雨の由布岳

今回は、前々から温めていた計画の由布岳登山。これまでに実施計画が色々な理由で２回頓挫。そして、３回目にしてやっとたどり着いた。最初の印象は「由布岳ってデカイ！」。しかし、登山口は小雨だった。天気予報では、15:00から50%だったのに、既に雨が降ってる。この小雨のままならなんとかなりそうだった。そして山行開始、樹林帯に入ってすぐにデジカメのバッテリーが切れてしまい、少し凹んだ。夜勤明けで移動に約二時間、山行開始が昼前だったこともあり、昼過ぎには下山してくる人が多かった。すれ違った下山者らは東南アジア系の人や欧州系っぽい人達がおり、外国人にも人気の山のようだ。７合目辺りだろうか、いきなり眼下に雲海が飛び込んできた。「おぉ～」とテンションがダダ上がり！が、雨粒も段々と大きくなり風も強くなり始めた。マタエに着いた頃には、小雨どころか、強風のお陰で横殴り気味の雨。足を止めると一気に体温が下がって寒い(T-T)今回、西峰からお鉢めぐりをしたかったので、とりあえず鎖場に取り付き、最初の鎖場、２番目の鎖場はクリアした。しかし、雨で鎖と足場が濡れていて状況としては最悪だった。この時に色々考えました。このまま強行突破すべきか、15:00を前にして雨足が弱る可能性は低く、お鉢めぐりの最中ずっと風雨に晒されるリスク。結論は、山は逃げないので今回は無理せず東峰だけに登ることにし、西峰からのお鉢めぐりはリベンジすることに決定。ということで、目標は達成出来ませんでしたが、雲海が見れたことが良き思い出になりました。 山頂では、私の温度計が8℃を示していました。ちょっと予想よりも冷えました。