堂山~新免からの周回

2019.09.22(日) 日帰り

注意情報

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 25
休憩時間
1 時間 10
距離
9.7 km
のぼり / くだり
374 / 375 m
52
22
2 3

活動詳細

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 地元湖南アルプスの堂山。湖南アルプスの中で一番アルプスらしい山です。今日は他のメンバーがバスで新免まで来て、帰りはアルプス登山口からバスに乗るので、地元民のヤマノボラーは車利用の周回コースで参加しました。なおこの日は、台風(2019年17号)が日本海を通っていて、雨も心配されましたが、歩いてるうちは大丈夫でした。歩き終えて30分後ぐらいに、ザザっと降ってきました。  この季節、里には秋の花々がいっぱい咲くので、バス停までの2kmの歩きも、飽きないどころか、写真撮り過ぎて最後はバスと競争。なんとか間に合いました。ヒレタゴボウ、チョウジタデ、カラムシ、タカサブロウ、イボクサなど、秋だけの花がたくさん見られてよかったです。  今日のコースは、真冬(6年前)に歩いたことはあります(ただし鎧ダムは寄らず)が、秋は初めて。新免からの尾根は、シダやイバラが茂って、なかなかワイルドでした。尾根が岩場に突き当たるところ、前来たときは、直登せずに一回右にトラバースして、派生尾根を登った記憶がありますが、今のルートは直登です。ズリズリ滑るところもありますが、なかなか楽しいコース。眺望も一気に広がります。ここはいつ来ても何回来ても、やはり楽しめる岩山でした。

