岐阜(高山)〜🏔乗鞍岳🏔

2019.9.30 体力は、次男より、長男の方がある。 でも、頭痛、耳鳴りなどの高山病には、 長男より次男が強い。 今回、どっちを連れて行くか ギリギリまで悩んでいたけれど、 次男をたくましくするためにも、 次男にはいい修行になったであろう。 途中何回も、 おんぶや抱っこを依頼されたが💦 あの時の激痛が頭をよぎった為… 下山時のみ、肩の小屋入口から、 おんぶと抱っこで繋ぐ。 今回はリュックが以前と違い、 初めての登山専用リュックであり 重さをほとんど感じられず、 山泊でなく日帰り登山のため 荷物も少ない。 以前は、リュックも重い上に、 長男をおんぶした為 負担が大きかったのだろう。 今回は、次男も意外に頑張ってくれて、 下山時は眠気MAXで歩きながら寝る為 平坦な道だけ抱っことおんぶをする。 3歳で3000m級の登山は、 夫から猛反対されたけれど、 数か月前より、少しずつ 夫に乗鞍岳のプレゼンをしつつ… 念には念を入れて、 予測される危険を回避するために 重さを感じさせない登山用リュック、 岩から命を守ったヘルメット⛑ 滑落予防の滑り止めがきいた子供用登山靴🥾 熊にも遭遇しないよう熊鈴🧸など 色々とアマゾンで 登山グッズを揃えて本番に挑む。 この日、平日ということもあったが、 同日登山してる方達からは、 次男は英雄扱い🦸‍♂️🇯🇵✨ 3歳で3000m級を登ったのは次男くらいで、 みなさんから すごいねー❗️頑張ってるねー❗️ と声をかけて頂き、 沢山の元気と勇気を頂いた✨ 途中眠かったり、疲れたり、 足が痛かったりして、泣いたり、 もう家に帰るー❗️と言ってぐずったり、 抱っこもあったけれど、 本当に最後までよく頑張ってくれた✨ 私は、今日頑張ったら、レゴランド行って、 ガチャポンして、絵本も買ってあげる❗️と、 次男のやる気スイッチを押し続けるのに、 必死だった… 高山病は頭痛、吐き気、息苦しさだけと 思っていたが、 YAMAPの他の方の記録をよんでいたら、 あくびや眠気も高山病らしい… 後で思えば、確かに途中、 次男が眠気に襲われていた。 私も体はキツくないけれど、 頂上ちょっと手前辺りで 風もふいていないのに、 一瞬めまいかな？眠気かな？というような、 体がフワッと浮き足を踏み外しそうな、 このまま、その感覚に身を任せると 何だか苦痛もなく天国にでも行けそうな、 不思議な感覚に襲われた。 しかし、 右手には次男が岩場を踏み外さないよう しっかり手を繋いでいたため、 ここで私がフワッと体を持っていかれたら 2人共死んでしまうという意識が蘇り、 何とか我に戻る。 そして、 私も次男も激しい眠気には襲われたが、 体のキツさはなく、何とか登頂。 雲の高さと同じになった時は、 下界からみる雲の動きと違い、 前方から白い霧が物凄い勢いで 自分の方に押し寄せて来る。 それがもうダメだ、 あの世に連れて行かれる、 逃げられない、という恐怖があった。 一瞬だから、大丈夫だったけれど、 これが登山道が整備されてないところで、 ずっと雲が切れなかったとしたら、 それで遭難するんだろうなと感じた。 今思えば、 その時は恐怖心の方が勝り 余裕がなかったが その瞬間も動画に撮っておけば良かった☁️ と、3000m級の山は 貴重な体験ばかりであった。