檜洞丸(石棚山稜経由~犬越路~西丹沢)

2014.12.21(日) 日帰り

活動詳細

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箒沢公園橋のバス停から石棚山稜を経て檜洞丸(ひのきぼらまる)に登り、主稜を犬越路、用木沢出合を経由して西丹沢自然教室に下山しました。 冬至が近い日だったので、稜線から降りると15時ぐらいでも薄暗くなるので常に時間を気にしなければいけないのですが、ブナ林の稜線歩きや連続する鎖場、積雪、凍結、といったように飽きさせない要素が満載のルートでした。ツツジで有名な山ですが、晴れていると北は南アルプス、西には富士山、南には駿河湾と相模湾、東は主稜や主脈を見渡せて、真冬でも十分楽しめます。 (条件が良いと犬越路から槍ヶ岳も見えるらしいです) ブナ林の中を緩やかに登っていく石棚山稜は、取りつくまでは大変ですがお気に入りの道の一つです。檜洞丸への1ルートではありますが、ここを目的に行くのもアリです。 標高1300m以上では若干の積雪や地面の凍結があったので、本格的なアイゼンは不要なものの、軽アイゼンやチェーンアイゼンは必携です。特に丸太で土留めしたような階段は、積もった雪が解けて再凍結したアイスバーン状態だったので、滑り止め無しでは到底歩けなかったと思います。今回は下山時にチェーンアイゼンを装着しました。 ちなみに、西丹沢自然教室でブラシを借りられるので、下山後は教室裏の川で靴やアイゼンなど装備品の泥落としができます。 ---- 新松田駅 ↓ (バス) 箒沢公園橋バス停下車 8:30 ↓ 板小屋沢ノ頭 ↓ 石棚山稜 ↓ 檜洞丸 12:30 ↓ 大笄・小笄 ↓ 犬越路 15:00 ↓ 用木沢出合 ↓ 西丹沢自然教室 16:30 ※現在は西丹沢ビジターセンターに名称変更 ↓ (バス) 新松田

