浅間山・弓張山・城山…アサギマダラの乱舞する縦走路

台風１９号の過ぎ去った後、台風一過の快晴の中、愛知・静岡県境の城山・浅間山・弓張山の縦走をしました。 三河大野にある「阿寺の七滝」の駐車場の２キロ先から林道に入りますが、わかりにくい。 その後、林道を進んで浅間山の手前に車を置き、登山道に入りますが、これもわからない。 薄い踏み跡を見つけ、車を置いてスタートしましたが、登山道の標識もなく、道はほとんど獣道と化していて、ほぼ廃道と言っていいでしょう。 ここでyamapの地図を見ると、稜線の反対側（東側）に登山道が書いてありました。「愛知の１３０山」というガイドブックを頼りにして来たのですが、データが古いようです。 とにかく、間伐材の転がる杉林の中や薄い獣道をyamapの地図と野生の勘を頼りに浅間山をめざしました。あっけなく着きました。古い祠がありましたが、展望はありません。 その後、弓張山をめざして、南進します。 気持ちの良い樹林の稜線歩きを約２０分で、弓張山山頂です。ここも展望はありません。 ここからさらに南進して城山をめざします。林道に合流したところで、突然展望が開けました。 北は南アルプス深南部から南は太平洋まで、１８０度の展望です。 ここが唯一のすばらしい展望地でした。 ここからは林道歩きで城山まで歩きました。 途中、アサギマダラがひらひらとたくさん舞っていました。数えてみたところちょうど１０匹（１０頭）アサギマダラは渡りの蝶なので、たまたま出会っただけだと思いますが、こんなにまとめてみたのは初めてです。 ドコモの巨大なアンテナが２本立っている間に城山の頂上がありましたが、ここも展望はありません。 ここから周回して西側の道を通りましたが、道は荒れていて、イバラがいっぱい。 私は長袖長ズボンだったので良かったですが、半袖短パンでは傷だらけになってしまいます。 まさに「茨の道」と言えるでしょう。 しばらくすると林道に合流し、それからは元来た道をたどって車に戻りました。