活動データ
タイム
07:05
距離
7.6km
上り
416m
下り
1652m
活動詳細
もっと見るトレック98② 日本百名山 4座目 前日の山行で八ヶ岳連峰の雄大な山容、 その峰々の頂からの眺望にすっかり魅せられた私。 朝方・・と言っても3時前に一旦は目が覚め、 ご来光は拝めるかかなぁ・・寝床で窓から未だ 真っ暗な外の景色を眺めながら・・😴 八ヶ岳と富士山に纏わる神話を・・・。 富士山の神様は木花柵耶姫(このはなさくやひめ) 八ヶ岳の神様は磐長姫(いわながひめ) この神様達はいつもお互い自分が一番高い!と 争い続けていたとか。それを見兼ねた如来様が 争いを治めようと"水裁判"を行なったという事です。 八ヶ岳の峰から富士山の峰まで長い長い樋を架け 水を流してみたそうです。すると・・・ 水は八ヶ岳から富士山の方へ流れて行き・・。 八ヶ岳の方が高い!となったとか。納得出来ない 富士山の神様が怒り💢のあまり、八ヶ岳を 蹴飛ばした‼️天地が揺らぐ程の大音響と共に 八ヶ岳は八つに裂けたとか・・・🤔 神話ですからね😅 前日の予報では日の出は5時40分頃。 早々と支度を済ませ、宿の外へ。一面に広がる 雲海は圧巻です。しかし雲が厚く、白じんで来るも ご来光は・・😢食事の時間が来てしまい、ご来光は 食堂の窓から📷 宿を発ち、眼前にそびえる 山塊にアタック開始です。ガレた砂礫帯、岩稜帯を 登りますが、かなりの斜度となります。30分程で 赤岳山頂に到着。山頂は北峰には赤岳頂上山荘、 南峰には一等三角点や赤岳神社の祠があります。 赤岳(2,899m) 八ヶ岳連峰の最高峰。 山名は酸化鉄による赤い岩肌が朝焼け、夕焼けに 照らされ美しさを増す、その山景に由来するとか。 かつて赤岳大神と呼ばれ、山岳信仰の対象であった。 山頂から北方の麓に見える行者小屋は昔、赤岳神社の 社務所だった場所で行者が居住していたとの事です。 近年の地球温暖化の影響でこの辺りの高山植物の 植生にも変化がある様で亜高山帯の植物が高山帯で 見られたり、高山植物の開花が早まったり等々。 また、本来は山麓に住むニホンジカが2,700mの 山頂付近で高山植物を食してしまっている様です。 山頂から西の方角には中岳、阿弥陀岳へと連なる 雄々しい稜線がハッキリ見えます。 赤岳山頂からの下りは岩壁を下るが如くで、 改めて八ヶ岳に来た事を実感させてくれます。 ハイマツの広がる斜面を横目に砂礫の登山道を 進みます。急な岩場を乗り越えて中岳山頂に。 大きくは様子を変えない登山道を阿弥陀岳へと 進みます。周辺の草木も所々、黄色く色付きを見せ 少しずつ秋の訪れを感じさせます。🍁🍁 阿弥陀岳は間近まで来て見上げると、これまた 大岩壁の様。岩稜むき出しの斜面を一歩一歩 上へと登り、アスレチックさながらの箇所も。 クリアして山頂直下にあるハイマツの一本道を進むと 山頂到着です。山頂にはその名の通り阿弥陀如来像が 鎮座します。また南陵ルートも一望出来ます。 一層、険しそうな稜線はチャレンジングスピリッツを 掻き立てます。めっちゃカッコええんです🤗 阿弥陀岳(2,805m) 浄土宗の経文にもあります。 "南無西方 極楽世界 本願成就 阿弥陀仏" 赤岳から西の方角に堂々たる山容で存在します。 西方に裾野を広げる御小屋尾根は下部に御小屋山 山頂を配します。この御小屋山には諏訪大社の御柱 として切り出すモミの御料林があります。 その為、別名:御柱山とも呼ぶ様です。 阿弥陀岳からはこの御小屋尾根を行きます。 摩利支天の岩峰を超え、ハイマツの稜線を下り 森林限界の辺りまで来ると、マツ、シラビソなどの 高木が姿を見せます。ここからは大好きな苔の世界。 名前は分かりませんが様々な種類の苔達が・・・ 御小屋山まで丁度半分くらいの距離まで下りて来た 辺りに不動の清水の入口があります。 5分程入って行くと、不動明王の石像に迎えられ 湧き水が僅かに・・。空のペットボトルに入れて 戻ります。口にしましたが滑らかな口当たりで まずまず旨い❗️→コーヒー☕️を入れて飲んだら 美味かったです。 苔が両サイドにビッシリと自生する、苔ワールドの 中を恍惚として登山道を進みます。 抜群のヒーリング効果🍀🍀ですね。 御小屋山山頂を経て下山口は美濃戸別荘地。 ここから舗装路を八ヶ岳山荘まで15分程歩いて ゴール‼️皆んなお疲れ様!どうだった? →表情から疲労感はあるものの充実した満足感も 伺い知れた気がします。全員完歩❗️良かったねぇ🙌
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