活動データ
タイム
17:35
距離
22.7km
のぼり
2596m
くだり
2609m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る台風19号襲来前の好天予報。 日曜日は、トレイルランの大会に参加予定で山歩きは控えていたが… 多分台風で中止になるだろう。 この好転を逃すわけにはいかない。 10日は誕生日だし、山の上で静かに一人乾杯もいいかもね。 で、急遽紅葉でも見に行きたいなあと思い行先を探す。 以前東北の山旅で視界がなく消化不良だった、鳥海山と月山が頭に浮かんだが… 急に思い立った山歩きには、遠すぎる。 地元の谷川岳付近の山もいいが、この素晴らしい予報では、近すぎてもったいない感じ。 で、決定したのが白馬岳! 本当ならテント泊で楽しみたいが、急な山行では、いまいち重いザックを担ぐ気分になれない。 山荘泊でのんびり歩こう。 猿倉から大雪渓を登り白馬頂上山荘(泊)で、槍温泉で下山するコース。 大雪渓は、途中ガスで視界がなかったが徐々に晴れ素晴らしい景色が現れた。 相前後しながら歩いた神奈川のYさんと、時折現れる景色感動する。 このYさんとは、後になり先になりご一緒することとなり、山荘でも同じ部屋。 お互い単独での山歩き、楽しい時間を過ごさせてもらった。 大雪渓は、もう雪渓はほとんどなし。 一部区間は残っていたが、慎重に歩けばアイゼン無しでも大丈夫だ。 村営宿舎前のベンチで、先を歩いていたYさんと再び合流。 「旭岳行くんだけど…」とのこと。 「いやあ、私も山荘に荷物置いた後行ければと思ってたんですよ」 コースを見ると先に行った方がいいかなと思い、「じゃあご一緒しましょう」となった。 旭岳は、白馬岳から時々眺めていたが、いつか登りたいと思っていた山です。 アマチュア無線のSOTA対象でもあるがまだ運用記録がない。 で、ぜひ今回は山頂で無線運用をと言うのも目的でした。 旭岳には登山道はない。 トラバースするように祖母谷へ向かうコースはあるが… 途中のケルンに「旭岳山頂への登山道はありません。登山道外は入林許可が必要です」との古ぼけた掲示があった。 しかし、掲示責任者や連絡先などの記載はなく、誰に許可をもらうのか判然としない。 山荘で聞いてみたが、問題ないんじゃないですかとのことで、はっきりとしたことは不明。 これについては、帰宅後調べたらどうも国有林となるので森林局の管理になるらしい。 で、電話して事情を話し確認しました。 確認した内容は割愛するが、国有林に入林(入山)場合いくつかの条件があり、それに該当すれば「入山届・許可申請」を出してもらう必要があるとのことでした。 入林手続きが必要な場合、入山届は「鳥獣捕獲、ドローン飛行、イベント開催、調査、取材」など、申請は「高山植物採取」だそうです。 今回見かけた掲示物については、それがあるという認識もなかったし、誰が設置したかも不明とのこと。責任者名なども記されてなかったと伝えると、後日確認してみるとの返答でした。 「単なる登山です。事後になるが届出しましょうか?」と話したら「問題ありません。不要です。連絡していただきありがとう。」との返答でした。 積雪があればロープも掲示物も見えなくなり、あまり意味ないのかもねと思いました。 厳密にいうと登山道の無い国有林の場合は届が必要とかなとも思われるが、登山道の無い山はバリルートとして結構歩かれることもあり、どの山が国有林か、私有地かの区別もわかりにくい。 一般登山であれば、安全に留意して歩けば問題ないのではと思った次第です。 話がそれたが、植生保護とかの目的の立入禁止ではなさそうだし、Yさんと登りました。 稜線に出るまでは、登山道はないと思った方がいいです。 稜線に出ると割としっかりした道がありました。 Yさんは展望を楽しんだ後先に下山。 私は無線でCQCQ、数局交信したあと下山。 なお、登る場所によっては落石や転落などの危険性があります。 このレポを参考に登られて事故にあったり、森林局からお咎めがあったとしても責任は負えませんのであしからず。 白馬山荘ではYさんと同室になりました。 布団が6枚敷かれた部屋で4人、のんびり寝れそうです。 Yさんは翌日、小蓮華方面へ下山なので明日山頂へとのこと。 ザックをデポし一人で白馬岳へ向かう。 山頂からは素晴らしい展望。ここでも数局無線で交信する。 寒くなったので山荘へ戻ります。 ストーブがありがたいです。 白馬に来たのは何度かあるが山荘に泊まったのは初めて。 ご飯もおいしく、暖かく、部屋もゆったり。いいですねえ。 のんびり夕焼け、朝焼けを見ることができました。 星空もきれいだったようだが、起きれませんでした(*_*; 二日目です。Yさんと別れ杓子岳を目指す。 ここはトラバース道もあるが、白馬三山の一つだし頑張って登ります。 そして鑓ケ岳へ。 ここはSOTA対象の山、 鑓から槍ヶ岳や劔方面、富士山など眺めながらの交信は気持ちいいです。 外国人3人組と写真撮り合う。 白馬は、外国人の登山客も多いです。人気なんですねえ。 下山は鑓温泉経由。中々歩きがいのある道です。 温泉に到着。小屋は今の時期解体してますが、足湯は入れました。 先程の外国人3人組が足湯を楽しんでました。 「フォト OK?」「OK、OK」と気さくな三人組でした。 イスラエルから来たそうで、「スパ、最高!」というようなこと言ってました。 足湯に浸かって疲れた足を癒し、さあ、あと3時間くらいかなと温泉を後にする。 ここからが長く感じました。 しかし標高を上げると紅葉がまだ見ごろのところもあり楽しく下ります。 休んでたらテント泊装備の重いザック背負った男性に追いつかれた。 いやあ、いいペースで歩いてます。 山談議などしながら一緒に下山。 お蔭で後半は快調なペースで歩けました。
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