(営業期間外)池口岳登山口から光岳(光小屋泊)

2019.10.05(土) 2 DAYS

活動データ

タイム

19:12

距離

31.8km

のぼり

3069m

くだり

3063m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 41
休憩時間
57
距離
16.5 km
のぼり / くだり
2258 / 797 m
1 49
25
11
2
3 11
2 32
10
11
10
23
DAY 2
合計時間
8 時間 30
休憩時間
55
距離
15.2 km
のぼり / くだり
809 / 2266 m
11
5
3 52
1 3
3
7
23
1 13

活動詳細

すべて見る

 今回の週末2日間、天気は概ねよく一泊で山行してみることに。テン泊を試すことも考えましたが、色々と考えた末に南ア最南端の百名山の光岳を訪れ、今期の営業期間が終了した光小屋に一泊してみることに。期間外はシュラフ等は持っていく必要はありますが、開放されているのでテントは持っていく必要はありません。通常ここへは芝沢ゲートから易老渡経由で行きますが、初夏に訪れた大無間山から見えたきれいな双耳峰の池口岳、鶏冠山もついでに踏破したく、道の駅遠山近くの池口岳登山口からスタートとしました。まあこの野望ははかなくも挫折となるのですが。。。  池口岳登山口を出発して、だらだらと樹林帯を登っていきます。今日はテントはないとはいえ全備重量19kg超を担いでおり、ペースはゆっくり気味です。クロナギの崩壊地で南側の展望が開け、池口岳、鶏冠山が見えます。そこからいくつかアップダウンをこなしながら徐々に高度を上げ、ジャンクションピークに到達。ここは池口岳方向と光岳方向の分岐になります。今日は光岳を目指し進みます。これまでと異なり人通りが少なるせいか経路も分かりずらいところが出てきます。テープを見ながら進みますが、鹿ノ平まで一旦100mほど高度を落としてから、加加森山への急登をこなします。加加森山(2419m)へはルートから外れて5分の所にピークがあるので行ってみましたが、眺望無し。結構ここまでで重い荷物に泣きが入ってきました。でも進むしかないのでヨタヨタ行きますが、また一旦150mくらい標高を落としてから、光岳へ標高300mの急登。プチ藪漕ぎとRFをこなしながら登って行き、光石との分岐にやっときましたが、今日はそこによる元気もなくそのまま光岳山頂を目指して進みます。こちらから登ってくると先に展望地につくので南側を見ることができますが、さらに10mほど先にある山頂は樹林.に囲まれており眺望はありません。この間の皇海山のように結構地味な山頂ですねwしかし本邦最南端の2500m峰です。ここで本日初めて人にお会いしました。光小屋はここからさらに15分ほど歩いたところにあります。遠くから小屋が見えてきて人が出入りしているのが見えます。一抹の不安は小屋は営業は終わってはいるものの私と同じように小屋泊を目指して光岳に来る人で満員になってはしないか、、、、特に今日は土曜日だし、、、ということです。1階、2階とも解放されており、今のところ6~7割の入り、テントも2張ほどある状態でした。しかしまだ15時前、おそらくこれからまだまだ来られるでしょう。2階に荷物を置いて場所をとってから、水を汲みがてらイザルガ岳に行ってみることにしました。あの思いザックは置いてアタックザックで行きます。平坦な草原の中を歩いていくと小高い丘が見え、そこがイザルガ岳です。高い樹木はなく、ハイマツだけで眺望は360°ありますが、雲が出てきていてそれほど良くはなかった。樹木もないせいか風も強めで寒くなってきて写真を撮ってそそくさ小屋の方に戻りました。そして本日最後の苦行、小屋近くの水場ですが、往復20分の上り下りの水汲みです。戻ってから明るいうちに食事の支度をはじめました。今日は厚切りベーコンのネギ塩たれ焼肉とすき焼きです。もうなんでもうまいです。w失敗は持ってきたワインがスパークリングで飲みにくかったw。荷を軽くするつもりでたくさん食べて、18時には寝ました。ちなみにトイレは1か所だけ開放、紙は持参する必要があります。結局小屋は満員、私以外は易老渡から来られたのではないでしょうか。  夜中に一度トイレに起きましたが、朝4:30起床、準備をします。外で東の方を見ると、明るくなってきましたが、雲が多いようで日の出は拝めそうにありませんでした。というわけで5時過ぎに小屋をスタートして昨日来た道を戻ります。光岳の展望地で日の出を確認しましたが、やはり見えない。昨日良く元気のなかった光石を訪れて登ってみましたが、やはり日の出は見えませんでした。というわけで下山を本格的に開始します。昨日よく食べたせいか、荷が少し軽くなった気もしますが、筋肉痛が。。。w加加森山への登り返しや、迫ってくると仰ぎ見るような池口岳、ジャンクションピークは鬱になりました。それでも4時間くらいでジャンクションピークまで戻り、ここから初めての経路の池口岳北峰へ向かいます。本当は池口岳南峰、鶏冠山を経て、犬切尾根を下る予定でしたが、もうそんな元気もなくなっており、宿題確定。それでもせめて池口岳の北峰だけでもということで気力を振り絞ってw行ってみることにしました。狭いリッジを歩いたり、最後の急登は応えましたが20分ほどで山頂に到着、眺望もない地味な山頂でしたが、今回の山行の最終峰。ここで本格的な下山前の腹ごしらえをしてから昨日登ってきた尾根を一気に下ります。食材が減ったせいか荷も軽くなり、脱兎の如く3時間ほどで登山口到着。  そこから道の駅の遠山温泉郷、かぐらの湯で汗を流し、サッパリしてから帰路につきました。  今回はやはり泊りの時の軽量化はもう少し考えないといけないなあと痛感した山行でした。(自分の体重を10kg落とせばいいではないかとツッコミがw)

