傾山周回 藪医者山考3 [睡眠不足と過重量]

2019.10.13(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 25
休憩時間
1 時間 28
距離
14.3 km
のぼり / くだり
1743 / 1745 m
39
1 2
29
2 33

活動詳細

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本当は九折から尾平まで縦走するつもりで、一泊分の準備をしてきたが、結局は寝不足がたたってペースが上がらず、傾山の周回で終わってしまった。 これまで睡眠不足が山行に影響するなどということは、考えたこともなかったが、今回の山行では睡眠不足の影響を思い知らされた。 前日の睡眠時間は、寝坊をしなかったおかげで、1時間30分。何とか居眠りせず、3時間の運転で尾平に着いたのが、06:30。LAMP豊後大野に自転車をデポし、07:00 九折の登山口に着いた時は、🅿️はほぼ満車状態。 当初の計画は、九折登山口→三ツ尾→傾山→九折越→笠松山→本谷山→丸山→⛺泊→尾平越→LAMP豊後大野と歩き、後は自転車で九折の🅿️まで下り、午前中には自宅に戻る予定だった。 しかし、前半は「睡眠不足」、後半は「過重量」が影響し、なんとも消化不良な山行になってしまった。 睡眠不足は短時間であれば、身体的な影響はさほどないが、長時間に及べば影響は避けられない。通常なら下りで疲労を感じることはないが、九折越手前あたりから急に身体が重くなる。いつもなら気にならない余分の5㎏ほどの重さが、ジワッと体力を奪っていた感じもあり、バランスを崩す頻度が増えていた。 九折越からの下山は2時間30分程度だったが、これが結構つらいものになった。沢沿いのルートで薄暗く後半は植林帯になり、あまり面白味がない。その上、予定変更で泊まるつもりで持ってきた荷物は必要なくなり、結局15㎏は余分な物を持って1日中歩き回ったことになる。 傾山の山容はみごとだったが、結果的には忍耐訓練なような山行になってしまった。 さらに、下山後30分かけデポした自転車を回収し、LAMP豊後大野で入浴後、仮眠を取りながら4時間かけて帰宅した。 今回の教訓、当たり前のことだか、 ①前日は十分な睡眠をとること。 ②余裕を持った山行計画をたてること。 ③その日の体力や天候に応じた装備にすること。 ④自分の体力を過信しないこと。 ⑤荷物が多い(重い)時は、ポールが役立つ(バランスを崩しても転倒しないですむ)。

傾山 九折🅿️から登山口へ向かう。
駐車場には、トイレとWifiポイントがある。
九折🅿️から登山口へ向かう。 駐車場には、トイレとWifiポイントがある。
傾山 分岐は三ツ尾方面のルートをとる。

