穂高の別荘に帰りました。で、13時間半も寝た。3日間、無理したからな。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 安曇野では一晩中、豪雨。下山して正解でした。途中、中央道から、南アルプス見ると、北岳、仙丈岳ともに山頂は真っ白でした。
やっと京都に着いたら、綺麗な夕空でした。
安曇野では一晩中、豪雨。下山して正解でした。途中、中央道から、南アルプス見ると、北岳、仙丈岳ともに山頂は真っ白でした。 やっと京都に着いたら、綺麗な夕空でした。

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