池口岳・加加森山・光岳 夜明け前。池口岳登山口からスタートです。
夜明け前。池口岳登山口からスタートです。
池口岳・加加森山・光岳 明るくなってきました。
明るくなってきました。
池口岳・加加森山・光岳 いい感じのトレイルです
いい感じのトレイルです
池口岳・加加森山・光岳 2時間弱で黒薙の崩壊地に到着。
2時間弱で黒薙の崩壊地に到着。
池口岳・加加森山・光岳 進行方向の東には双耳峰の池口岳が見えるように。
進行方向の東には双耳峰の池口岳が見えるように。
池口岳・加加森山・光岳 左の池口岳の右には鶏冠山が。
左の池口岳の右には鶏冠山が。
池口岳・加加森山・光岳 黒薙の道標のある所で小休止します。しかし荷が重いなあ、今日は。
黒薙の道標のある所で小休止します。しかし荷が重いなあ、今日は。
池口岳・加加森山・光岳 さあ、先を急ぎましょう。一旦下って、
さあ、先を急ぎましょう。一旦下って、
池口岳・加加森山・光岳 登り返して利検沢の頭
登り返して利検沢の頭
池口岳・加加森山・光岳 北側が開けています。奥の稜線の右奥は小河内岳と塩見岳が小さく見えます。
北側が開けています。奥の稜線の右奥は小河内岳と塩見岳が小さく見えます。
池口岳・加加森山・光岳 中央の建屋はハイランドしらびそ
中央の建屋はハイランドしらびそ
池口岳・加加森山・光岳 木々の隙間には赤石、兎岳、聖が。
木々の隙間には赤石、兎岳、聖が。
池口岳・加加森山・光岳 メンテされてます。
メンテされてます。
池口岳・加加森山・光岳 ザラナギ到着
ザラナギ到着
池口岳・加加森山・光岳 テン場が近くに?
テン場が近くに?
池口岳・加加森山・光岳 テン泊向けの平坦地があります。
テン泊向けの平坦地があります。
池口岳・加加森山・光岳 水場はどれくらい下るのかな?
水場はどれくらい下るのかな?
池口岳・加加森山・光岳 設置ロープをあてにアップダウン
設置ロープをあてにアップダウン
池口岳・加加森山・光岳 ヒーコラ
ヒーコラ
池口岳・加加森山・光岳 荷物重い。。。
荷物重い。。。
池口岳・加加森山・光岳 奥に中央アルプスも見えるように
奥に中央アルプスも見えるように
池口岳・加加森山・光岳 そしてジャンクションに到着。小休止です。ここは光岳と池口岳の分岐です。今日は光岳へ。
そしてジャンクションに到着。小休止です。ここは光岳と池口岳の分岐です。今日は光岳へ。
池口岳・加加森山・光岳 今回は行動食でグラノーラを試しました。
今回は行動食でグラノーラを試しました。
池口岳・加加森山・光岳 分岐を光岳方向に行くと左に加加森山、奥の中央一番高い山が今日の目標、光岳。
分岐を光岳方向に行くと左に加加森山、奥の中央一番高い山が今日の目標、光岳。
池口岳・加加森山・光岳 中央の光岳、頂上直下に2つの光石が見える
中央の光岳、頂上直下に2つの光石が見える
池口岳・加加森山・光岳 右手前の加加森山、奥に聖、赤石、兎岳と並ぶ、
右手前の加加森山、奥に聖、赤石、兎岳と並ぶ、
池口岳・加加森山・光岳 一旦急降下させられる。道はジャンクションまでより明らかに踏み跡が薄い
一旦急降下させられる。道はジャンクションまでより明らかに踏み跡が薄い
池口岳・加加森山・光岳 コルの近くには水場も近くにあるようです
コルの近くには水場も近くにあるようです
池口岳・加加森山・光岳 中央アルプスが奥に
中央アルプスが奥に
池口岳・加加森山・光岳 手前の信濃俣と奥に頭が出ているのが初夏に登った大無間山
手前の信濃俣と奥に頭が出ているのが初夏に登った大無間山
池口岳・加加森山・光岳 道は険しかったり、
道は険しかったり、
池口岳・加加森山・光岳 テン場にいい平坦地だったり。
テン場にいい平坦地だったり。
池口岳・加加森山・光岳 加加森山へ向けて登っていきます
加加森山へ向けて登っていきます