大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 箒沢公園橋バス停で下車し目の前の橋を渡ってキャンプ場脇から登山道に入る
箒沢公園橋バス停で下車し目の前の橋を渡ってキャンプ場脇から登山道に入る
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 植林エリアを抜けてからは板小屋沢の上流に向かって沢沿いの道を進む
(ハシゴで堰堤を越える箇所あり)
植林エリアを抜けてからは板小屋沢の上流に向かって沢沿いの道を進む (ハシゴで堰堤を越える箇所あり)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 雑木林を緩やかに登る箇所もある
雑木林を緩やかに登る箇所もある
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 炭焼き窯の跡
炭焼き窯の跡
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 沢を離れると斜度がきつくなってくる
沢を離れると斜度がきつくなってくる
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ふみ跡が不明瞭な箇所もあるので要注意
(きれいな林相)
ふみ跡が不明瞭な箇所もあるので要注意 (きれいな林相)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 板小屋沢ノ頭の山頂直下の急登
(この付近から遠くを望めるようになる)
板小屋沢ノ頭の山頂直下の急登 (この付近から遠くを望めるようになる)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 板小屋沢ノ頭と書かれているがピークはその少し上
板小屋沢ノ頭と書かれているがピークはその少し上
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ピークを巻く道
(狭いトラバース道もあるので要注意)
ピークを巻く道 (狭いトラバース道もあるので要注意)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 晴れていれば木々の隙間から富士山を望める
晴れていれば木々の隙間から富士山を望める
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 板小屋沢ノ頭とヤブ沢ノ頭の間にあるピーク
板小屋沢ノ頭とヤブ沢ノ頭の間にあるピーク
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 次に登るヤブ沢ノ頭がそびえている
(石棚山稜はアレを越えないと辿り着けない、と思うと序盤ながら心が折れる)
次に登るヤブ沢ノ頭がそびえている (石棚山稜はアレを越えないと辿り着けない、と思うと序盤ながら心が折れる)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ヤブ沢ノ頭の山頂
ヤブ沢ノ頭の山頂
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 少し下ってようやく石棚山稜に取りつく
少し下ってようやく石棚山稜に取りつく
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 玄倉方面からの道と合流
(写真はないがここまでの登りもきつかった)
玄倉方面からの道と合流 (写真はないがここまでの登りもきつかった)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 稜線に出てほどなく石棚山のピークを通過する
(といっても気づかないぐらい平らなピーク、写真奥の三角点がそれを示す目印)
稜線に出てほどなく石棚山のピークを通過する (といっても気づかないぐらい平らなピーク、写真奥の三角点がそれを示す目印)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 気持ちのいいブナ林、そしてアップダウンの少ない道
これこそが石棚山稜の魅力であり、トップクラスに好きな道
気持ちのいいブナ林、そしてアップダウンの少ない道 これこそが石棚山稜の魅力であり、トップクラスに好きな道
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 この感じ、たまらない
さっきの急登の辛さを忘れさせてくれる
この感じ、たまらない さっきの急登の辛さを忘れさせてくれる
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 植生保護の階段が敷かれている箇所もある
植生保護の階段が敷かれている箇所もある
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 崖っぷちの木
次に来た時には無いだろうと思っていたが、実はこの4年後も無事だった
崖っぷちの木 次に来た時には無いだろうと思っていたが、実はこの4年後も無事だった
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 もうすぐテシロノ頭
この道、最高
もうすぐテシロノ頭 この道、最高
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 テシロノ頭
(ここも山頂は巻く)
テシロノ頭 (ここも山頂は巻く)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 テシロノ頭付近から残雪があり凍った道を進む
(滑り止めを付けるほどではない)
テシロノ頭付近から残雪があり凍った道を進む (滑り止めを付けるほどではない)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ユーシンからの道と合流
(ここから檜洞丸山頂に向けて登りがきつくなる)
ユーシンからの道と合流 (ここから檜洞丸山頂に向けて登りがきつくなる)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 階段があるので歩きやすい
(これも植生や登山道保護のため)
階段があるので歩きやすい (これも植生や登山道保護のため)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 崩落地のすぐ脇を通過する
(ここは崩落が活発で常に落石の音が轟いている)
崩落地のすぐ脇を通過する (ここは崩落が活発で常に落石の音が轟いている)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ツツジ新道と合流
ツツジ新道と合流
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ブナ林の中の木道
(ラストの登りはあるが山頂までもうすぐ)
ブナ林の中の木道 (ラストの登りはあるが山頂までもうすぐ)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 檜洞丸の山頂
檜洞丸の山頂
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ここから犬越路を目指して下山
(北側斜面が多く道が凍っているのでチェーンアイゼンを装着して下山開始)
ここから犬越路を目指して下山 (北側斜面が多く道が凍っているのでチェーンアイゼンを装着して下山開始)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 階段で一気に高度を下げる
(正面は熊笹ノ峰)
階段で一気に高度を下げる (正面は熊笹ノ峰)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 降りてきて振り返ったところ
降りてきて振り返ったところ
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 熊笹ノ峰は霧の中
(ゆるやかなアップダウン)
熊笹ノ峰は霧の中 (ゆるやかなアップダウン)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 文字通り熊笹に覆われている
文字通り熊笹に覆われている
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 神ノ川方面との分岐点を通過
正面は大笄(おおこうげ)
神ノ川方面との分岐点を通過 正面は大笄(おおこうげ)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 振り返ると石棚山稜が見える
振り返ると石棚山稜が見える
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 大笄を過ぎて小笄に向かう辺りから大室山が見えるようになる
(ここからは鎖場が連続する)
大笄を過ぎて小笄に向かう辺りから大室山が見えるようになる (ここからは鎖場が連続する)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 鎖場を下る前に一呼吸
(西丹沢の山並みと富士山が美しい)
鎖場を下る前に一呼吸 (西丹沢の山並みと富士山が美しい)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 行程順で最初の鎖場を降りて振り返ったところ
行程順で最初の鎖場を降りて振り返ったところ
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 第2の鎖場
(これも降りてから振り返って撮影)
第2の鎖場 (これも降りてから振り返って撮影)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 そして最後の鎖場を前に一呼吸
(ここでチェーンアイゼンを外した)
そして最後の鎖場を前に一呼吸 (ここでチェーンアイゼンを外した)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 そして降りて振り返ったところ
(各鎖場の上部は足場が狭いため上からの撮影が難しい)
そして降りて振り返ったところ (各鎖場の上部は足場が狭いため上からの撮影が難しい)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 鎖場エリアに気を取られているうちに大室山がこんなに近くなっていた
鎖場エリアに気を取られているうちに大室山がこんなに近くなっていた
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 犬越路に到着
犬越路に到着
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 犬越路から石棚山稜(写真奥の尾根)を望む
(歩いた距離を実感するのと同時に達成感を覚える瞬間)
犬越路から石棚山稜(写真奥の尾根)を望む (歩いた距離を実感するのと同時に達成感を覚える瞬間)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 これから下る南側の空
これから下る南側の空
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 名称由来の看板
(丹沢には信玄に由来するものや伝説がちらほらとある)
名称由来の看板 (丹沢には信玄に由来するものや伝説がちらほらとある)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 犬越路直下の急な涸れ沢地帯を過ぎると用木沢沿いを進む
犬越路直下の急な涸れ沢地帯を過ぎると用木沢沿いを進む
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 白石沢との出合=登山口まではこのような感じ
白石沢との出合=登山口まではこのような感じ
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 木橋で渡渉する箇所もある
(増水時は要注意)
木橋で渡渉する箇所もある (増水時は要注意)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ここは落石が多いので上方の音に注意しながら速やかに通過する
(暗くて手振れ)
ここは落石が多いので上方の音に注意しながら速やかに通過する (暗くて手振れ)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 こういった崩落地も通過するときは要注意
(やはり音を気にしながら)
こういった崩落地も通過するときは要注意 (やはり音を気にしながら)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 堰堤を過ぎたらもうすぐ用木沢出合
(白石沢に用木沢が合流するところであり、そこが登山口でもある)
堰堤を過ぎたらもうすぐ用木沢出合 (白石沢に用木沢が合流するところであり、そこが登山口でもある)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 用木沢出合の登山口に到着
(正面は午前中に登った板小屋沢ノ頭やヤブ沢ノ頭)
用木沢出合の登山口に到着 (正面は午前中に登った板小屋沢ノ頭やヤブ沢ノ頭)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ツツジ新道の登山口を横目に林道を下っていく
ツツジ新道の登山口を横目に林道を下っていく
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 山の神の祠が見えたら西丹沢自然教室はすぐそこ
(光量が足りず手振れ)
山の神の祠が見えたら西丹沢自然教室はすぐそこ (光量が足りず手振れ)
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 17時ぐらいだが、冬至が近かったのでバスを待っている間にすっかり暗くなってしまった。
(光っているのは西丹沢自然教室の窓から漏れる光)
17時ぐらいだが、冬至が近かったのでバスを待っている間にすっかり暗くなってしまった。 (光っているのは西丹沢自然教室の窓から漏れる光)

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