活動データ
タイム
12:04
距離
23.1km
のぼり
1909m
くだり
2373m
活動詳細
すべて見る日光白根山に行ってきました。全体的に天気に恵まれ、たいそうきれいな景色が楽しめました。日光白根山への道は岩岩していますが、恐怖を感じるような箇所はなかったように思います。金精峠から金精山への道は結構な傾斜、かつ少々滑りやすくもあったので、足元が濡れている時は注意が必要かと思いました。で、錫ヶ岳への道ですが... こいつはタフでしたね。とにかく道がわからんので。登りは尾根沿いにてっぺんを目指せば何とでもなりますが、下りはキッチリと目印・方向をこまめに確認しながら歩くの良いと思います。で、錫の水場からの下りもまた道がよくわからん。地図的に「ここに合流すればOK」というのはわかりやすいのですが、そこにどう進むのかが結構分かりづらかったですね。 本日も毎日あるぺん号にて真っ暗なうちに金精峠に侵入します。流石に真っ白馬岳のときに比べてバスのりばが超にぎやか。思いの外足元が広い感じのバスで結構ゆったりできました。グースカワッショイ眠っていると、なんやかんやで金精峠に到着です。えらく風が強い。駐車場で少しムシャムシャやらかしたら、カッパを着込んで元気に出発です。 ... うーむ、足元が滑る。そしてすっかり忘れていましたが、カッパのズボンが下がるんやった... 金精山への道は結構な傾斜になっておるため、ズボンの突っ張りが超ジャマ。さらに足元が濡れまくりの滑りまくり。暗い道中なので気をつけながら、朝イチでヒーコラワッショイと登っていきます。特に金精峠から金精山への道は、なかなかの岩具合に加え梯子も少々出てきますので、ここでツルリとやらかさんように注意しながらモソモソと登るのがええでしょう。足元の石も濡れていると滑る感じの道なので、特に下りで使う場合は注意がいりそうです。そんなこんなで歩いていると、何となく金精山に到着。うーん、白いな... 景色は良さそうなんだが... まあ仕方がないのでそのまま先に進みます。 金精山からは一旦下りになります。ここは道もわかりやすいですし特に滑ったりもしなかったので、安心して歩けるかと思います。そのままノコノコワッショイと進むと、湯元方面との合流点となる国境平に出てきます。なかなか広くてええ感じの場所ですので、ここでノンビリ休憩し、下がりきったカッパのズボンをグイグイと上げておきます。このあたりから笹原っぽい感じの道になり、ちょっぴり頑張って登ると綺麗な山並みが楽しめます。そのまま朝の空気を楽しみつつ進むと、サラッと五色山頂に到着です。うーむ、まだ白いな。 ここから弥陀ヶ池経由で白根山に向かうルートと、前白根山経由で向かうルートに分かれています。まあ、前白根山というくらいだから先に行っておいた方がええやろ、ということでそちらに向かいますが、こいつはご機嫌な道でしたね。少々白いのですが、五色沼越しの白根山が非常に格好ええ。あと、こっちからの登りの方が人も少ないし道も歩きやすいんじゃないかな、と思いました。最後の最後まで岩岩しないし、頂上付近の広い感じの道が非常に気持ええのです。そんなこんなで最後にちょっぴり岩の上を歩き、日光白根山に到着です。 うーひょひょひょ、こいつはたまらんわい。回りの景色がぐるっと楽しめます。ただ、山頂が狭い上に次々と登ってこられる方々がいらっしゃるので、ここでグダグダするのはあまりよろしくなさげ。山頂標を激写したら景色を一通り楽しみ、コソコソワッショイと下山を開始します。 山頂から弥陀ヶ池方面の道は割と岩岩しており、絶好の足グニャルートとなっておるため注意が必要です。とは言えこの私が無傷で突破したくらいなので、油断しなければ問題はないでしょう。落石を起こさないように丁寧に歩けば、自然と安全に下れると思います。そのまま進めば弥陀ヶ池に出てきます。 ほほう... こいつは見事ですわい。なんか格好ええ木道が池の脇に設置してあり、思わずそちらにフラフラと向かってしまいます。が、そちらは下山ルート。時間もちょいと早いし、何よりまだ五色沼に行っておらん、ということで木道は諦め五色沼に向かいます。このルートに入ると急に人が減り、静かな散歩道になってきます。そのまま五色沼まで降り、ノンビリと池のほとりを進みます。しっかりと楽しんだら今度は前白根山方面に向かって登り返します。ここも別段気をつける場所はないのでゆっくりと進めばええでしょう。途中の水場も、まあ問題なく水が汲めるかと思います。ちょいと汲みづらいかもしれませんが。 そのまま前白根山への尾根道に上がってきますが、ふと「そう言えば... ここから南の方?に向かっている人たちがいたな... 何処に行ったんやろ?」