しかし、歩き始めるとなんとなくいつもと違う、ダルくて、ペースが上がらない。身体がキツイわけじゃない。足は上がるし、呼吸が乱れるわけでもない。ただただダルい。
分岐は三ツ尾方面のルートをとる。 しかし、歩き始めるとなんとなくいつもと違う、ダルくて、ペースが上がらない。身体がキツイわけじゃない。足は上がるし、呼吸が乱れるわけでもない。ただただダルい。
傾山 観音滝。
観音滝。
傾山 一旦林道に出るが、左手に次の登り口がある。
一旦林道に出るが、左手に次の登り口がある。
傾山 やや曇っているが、暑くもなく、丁度いい。
しかし、身体はダルい。
オーバー・ウェイトのせいか?
ザックにはテント泊用具と、今回は要らない登攀用具も入れてきたので、総重量が20kg近くになっていた。しかし、過重量が原因の時は、息が上がって足が上がらなくなることが多い。
やや曇っているが、暑くもなく、丁度いい。 しかし、身体はダルい。 オーバー・ウェイトのせいか? ザックにはテント泊用具と、今回は要らない登攀用具も入れてきたので、総重量が20kg近くになっていた。しかし、過重量が原因の時は、息が上がって足が上がらなくなることが多い。
傾山 三ツ尾の分岐点。
キツくはないが、ダルい。
思い当たることと言えば「睡眠不足」か。
仲間と一緒に来る時は、大抵車の中で1時間くらいは寝させてもらっていた。それが今回は全くなかった。
三ツ尾の分岐点。 キツくはないが、ダルい。 思い当たることと言えば「睡眠不足」か。 仲間と一緒に来る時は、大抵車の中で1時間くらいは寝させてもらっていた。それが今回は全くなかった。
傾山 そういえば朝飯を食べてなかった。
ここで、ちょっと一息。
そういえば朝飯を食べてなかった。 ここで、ちょっと一息。
傾山 身体のキツさはないのに、休憩してもダルさは取れない。いつもなら登り始めて半時間もすれば、ペースが安定するのだが、登るにつれペースが落ちてくる。
身体のキツさはないのに、休憩してもダルさは取れない。いつもなら登り始めて半時間もすれば、ペースが安定するのだが、登るにつれペースが落ちてくる。
傾山 やはり、寝不足が原因か。
原因が判っても、もはや後の祭である。今更、寝る訳にもいかないし・・・。
やはり、寝不足が原因か。 原因が判っても、もはや後の祭である。今更、寝る訳にもいかないし・・・。
傾山 ようやく、傾山が見えてきた。
向こうに見えるのが、これから向かうルートと祖母山か?
ようやく、傾山が見えてきた。 向こうに見えるのが、これから向かうルートと祖母山か?
傾山 傾山、逆光でいまいち。
傾山、逆光でいまいち。
傾山 何とかコースタイム通りに傾山に到着する。昼飯を摂って、ザックにもたれ掛かるといつの間にか眠り込んでしまった。気がつくと30分ほど経っていて、慌てて九折越に向かう。
何とかコースタイム通りに傾山に到着する。昼飯を摂って、ザックにもたれ掛かるといつの間にか眠り込んでしまった。気がつくと30分ほど経っていて、慌てて九折越に向かう。
傾山 九折越へ向かう。
九折越へ向かう。
傾山 傾山、みごとだ!
傾山、みごとだ!
傾山 これからはほぼ下りだ。
何とか遅れを取り戻したい。
これからはほぼ下りだ。 何とか遅れを取り戻したい。
傾山 傾山の岩壁が青空に映える。
傾山の岩壁が青空に映える。
傾山 山頂に人ひとり。
山頂に人ひとり。
傾山 少しダルさは取れていたが、余分な荷物を入れていたのと、睡眠不足でムリをしたのとで、疲労がたまりはじめていたようだ。岩場の急な下りが多いせいもあったが、いつもよりバランスが悪い。ポールのおかげで転倒は免れたが、やはりダルさは取れず、下りでも全くペースが上がらない。
少しダルさは取れていたが、余分な荷物を入れていたのと、睡眠不足でムリをしたのとで、疲労がたまりはじめていたようだ。岩場の急な下りが多いせいもあったが、いつもよりバランスが悪い。ポールのおかげで転倒は免れたが、やはりダルさは取れず、下りでも全くペースが上がらない。
傾山 日差しが気持ちいいが、
日差しが気持ちいいが、
傾山 やはり、ダルい!
やはり、ダルい!
傾山 九折越に到着。2張の⛺がある。
九折越に到着。2張の⛺がある。
傾山 九折越小屋まできて、横になり一思案。進むべきか、下るべきか。
5分ほど眠ってしまったが、とりあえずもう少し進んでみることにする。
しかし、少し進んだところで仕事場から連絡が入る。
結局、今日中に戻ることになり、再度小屋で腹ごしらえをし、九折越から下山することになる。
九折越小屋まできて、横になり一思案。進むべきか、下るべきか。 5分ほど眠ってしまったが、とりあえずもう少し進んでみることにする。 しかし、少し進んだところで仕事場から連絡が入る。 結局、今日中に戻ることになり、再度小屋で腹ごしらえをし、九折越から下山することになる。

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