活動データ
タイム
05:41
距離
32.6km
のぼり
1996m
くだり
1996m
活動詳細
すべて見るトレラン レースの未経験の私が、初めてレースに挑みました。レースに参加してみていろいろと勉強になりました。 前半はゲレンデを上りさえすれば、あとはわりと高低差は穏やかです。ところが金山滝のエイドから女人堂までの登りがえらいことになってます。その女人堂を過ぎても後半は前半よりかなり高低差が激しめ。 誰でも思いつく作戦なんでしょうが、前半は抑え目、力を残して勝負は後半にしようと考えていました。 しかしいざ走ってみると前半抑えたつもりが、金山滝のエイドからの登りで力を使い果たしました。何回も足がピクピクつりかけていましたが、頂上近くでとうとう強烈に足がつって急斜面で動けなくなりました。そこからは無理せず、足がつらないようにだましだまし走ることになりました。 道が細いトレイルでは、抜くことも抜かれることも気を使うので、ついつい周りのペースに合わせてしまいます。マイペースを守ることは難しいし、ある意味まわりに迷惑をかけてしまいます。ほんと難しい。今回のレースでは必須の装備ではありませんが、熊鈴を装備してると背後からランナーが来てる事がわかるので助かりました。すんなりと道の譲り合いができるのでした。 もう一つ難しい事が今回のトレイルのコンディションです。当日は晴れていましたが、前日まで雨が降っていて、日当たりが悪いところや谷間になっているところがぬかるみになってました。これが厄介。泥が付くと足が重くなるし、濡れると足がふやけてマメが壊れる。 気持ち良くゲレンデを下っていたら泥に足をとられて滑って転倒。よく見ればあちこちに滑った跡があり、転んだことと予測できない自分に腹が立ち、悔しい思いをしました。 後半周りを見るとお尻や肘が泥だらけになってる方がけっこういました。今回はしかたないか? レースとして振り返ると完全な失敗レース。考えが甘い撃沈レースでした。 走っている時間が長くなって後半バテバテになってしまいました。登りは歩いてもハーハーゼーゼー、下りは太ももパンパンで満足に走れずいいとこなし。力を出し切ったと言えばカッコいいですが、ゴールしたら座って動けなくなりました。 ペース配分以前の問題で、単純に持久力不足です。もっと長い距離、長い時間、急登に慣れないと、このコースでは満足できる走りはできないと思います。 今回参加したATRFは単純なレースではなくフェスの一部です。 熱気球あり、ガイド付きのハイキングがあり、青空ヨガありとイベントがたくさんあります。 さらに屋台も沢山。秋田の名物もいろいろ食べることもできます。 家族や友達がトレラン にエントリーしていて、応援に来るだけでも充分楽しめるのです。 レビューの評価が高いわけが参加してみてよくわかりました。 私としては特に所帯持ちのお父さんたちにおすすめです。奥さんやお子さんを連れて来ても退屈する事なく過ごしていただけるのではないでしょうか。実際私も走らない妻と一緒に来ましたが満足していました。 惜しむらくはレースの後にフェスの様子を写真に撮るつもりでしたが、そんな余裕はありませんでした。 最後になりましたが、実行委員やボランティアの方、開催に携わっている方には感謝しかありません。ありがとうございます。来年鍛え直してまた来ます。 また先週の週末は台風の影響で、トレラン レースを含めいろいろなイベントが中止となってしまいました。そんな中こうして走れた事に感謝し、被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
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