池口岳・加加森山・光岳 稜線から加加森山への分岐に到着。
稜線から加加森山への分岐に到着。
池口岳・加加森山・光岳 荷物がいつもと違って重すぎ。。。へたばってきた。
荷物がいつもと違って重すぎ。。。へたばってきた。
池口岳・加加森山・光岳 稜線から5分くらいの加加森山へピストン。眺望はありませんでした。
稜線から5分くらいの加加森山へピストン。眺望はありませんでした。
池口岳・加加森山・光岳 正面の光岳を目指してよろよろと進む。頂上の右側に2つ見える光石も明瞭に見えるようになってきた
正面の光岳を目指してよろよろと進む。頂上の右側に2つ見える光石も明瞭に見えるようになってきた
池口岳・加加森山・光岳 北側手前右のピークが易老岳。その後ろに上河内岳。左の雲がかかっているピークは聖。
北側手前右のピークが易老岳。その後ろに上河内岳。左の雲がかかっているピークは聖。
池口岳・加加森山・光岳 振り返って歩いてきた稜線。左のピークが加加森山
振り返って歩いてきた稜線。左のピークが加加森山
池口岳・加加森山・光岳 光岳の向こう側のイザルガ岳も見えるように
光岳の向こう側のイザルガ岳も見えるように
池口岳・加加森山・光岳 光石へとの分岐。今日は余力なく通過します。明日の朝行きます。
光石へとの分岐。今日は余力なく通過します。明日の朝行きます。
池口岳・加加森山・光岳 光岳手前の見晴台に到着。南側が見えます。
光岳手前の見晴台に到着。南側が見えます。
池口岳・加加森山・光岳 深南部の山々が。すごい魅力的で少しずつ回りたいと思っています。
深南部の山々が。すごい魅力的で少しずつ回りたいと思っています。
池口岳・加加森山・光岳 右下には2つ、光石が
右下には2つ、光石が
池口岳・加加森山・光岳 そして光岳頂上へ到着。
そして光岳頂上へ到着。
池口岳・加加森山・光岳 残念ながら眺望無しです。本邦、、ここより南に2500m峰はありません。
残念ながら眺望無しです。本邦、、ここより南に2500m峰はありません。
池口岳・加加森山・光岳 さあ、光小屋に向かいましょう。
さあ、光小屋に向かいましょう。
池口岳・加加森山・光岳 大無間山にも連なる稜線との分岐。いつか歩いてみたい。
大無間山にも連なる稜線との分岐。いつか歩いてみたい。
池口岳・加加森山・光岳 かわいいお地蔵さんが。
かわいいお地蔵さんが。
池口岳・加加森山・光岳 光小屋が見えてきました。営業終了していて開放されていますが、今日は土曜日、この時間でも6割くらい埋まってました。
光小屋が見えてきました。営業終了していて開放されていますが、今日は土曜日、この時間でも6割くらい埋まってました。
池口岳・加加森山・光岳 小屋で寝床の場所取りしてから360°の眺望があるイザルガ岳に行ってみます。
小屋で寝床の場所取りしてから360°の眺望があるイザルガ岳に行ってみます。
池口岳・加加森山・光岳 これが亀甲状土ですね。
これが亀甲状土ですね。
池口岳・加加森山・光岳 もう少しでイザルガ岳山頂
もう少しでイザルガ岳山頂
池口岳・加加森山・光岳 イザルガ岳です。
イザルガ岳です。
池口岳・加加森山・光岳 東方向、雲が出ていて富士山見えず。本邦南限のハイマツガ足元に。
東方向、雲が出ていて富士山見えず。本邦南限のハイマツガ足元に。
池口岳・加加森山・光岳 南側。左奥の小無間山から右奥の雲のかかっている大無間山。
南側。左奥の小無間山から右奥の雲のかかっている大無間山。
池口岳・加加森山・光岳 風が強くて寒い。帰ろう。
風が強くて寒い。帰ろう。
池口岳・加加森山・光岳 それはそうでしょうね。
それはそうでしょうね。
池口岳・加加森山・光岳 光岳にも雲がかかってきた
光岳にも雲がかかってきた
池口岳・加加森山・光岳 水汲みに行きます。結構下ります。
水汲みに行きます。結構下ります。
