【両白】大日ヶ岳(1709m)水後山(1559m)鎌ヶ峰(1666m)

2019.09.29(日) 日帰り

活動データ

タイム

06:50

距離

12.6km

のぼり

1179m

くだり

1180m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 50
休憩時間
55
距離
12.6 km
のぼり / くだり
1179 / 1180 m

活動詳細

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オートキャンパーさんの間をぬって登山スタート。お父さん方、昨晩の大宴会の疲れからか、どこかうつろな表情です(笑)。 わらび畑の中につづく一条の小道。それを詰めてゲレンデトップへ。 振り返ると、毘沙門岳と、その背後の西山ピークを擁する県境尾根が目に飛び込んできます。野伏ヶ岳、薙刀山の両雄、越美国境の山並みや荒島岳はかろうじて見えています。あの左手にあるのは高賀三山?そして、裾野だけの鷲ヶ岳。 登山道脇に目立つのはアキノキリンソウの黄花と、アキチョウジの青花。キノコ類はサーモンピンクのマスタケや、殺しの天使、ドクツルタケなど。 完全にガスに飲まれて歩く水後山。夏の終わりを告げるマツムシソウやホツツジ・・・ニッコウキスゲは、サヤだけが数本、空に向かって棒立ちです。 展望のない鎌ヶ峰。元気なのはリンドウばかり。最低鞍部に降り立った途端、突然の僥倖(ぎょうこう)が舞い降りました。てっぺんの雲のじゅうたんに穴が開き、お日様が顔をのぞかせたんです! いいタイミングで山頂到着。のんびり憩ううち、ひるがの方面から三人さんが、ご到着です。僕はと言えば、前大日方面を探り歩きます。実は、恥ずかしいことに無雪期に登るのは初めて。山スキーで登り、アイスバーンで転びまくったあの日、青あざだらけで帰宅しました(笑)。 ひるがの高原ルートを展望台まで偵察に歩きました。菅笠をかぶったソロ男子が登って来ます。「いいですね~」と声をかけると、木曽路の道の駅で手に入れたんだって。大峯奥駆道(おおみねおくがけ)歩きに夢中だとか。ホントは熊野の菅笠が欲しかったんだって。 さて、この登山のミッションの一つは天狗山へのルートを探ること。あわよくば天狗の山頂を踏もうとさえ考えていました・・・けど、背丈のクマザサに阻まれて、ガードが堅すぎ。 大日ヶ岳から白山に向かうダイレクト尾根は、似たような標高を保ちながら、銚子ヶ峰を目指します。天狗山はその稜線上の、最も大日ヶ岳に近いピークの一つ。ササやぶが厳しいのは大日ヶ岳山頂周辺だけじゃないだろうか?・・・と、楽観主義が顔をもたげます(笑)。 まあ、残雪期を狙うか、はたまた植生の衰えた晩秋を狙うかだね。 帰路、すれ違う方々と挨拶交わしながら、無事下山。満天の湯へ直行。露天風呂からゲレンデトップが見えます。山の思い出を反すうしながら疲れを癒やす至福のひととき。

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