滑落の槍ヶ岳 2014.6.16 備忘録

2019.10.12(土) 日帰り

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飛騨沢を直登して小屋まであと少しという所で、立ち止まりふーっと深呼吸したそれがきっかけになったのか私の両側の20m程が崩れ滑落。ハイマツ帯があり飛び込み30m程で滑落停止、露出していた石で太ももを切り出血。それでも小屋を目指すべく傾斜の緩い所へ向けてトラバースの最中にまたもや滑落。すぐさまピッケル制動を試みるもぐずぐずの雪の前では何の役にも立たず槍ヶ岳をバックに虚しくスプレーが舞うのみでした(笑) 9.8毎秒毎秒程でないにしてもどんどん速度を増していきます。幸いルート上に岩などはなくスムーズに滑落を続けます(笑)しかし飛騨沢の末端は雪融け水で増水している本当の沢があるのでそれまでに止まらなければなりません。たまたま前日に見た三浦雄一郎さんの番組でやっていた滑落停止方法を思い出し試みましたが止まりません。巨大なスノーブリッジの残る沢に突っ込む事が頭をよぎりますが、どうしたって止まりません。ああー つづく。。

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