活動データ
タイム
11:18
距離
15.6km
のぼり
2073m
くだり
2072m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る◆活動内容 一回の山行で常念岳、蝶ヶ岳が登れてしまう人気の欲張りセット、三股からの周回コースを日帰りで歩いてみました。標準CTで14時間ほどと、通常一泊で組む行程ですが、レポを拝見すると日帰りされる方が多いので、自分も挑戦したくなりました。急登あり岩場あり、きついアップダウンありと、なかなかタフなコースですが、それが苦にならない素晴らしい景観の稜線歩きと好天に恵まれペースも快調。目標も達し、大満足の一日でした。 ✳️三股登山口に向かう林道は現在、工事のため、日曜日以外は日中の車両通行の時間規制がしかれています。 期間:9/17~10/25、通行可能時間は、17:00~翌8:00、 それ以外は、 10:00~10:30 12:00~13:00 15:00~15:30 の、三つの時間帯で通行可能です。交通規制にはタクシーも含まれますのでご注意ください。 ◆タイムデータ(実績/標準CT、比率) 【発】三股駐車場 → 0:14/0:20(0.70)→三股 → 1:39/3:30(0.47)→2166m地点 → 1:14/2:30(0.49)→前常念岳 → 0:46/1:05(0.71)→常念岳【着】 小計 3:53/7:25(0.52) 【発】常念岳 → 0:53/0:45(1.18▼)→2512ピーク → 0:30/1:00(0.50)→2592ピーク → 0:46/1:30(0.51)→蝶槍 → 0:40/0:50(0.80)→蝶ヶ岳【着】 小計 2:49/4:05(0.69) 【発】蝶ヶ岳 → 1:17/1:40(0.77)→まめうち平 → 1:00/1:20(0.75)→三股 → 0:11/0:20(0.55)→三股駐車場【着】 小計 2:28/3:20(0.74) 合計 9:10/14:50(0.62) ◆活動メモ ⚪準備~登山口 【天気予報】台風の接近に伴い、一週間を通して天気が良くない予報。だったのが、日曜日仕事明けに予報サイトを見ていると、北アルプス域は晴れマーク🤔 全く山行計画を組んでなかったのでどうしたものか、と思っていたが、日帰りならと言うことと、以前から気になっていた常念岳~蝶ヶ岳の縦走路を歩くなら今しかないでしょ❗ってことで急遽決定。日帰り装備パッキング。日帰り山行って、それこそ前回の、一ノ沢からの常念岳以来。 【登山口へ】寝過ごしたら蝶ヶ岳ピストンでも良いと思っていたが予定ぴったりに起床できたので、一路、登山口のある三股へ。駐車場の混み具合はどうかな、と思っていたが、第二駐車場に車はなく、第一駐車場も全然ガラガラ。未明で真っ暗、ヘッデン着けて800m歩いて登山口へ。 【出発】登山口に登山相談所。届け出ボックス。携帯の電波は弱いので、電子届の場合は事前に。トイレもあるが水場がない。このコースは途中に水場が無いので、しっかり用意しておく事。 ⚪三股→常念岳 【暗闇】まだ真っ暗な登山口を出発。のっけから道を間違えそうになる。危ない危ない。うっすら明るくなるまでスマホ片手に樹林帯歩き。でも谷あいのためかGPS感度が悪くてログがプチプチ途切れる。獣の気配もするのでラジオ聞きながら。 【変わらない風景】登りだしから結構な急登。だが直線的に登る訳でなく、ジグザグに一定の傾斜なのでそれをあまり意識させず登りやすい。その分、登山道の雰囲気が変わらない。ずーーっと同じような道が続く。 【夜が明けて】夜が明けて、道も谷あいのジグザグ道から尾根筋に乗ってくると木々の間から外が垣間見えるようになり俄然楽しくなる。大嫌いな笹の道を急いで登りきり森林限界を越えると風景は一辺。花崗岩のガレザレの道に。そして眼前に前常念岳、左側は蝶ヶ岳に連なる稜線が一望できる😆 【岩岩岩】大小ゴロゴロの岩場が続く。展望はとても良いので気持ちいい。やっと前常念岳までたどり着くと、遥か先に常念岳が見える。少しクラクラする😅 けど体調はすこぶる良いのでサクサク登ると意外と近い。常念乗越からの稜線に乗ると、槍穂高の稜線が❗ そこからひと登りで常念岳へ。 【大展望】常念岳山頂は遮るもののない大パノラマ。槍穂高の稜線も、あそこを歩いたと思うと尚いっそう美しい。東側は大雲海。富士山も遠くに見える。最高😆 ⚪常念岳→蝶ヶ岳 【絶景の稜線】常念岳を後にし、蝶ヶ岳に向かう。遥か彼方に蝶槍の穂先が見える。ホントにあそこまで行けるのか?と思わず尻込みしそうになるがそれを補って余りある好展望に気分高揚。はじめはガレザレの道を急降下し最低鞍部へ。そこから2512ピークへ登り返しまた下る。かなりのアップダウンだが、ずっと展望が開けてるのでただただ、楽しい。道は登り基調に移り再び森の中に。 【穏やかな森】森に入ると展望は利かなくなるが、道は緩やかになり、陽射しも柔らかく、心地よいそよ風で、ここが2600mの稜線上であることを忘れるくらい穏やかな散歩道。途中の2592ピークでは正面に蝶槍がそびえ、昼寝して休みたくなる絶好のロケーション。下りながら森を抜け、再度登り返して蝶ヶ岳のランドマーク蝶槍へ。 【ウイニングロード】名前とは裏腹に特に険しい事もない蝶槍への道。そこを過ぎると後は蝶ヶ岳向かって緩やかに登るのみ。絶景を楽しみながら優雅な凱旋😙 蝶ヶ岳は山頂全体が広い丘のような感じで、最高点の長塀の頭も際立ったピークではない。最高点に程近い蝶ヶ岳ヒュッテで大休憩。居合わせた方とお話したり、景色見ながらお昼とコーヒー。控えめに言って最高。 ⚪蝶ヶ岳→三股 【快適な帰路】たっぷり二時間近く休んだのち、ガスも上がって来たので下山開始。蝶ヶ岳からの下山路は、急な坂には階段、ぬかるみには木道が設けられ、とても歩きやすい😀。展望こそ利かないものの、足腰の負担少なく下りられるので実に快適。危険箇所も皆無。一定標高毎に標識や休憩ベンチもあり、至れり尽くせり。 【順路】周回コースは常念岳から上がり蝶ヶ岳方向に廻るのが定番とされているが、これは全く妥当で、蝶ヶ岳廻りだと先に向かうほど難所が多くなり、休憩、補給も遥か下方の常念乗越まで下りなければならない。また前常念岳に向かう岩場を下りに使うのは転倒や道迷いのリスクが高く、谷あいの急坂も転倒・滑落の恐れあり。対して蝶ヶ岳側はよほどの事がない限り安全に下りられる。 ◆感想 挑戦してみるまでは、コースタイム的にとても日帰りできるとは思えなかったが、いざ歩いてみると、常念岳側の登りの標準CTがかなり甘めに設定されているようで、比較的余裕があった。また最近重い荷物ばかり背負って歩いていたせいか、丸一日、日帰り装備で歩いてこんなに楽だったかと少し驚いた。もう少し距離を伸ばした行程にチャレンジしてもいいかも知れない。オススメありますか?🤔
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