池口岳・加加森山・光岳 水場。登り返しが気が重い。
水場。登り返しが気が重い。
池口岳・加加森山・光岳 崩壊地の脇にあります。
崩壊地の脇にあります。
池口岳・加加森山・光岳 小屋に帰ってメシメシ!まずは厚切りベーコン、ネギ塩ソースで。その次、すき焼き!(写真忘れ)満腹になって、PM6時には寝てしまいました。おやすみなさい。
小屋に帰ってメシメシ!まずは厚切りベーコン、ネギ塩ソースで。その次、すき焼き!(写真忘れ)満腹になって、PM6時には寝てしまいました。おやすみなさい。
池口岳・加加森山・光岳 翌朝、4:30起床、準備をします。東が明るくなってきた。でも雲が多いようで富士山は見れそうもないので出発します。
翌朝、4:30起床、準備をします。東が明るくなってきた。でも雲が多いようで富士山は見れそうもないので出発します。
池口岳・加加森山・光岳 昨日パスした光石へ来ました。
昨日パスした光石へ来ました。
池口岳・加加森山・光岳 上の光石に乗っかります。
上の光石に乗っかります。
池口岳・加加森山・光岳 光石の上から夜明けの光岳を見る
光石の上から夜明けの光岳を見る
池口岳・加加森山・光岳 幻想的です
幻想的です
池口岳・加加森山・光岳 さあ、池口岳の方向に
さあ、池口岳の方向に
池口岳・加加森山・光岳 陽も出てきました
陽も出てきました
池口岳・加加森山・光岳 草紅葉も進んでいます
草紅葉も進んでいます
池口岳・加加森山・光岳 いい感じ
いい感じ
池口岳・加加森山・光岳 奥秩父の稜線のような
奥秩父の稜線のような
池口岳・加加森山・光岳 池口岳も近くなってきた
池口岳も近くなってきた
池口岳・加加森山・光岳 今日の加加森山
今日の加加森山
池口岳・加加森山・光岳 ナナカマド
ナナカマド
池口岳・加加森山・光岳 池口岳が至近に。あれ登り返すのか。。
池口岳が至近に。あれ登り返すのか。。
池口岳・加加森山・光岳 ジャンクションに戻ってきた。そのまま池口岳北峰に向かいます。
ジャンクションに戻ってきた。そのまま池口岳北峰に向かいます。
池口岳・加加森山・光岳 径ははっきりしているけれど細いところが。
径ははっきりしているけれど細いところが。
池口岳・加加森山・光岳 細尾根から西側の崖。これ黒薙から見えることが後で分かりました。
細尾根から西側の崖。これ黒薙から見えることが後で分かりました。
池口岳・加加森山・光岳 池口岳北峰。南峰と鶏冠山はまた出直します。
池口岳北峰。南峰と鶏冠山はまた出直します。
池口岳・加加森山・光岳 ここで下山前に腹ごしらえ。定番のヤキソバです。30分くらい休んで下山開始します。
ここで下山前に腹ごしらえ。定番のヤキソバです。30分くらい休んで下山開始します。
池口岳・加加森山・光岳 光石も良く見える光岳。見納めです。
光石も良く見える光岳。見納めです。
池口岳・加加森山・光岳 昨日登ってきた径を下って行きます。
昨日登ってきた径を下って行きます。
池口岳・加加森山・光岳 黒薙まできました。さっきまでいた双耳の池口岳と右の鶏冠山
黒薙まできました。さっきまでいた双耳の池口岳と右の鶏冠山
池口岳・加加森山・光岳 左の池口岳北峰の左肩にある白い筋が先程上を歩いた崖
左の池口岳北峰の左肩にある白い筋が先程上を歩いた崖
池口岳・加加森山・光岳 さあ、下山して温泉へGo!
さあ、下山して温泉へGo!
池口岳・加加森山・光岳 下界は体感で暑いです。駐車場が見えてきました。
下界は体感で暑いです。駐車場が見えてきました。
池口岳・加加森山・光岳 かぐらの湯でサッパリ!
かぐらの湯でサッパリ!
池口岳・加加森山・光岳 ジンギスカン丼とのことです。お疲れ様でした。
ジンギスカン丼とのことです。お疲れ様でした。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。