活動データ
タイム
08:48
距離
15.9km
のぼり
1423m
くだり
1423m
活動詳細
すべて見る百名山を侮ってはいけません。駐車場、最後の一台でした(苦笑)。天気も上々。「早く稜線に上がって展望をほしいままにしよう!」という気持ちと、「ゆったり森歩きを楽しもう!」という気持ちがせめぎあいます(笑)。 朝日を入れるカラマツ林、水線の美しさ、個性豊かなキノコたち・・・いちいちファインダーに捉えていると、なかなか足が進みません。 見事なヌメリスギタケモドキを見つけ、カメラの構図を決めていると、興味津々の女子三人組がのぞき込みます。「いかにも食べられなさそうですよね~♪」「命と引き換えかもね!」などと、掛けあい漫才を繰り広げながら、笑い声がはじけます。 千曲川の源流標識あたりも絵になりますね。ここをもって源流というのも、正直「?」なのですが、話題は取らないとね。湧水はキリッと冷たいし、目の前の登山者さんのように、源流の水でコーヒーを淹れるなんて、最高! 国師ヶ岳と甲武信ヶ岳を結ぶ稜線を東に取れば、南側の展望がドカンと広がります。富士山はインパクトあるし、これから目指す頂上付近の岩稜帯も猛々しい。 山頂は、ちょっとしたパノラマ台だ。山頂標識を前に交代でポーズを決めるクールな皆さん方。邪魔にならないよう、展望求めてウロチョロする僕(笑)。 おーーーっ!いいぞいいぞ!国師ヶ岳と金峰山の奥には、甲斐駒ヶ岳や鋸岳をはじめ、南アルプスの雄が居並びます。瑞牆山や御座山を前景に、八ヶ岳の存在感っていったら半端ない。そもそも、中部地方に住む僕にとっては、この角度からの八ヶ岳は刺激的。 八ヶ岳に見とれていると、その右手から視線を感じました。そう、浅間山です!それと、甲武信ヶ岳のすぐ北には、埼玉県最高峰の三宝山が目と鼻の先。 山頂に集う人々はそれぞれの楽しみ方。弁当広げたり、山めし作りに専念したり、山談議にふけったり、はたまた昼寝したり(笑)。 下山は北尾根を使って十文字峠から毛木平へ。岩畳を見つけては道を外したり、武信白岩岳の山頂標を探したり、森の恵みを写メしたり・・・ こうなると、なかなか足は進みません。もっと浸っていたいんです。つまるところ、下界に降りたくない・・・(笑)。のんびりほのぼの歩いて下山しよっと。
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