活動データ
タイム
01:49
距離
20.0km
のぼり
350m
くだり
285m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る9/8の深夜から9/9明け方にかけて千葉県を襲った台風15号の甚大な被害の状況が連日、報道されています。 私の自宅のある茂原市周辺にもかなり被害は出ている。 なかなか房総の山の状況も気にはなるが、自宅の家の外回りの片付けやら、あいにくの天気やら、前からの予定と重なったりで房総の山に行けなかったが、YAMAP仲間からは徐々に深刻な状況が伝えられてきています。 特に被害の大きかった、南部地域の南房総市や鋸南町あたりは家屋の被害も甚大であり、同様に山も壊滅状態のようである。 こちらの茂原市と隣接する長柄町や市原市にも大きな被害は出ているようで、今日はなんとか仕事をお昼過ぎで切り上げて、台風被害調査に行ってみた。 先ずは一番近い長柄の権現森に向かった。途中、道路近くまで、山から倒木が倒れ込んでいたり、ビニルハウスがつぶれていたり、屋根のなくなっている家屋があちこちにあり、随所で崩れた路盤等の復旧で道路工事が行われていたりと、台風の爪あとが垣間見えた。権現森の入り口の最初の鳥居迄木が倒れており、やはりと思ったが、地元の篤志の方によるのか、人はなんとか通れ、山頂の武峯神社迄行くことが出来た。 しかし、よく見ると周囲の山林は無残な状態だ。 次に笠森観音へ。境内の歴史のある大木があちこち倒れており、いつもの野見金山への山道は立ち入り禁止となっている。やはりこのあたりも台風の影響甚大であった。 さらに高滝から万田野の天津日神社に向かった。 途中の道路では復旧工事やら、山の荒れ状態が随所にみられる。 天津日神社からさらに御所塚山へと向かう林道では舗装道の上に木々の葉っぱや小枝がぎっしり落ちている。私の軽の箱バンでもなんとか通れるが、念のため4WDに切り替えて慎重に走る。 途中、10数匹の猿の群れに遭遇。あまりこちらを意識してる風はなく、人が来なくなって静かになった山に喜んでいるようにも見える。 そうか、山が荒れたと言って悲しんでいるのは人間側のエゴであり、森に住むけものたちにとっては一番の天敵の人間が来なくなって喜んでいるのかもしれないなと、不謹慎ながら、思ってしまった。 こんな林道の状態なので車を路肩に置いて、林道から御所塚山まで上がることはしなかった。 ここはSOTAの山ではあるが、知られたハイキング道ではないので、規制線もない。 しかし、倒木等で途中、大変な状態になっているのかもしれない。 なんとか、ここまでは来れそうなので、今度は時間を作って、ノコギリ等持参し、しっかり、準備して来ることにしよう! まあ、房総の山で以前のような、静かな自然散策、のんびりしたハイキングは当分出来そうにはない。 少しずつ、時間をかけて、復旧していくしかないだろう。
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