阿蘇に住む叔父とイノシシ猟に行ってきました。 年に一度でいいので、自分の手で生きものを殺め、祈りを込めて捌く経験をしておくと「ヒト科としての生物の野生が目覚める」と言えばいいのか、身のまわりのすべてと自分が生きて今ここに在ることに対し、感謝が自ずと湧いてくる。二度とはないこの人生を、悔いなく本気(マジ)で生きようという思いが立ちあがってくる。 私にとって狩猟はひとつの儀式のようなものかもしれません。
ワナ猟。イノシシを狙うのですが、鹿がかかったり、時には野犬がかかることも...
国道沿いを走ると...
脇に獣道があったり、
掘り返した跡がある。
形跡を読み、杉林に入る。
山の中の獣道。
踏み痕あり。イノシシ。少し小さめ。
(手入れのされてない杉林の中は昼でも暗い... 日本の林業を本気で考えないとヤベーですばい...)
釘を打ち付け、
バネをセット、
踏み込み痕を基点にワイヤーで円を描き、
イノシシの頭ぐらいの高さに釣糸をセットし、ワナ完成。
78歳の叔父。獣の気配を見る叔父の眼に未だ及ばず...
阿蘇の赤牛。牛さんの餌を奪いにイノシシが来ている形跡あり...