という疑問が頭をよぎります。YAMAPで確認すると錫ヶ岳という山辺りまでなら時間的にも行けそうな感じ。ほんなら私もうっかり帰り道を間違えてそちらに行ってみることにします。 避難小屋への曲がり角にバリケードっぽい感じで木が積んでありますが、そこを乗り越えて直進していく感じになります。最初は気持ちの良い尾根というか稜線を進み、ちょいと進めば白根隠山という、名前は読めないがなんか格好ええ山頂に到着します。おおぅ... なんと... これは... 日光白根山に来るなら、ここにはぜひ寄っておいたほうがええでしょう、素晴らしい景色が楽しめるザマス。 で、その先ですが... 何というか... まあ、「日光白根山の帰りに寄り道気分で行ってみる」というルートではないですね。別段危険な場所はないのですが、道もない。まあ、実際には道はあるのですが、見えやせん。ずっと笹原をかき分けて進みますが、足元が見えないので進むのにかなり時間が取られます。稜線沿いに進んでいる間は道なんぞなくてもどうとでもなりますが、終盤の樹林帯はそうもいかん。下手こいて変な場所に紛れ込むとまともなルートに復帰するのに往生しそう。 一応途中にテープやら金属の板?やらが目印として設置されていますが、多くの場合「なくてもすぐ道がわかるところにタップリ設置されており、本当に分かりづらい場所にはなし」という、なかなかの親切設計となっております。まあ、それでも登りは「てっぺんを目指す」だけですので、超適当に歩きやすそうな箇所を選別しつつ進んでいくと、なんやかんやで錫ヶ岳に到着です。山頂標は妙に新しくて立派やな。山頂標を激写したらいよいよ下山と洒落込みますが、どっちに戻ろうかいね? 南に向かうと中禅寺湖方面に下れそうですが、ちょっと時間がかかるかもしれません。とは言え来た道を前白根山まで戻るのは論外、となると... 沢沿いに丸沼高原スキー場方面に下る道がよさげですね。と、いうことで地図上の分岐点(来るときに通ったところ)まで下ります。 ...が、これまた面倒。例によって道が見えんのですが、下りの場合は山頂みたいな「目指すべき一点」がないので一旦方向を間違えるとどんどんアレな場所に入り込んでしまいます。こんなところでやらかしておる場合ではないので、注意深く注意深く進み、もちろん訳の分からん場所に出てしまいます。そうなのです、私は少々アレな人物なのです。 ...おかしい、来るときにはこんな無茶苦茶な荒れ地は通らかなったはず... と、YAMAPを確認すると、案の定来るときに通ったルートから外れておる。が、まあちょっぴりなのでなんとかなるやろ、とYAMAPで方向を確認し正しいルートに直進する... と、口で言うのは簡単ですが、とんでもなかったわ... もうシッチャカメッチャカになりながら何とか正しい(と思われる)ルートに合流し、地図上の分岐点辺りまで出てきます。 ...ん?おや?道なんてねぇよ。地図的にはこのまま坂を下れば沢に出るので、そのまま進めばOKという感じなのですが、その下りの入口がわからん。ここでウジウジと探していても埒が明かんので、途中で立ち寄った水場に戻り、そこから下ることにします。確かピンクテープっぽいものが設置してあったので。 ということで元気に水場まで戻り、坂を下ってきます。道中にピンクテープっぽいものがあるので、やはりここは人が歩く道である模様。途中テープを見失ったりもしましたが、見た感じ「最悪どこからでも坂を下れば沢に降りられる」というどうとでもなる道でしたので、安心してズイズイワッショイと下ります。で、歩いていると、妙にお尻が冷たい。何じゃろな?と確認すると、ハイドレーションのホースがダラーンと垂れ下がり、先っぽの飲み口が無くなっておる。ついに脱落者が出てしまいました... で、ホースから水がジャンジャン漏れまくりのお尻が濡れまくり。少し戻りつつ探しましたが、足元が見えるようなまともな道ではないので即断念。 そのまま適当にピンクテープを追っていけば沢に出ますが、これ、やっぱり普通に沢まで直降したほうが楽で早かったんじゃないかな?普通に上り下りできそうな感じでしたが。まあええか、としばらく沢沿い進みます。西丹沢みたいな感じの道です。しばらく進むと林道っぽい感じになってくるので、そのままずーっと道をくだり、最後にスキー場のゲレンデを鹿のフンを踏まないように進み、丸沼高原スキー場に到着。人が沢山いてなんとなく安心できますが、一人だけ小汚い私の場違い感が凄い。そこからコソコソと逃げるようにバスに乗ってトンズラしました。帰り道も超遠い...
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。