初めて摩耶山に登りました。山頂からの360度の展望は素晴らしく、月山、鳥海山はもちろん、日本海に浮かぶ粟島も近くに望めました。眼下には荒沢ダム、その向こうに以東岳も確認できました。紅葉は山頂部付近が見頃で、山腹のブナの黄葉も素晴らしい。 登山ルートは、越沢登山口から沢沿いに進み、小国川を渡渉して分岐点に着き、ここから初心者コースとベテランコースに分かれますが、ベテランコースを歩きました。岩場の登りと急登の連続で、山頂まで一気に登ります。これがなかなかきつく、鞍部に出てようやく一息つきました。そこから山頂までは20分ほどでしょうか。山頂付近に飛び出て、360度の展望に接した時は本当に感動しました。 下山は初心者コースを選択しました。途中に6体地蔵が祀られており、ここが信仰の山だということを再確認しました。ここからのブナ林は実に見事です。途中、色とりどりの葉の向こうに七つ滝が見えました。 山頂では1時間ほど休んだのですが、記録では2分の休憩になっています。これは操作ミスでしょうか。初めて使ったので、記録の取り方がよくわかりません。実質的には、登り2時間47分、降り1時間33分、休憩1時間02分というところです。 摩耶山は標高が低いにも関わらず、変化に富み、眺望が圧倒的に優れ、渓流沿いの道とブナ林が素晴らしい秀峰ですね。高曇りの一日、山旅を楽しむことができました。
林道を進み、瀬戸橋を渡ると駐車スペースがあります。5台程度駐車できます。
登山道入り口です。
ここから杉林を進みます。
数分で杉林を抜けます。
右手に沢を見ながら進みます。雰囲気良し。
トチの木の向こうに岩壁が見えます。
ハシゴで渡渉します。不安定なのでトレッキングポールの助けが必要です。
沢が右手に変わりました。巨岩や岩壁が現れます。
この辺りの紅葉は、まだ始まったばかりです。
小さな滝がいくつも現れます。
流れが緩やかになります。
ミズナラやサワグルミの木々の林床をシダ類が覆っています。
この滝を見て、分岐点をベテランコースへ進みます。
渓流の流れが美しい。
見上げるとブナが目立つようになりました。
深い緑色に惹かれます。
大きな滝が見えてきました。弁財天の滝です。
滝の左にある梯子を登ります。右下に登山者が小さく写っています。
滝を右に見て登ります。
水しぶきが凄い。
梯子を登り切って滝壺を見下ろします。
梯子を登ったところから急登が始まります。
延々と登って分岐点に着きました。七つ滝コースは廃道になっているようです。
ブナの黄葉が始まっています。
トチノキとカエデは黄色に染まっています。
ドウダンやウルシ、ナナカマドなどは赤く染まっています。
山頂付近の稜線が見えてきました。
ブナの木肌が美しい。
鞍部に入り、いったん降ります。
先行する登山者に追いつきました。
山頂部の紅葉が見事です。
今日は高曇りなので、鮮やかさは今ひとつです。
ここから山頂部に飛び出ます。どのような景色に出会えるでしょうか。
あっと驚く景色が広がっていました。
山頂に人が見えます。
鉾ケ峰、鑓ケ峰の斜面は素晴らしい紅葉です。
山頂の対岸には月山が大きく見えます。
以東岳と泡滝ダムも確認できます。
切り立った岩頭に貼りつく紅葉が美しい。
日本海に浮かぶのは粟島です。
遠くに鳥海山が見えます。
手前が鉾ケ峰、その影に鑓ケ峰が聳えます。
山頂から鳥海山をもう一度眺め、下山します。
紅葉が凄い。
6体地蔵です。それぞれ表情が違います。
ブナ林を降ります。
摩耶山を振り返ります。
切り立った斜面が見えました。
避難小屋です。
ブナの巨木が点在しています。
開放的な道です。
気分が休まる道です。
木肌の美しいブナです。
七つ滝が見えました。
カラマツの木が混じってきました。
初心者コース、ベテランコースの分岐点に着きました。
渓流沿いの道を登山口に戻ります。
紅葉の時期にまた見てみたい構図です。
また梯子を渡ります。バランスが取りにくく、下手をすると沢に落ちてしまうので注意が必要です。
杉林を歩き、登山口に戻りました。
林道入り口の表示はこうなっています。ここから約2km入ったところが登山道入り口です。
この活動日記で通ったコース
越沢登山口-摩耶山 周回コース
- 05:03
- 5.4 km
- 774 m
- コース定数 18