奥多摩登山道偵察任務。川乗山要塞化の兆候アリ。

台風１９号で被害に遭われた方々と地域の一日も早い復興を心から祈念します。 ※※※ ぽいっ少尉の第一遊撃小隊が台風後の丹沢を偵察し、鍋割山の要塞化の兆候を確認。 我が第二レンジャー部隊はやや遅れをとったが、東京都奥多摩、川乗山の状況を偵察したので報告する。 今回通ったルートを使用する限りにおいて登頂は可能ではあったが、ルートに数々の障害設備が設置され、本体は要塞化されつつあり、可及的速やかに精鋭諸君の入山による障害設備の各個撃破を望む。 〈登山道状況〉 ルートは落枝や土砂がかぶり、わかりにくく、また歩きにくくなっている箇所が多数。特に谷をトラバースする箇所は沢となっており、大量の土砂や流木が道を崩壊させていた。さらなる崩壊による登頂妨害の可能性もある。 〈登山道周辺状況〉 気をつけたいのは奥多摩駅からのアプローチ、もしくは奥多摩駅への下山。通常は川乗橋の登山口を通るのだが、そこへ通じる日原街道が崩落し、車も人も通れない状態。復旧の目処は立っていない。したがって、奥多摩基地を使う場合は本仁田山を経由する大休場尾根コースを使用する。コースの登山口は土砂と流木によりカモフラージュされていた（10/15現在）。谷沿いではなく尾根沿いに登ること。また、この地区は断水のため公衆トイレが使えず、精神的にも追い込まれることも想定しておいたほうが良い。 〈特記事項〉 百尋の滝は川乗山の要所の一つと思われるが、川乗橋の登山口が使えないので、滝に行くには、川乗山頂上から往復2~3時間ほどかけてピストンせねばならず、事実上、道の崩落が復旧するまで百尋へは行くのさえ難しい。 以上