湖南アルプス(太神山・堂山) 車を天神川沿いの駐車場において、新免のバス停まで秋の花を見ながら歩きます。
車を天神川沿いの駐車場において、新免のバス停まで秋の花を見ながら歩きます。
湖南アルプス(太神山・堂山) ヒガンバナ(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)秋の彼岸の頃、田圃のあぜなどで真っ赤に咲く彼岸花です。今年は遅い目かな?もうお彼岸の二日前なのに、咲いてたのはわずか数輪。
ヒガンバナ(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)秋の彼岸の頃、田圃のあぜなどで真っ赤に咲く彼岸花です。今年は遅い目かな?もうお彼岸の二日前なのに、咲いてたのはわずか数輪。
湖南アルプス(太神山・堂山) ニガウリ(ウリ科ツルレイシ属)民家の庭で。こちらは夏がメインですが、まだ咲いてます。
ニガウリ(ウリ科ツルレイシ属)民家の庭で。こちらは夏がメインですが、まだ咲いてます。
湖南アルプス(太神山・堂山) マメアサガオ(ヒルガオ科サツマイモ属)北アメリカ原産で、日本各地に帰化しているそうです。小さな白い花は正五角形でなかなか愛らしいものです。
マメアサガオ(ヒルガオ科サツマイモ属)北アメリカ原産で、日本各地に帰化しているそうです。小さな白い花は正五角形でなかなか愛らしいものです。
湖南アルプス(太神山・堂山) ノアズキ(マメ科ノアズキ属)つる性のマメ科の植物です。象の鼻のような部分がくるりと捻れています。ヒメクズとも呼ばれます。
ノアズキ(マメ科ノアズキ属)つる性のマメ科の植物です。象の鼻のような部分がくるりと捻れています。ヒメクズとも呼ばれます。
湖南アルプス(太神山・堂山) ヒレタゴボウ(アカバナ科チョウジタデ属)次のチョウジタデに似ていますが花弁が4枚です。田んぼにたくさん咲いていました。
ヒレタゴボウ(アカバナ科チョウジタデ属)次のチョウジタデに似ていますが花弁が4枚です。田んぼにたくさん咲いていました。
湖南アルプス(太神山・堂山) チョウジタデ(アカバナ科チョウジタデ属)田んぼの畦や湿地に生える一年草です。細長い葉が互生します。花は黄色く、花弁は5枚。
チョウジタデ(アカバナ科チョウジタデ属)田んぼの畦や湿地に生える一年草です。細長い葉が互生します。花は黄色く、花弁は5枚。
湖南アルプス(太神山・堂山) カラムシ(イラクサ科ヤブマオ属)繊維をとるために昔から栽培されてきたそうです。
カラムシ(イラクサ科ヤブマオ属)繊維をとるために昔から栽培されてきたそうです。
湖南アルプス(太神山・堂山) ホソバツルノゲイトウ(ヒユ科ツルノゲイトウ属)田んぼの畔や川の水際といった湿った環境を好んで生育する熱帯アメリカ原産の一年草です。
ホソバツルノゲイトウ(ヒユ科ツルノゲイトウ属)田んぼの畔や川の水際といった湿った環境を好んで生育する熱帯アメリカ原産の一年草です。
湖南アルプス(太神山・堂山) オオケタデ(タデ科タデ属)タデ類の中では最も花が大きく見事です。
オオケタデ(タデ科タデ属)タデ類の中では最も花が大きく見事です。
湖南アルプス(太神山・堂山) サツマイモ(ヒルガオ科サツマイモ属)畑に一輪だけ咲いていました。
サツマイモ(ヒルガオ科サツマイモ属)畑に一輪だけ咲いていました。
湖南アルプス(太神山・堂山) タカサブロウ(キク科タカサブロウ属)田んぼの畦などに夏の終わりから秋にかけて咲きます。葉には猫の舌のような感じで、ざらざらしています。
タカサブロウ(キク科タカサブロウ属)田んぼの畦などに夏の終わりから秋にかけて咲きます。葉には猫の舌のような感じで、ざらざらしています。
湖南アルプス(太神山・堂山) オオオナモミ(キク科オナモミ属)言わずと知れたひっつきむし。花と実が一緒に撮れました。
オオオナモミ(キク科オナモミ属)言わずと知れたひっつきむし。花と実が一緒に撮れました。
湖南アルプス(太神山・堂山) イボクサ(ツユクサ科イボクサ属)刈田に咲いていました。かわいい花ですが、田んぼの防除対象だそうです。
イボクサ(ツユクサ科イボクサ属)刈田に咲いていました。かわいい花ですが、田んぼの防除対象だそうです。
湖南アルプス(太神山・堂山) そうこうしてるうちに、新免(しんめ)に着きました。ここから見上げる堂山です。フタコブラクダの瘤のようなピークの右側が山頂です。
そうこうしてるうちに、新免(しんめ)に着きました。ここから見上げる堂山です。フタコブラクダの瘤のようなピークの右側が山頂です。
湖南アルプス(太神山・堂山) 新免バス停
新免バス停
湖南アルプス(太神山・堂山) 石山からのバスがやってきました。ミホミュージアム行きです。今日のメンバー9名が降りてきました。自分を加えて10名で歩きます。
石山からのバスがやってきました。ミホミュージアム行きです。今日のメンバー9名が降りてきました。自分を加えて10名で歩きます。
湖南アルプス(太神山・堂山) アキノタムラソウ(シソ科アキギリ属)シソ科特有の花の形、てっぺんに二本の角のような突起と、多くの白い毛。なかなかおもしろい花です。
アキノタムラソウ(シソ科アキギリ属)シソ科特有の花の形、てっぺんに二本の角のような突起と、多くの白い毛。なかなかおもしろい花です。
湖南アルプス(太神山・堂山) メドハギ(マメ科ハギ属)葉がたいへん小さいハギです。また、花も7mm程度と短く、あまり目立ちません。
メドハギ(マメ科ハギ属)葉がたいへん小さいハギです。また、花も7mm程度と短く、あまり目立ちません。
湖南アルプス(太神山・堂山) 山に入りました。尾根を進みます。
山に入りました。尾根を進みます。
湖南アルプス(太神山・堂山) 右手に山頂。フタコブラクダの瘤が確認できます。
右手に山頂。フタコブラクダの瘤が確認できます。
湖南アルプス(太神山・堂山) いよいよ岩が出てきました。
いよいよ岩が出てきました。
湖南アルプス(太神山・堂山) ザレ場です。結構滑ります。
ザレ場です。結構滑ります。
湖南アルプス(太神山・堂山) 超狭い溝道もあります。がに股は歩けません。
超狭い溝道もあります。がに股は歩けません。
湖南アルプス(太神山・堂山) 右の山腹の岩。やっぱり岩の山ですね。
右の山腹の岩。やっぱり岩の山ですね。
湖南アルプス(太神山・堂山) 険しいところに来ました。以前来た時には、直登せずに右に大きく巻いていたところ。ルート変わってますね。
険しいところに来ました。以前来た時には、直登せずに右に大きく巻いていたところ。ルート変わってますね。
湖南アルプス(太神山・堂山) 大岩の隙間を登ります。
大岩の隙間を登ります。
湖南アルプス(太神山・堂山) 堂山の主稜線に乗りました。向かいには矢筈ヶ岳と
堂山の主稜線に乗りました。向かいには矢筈ヶ岳と
湖南アルプス(太神山・堂山) 笹間ヶ岳です。
笹間ヶ岳です。
湖南アルプス(太神山・堂山) さあ、ここを登りきると、山頂です。
さあ、ここを登りきると、山頂です。
湖南アルプス(太神山・堂山) 到着。堂山山頂。かつてあった三等三角点「森村」は亡失し、この棒の下は大津市の一等基準点です。
到着。堂山山頂。かつてあった三等三角点「森村」は亡失し、この棒の下は大津市の一等基準点です。
湖南アルプス(太神山・堂山) 山頂からの比叡山、琵琶湖南湖、そして大津の街並み。
山頂からの比叡山、琵琶湖南湖、そして大津の街並み。
湖南アルプス(太神山・堂山) お昼休憩の後、鎧ダムに向けて下山します。
お昼休憩の後、鎧ダムに向けて下山します。
湖南アルプス(太神山・堂山) と言っても、登りもあります。
と言っても、登りもあります。
湖南アルプス(太神山・堂山) また登り。
また登り。
湖南アルプス(太神山・堂山) 振り返ると、堂山の山頂部。山腹も岩だらけ。
振り返ると、堂山の山頂部。山腹も岩だらけ。
湖南アルプス(太神山・堂山) ネズ(ヒノキ科ビャクシン属)の実。針葉樹にしては珍しい木の実です。これから真っ黒になりますが、まだねずみ色。
ネズ(ヒノキ科ビャクシン属)の実。針葉樹にしては珍しい木の実です。これから真っ黒になりますが、まだねずみ色。
湖南アルプス(太神山・堂山) モチツツジ(ツツジ科ツツジ属)春の花。秋に会えるなんて、奇遇ですねぇ。
モチツツジ(ツツジ科ツツジ属)春の花。秋に会えるなんて、奇遇ですねぇ。
湖南アルプス(太神山・堂山) ホタルガ(マダラガ科ホタルガ亜科)黒地に一本の白帯が目立ちます。
ホタルガ(マダラガ科ホタルガ亜科)黒地に一本の白帯が目立ちます。
湖南アルプス(太神山・堂山) 頭部は赤く、触角は櫛状。なかなかかわいい蛾ですね。
頭部は赤く、触角は櫛状。なかなかかわいい蛾ですね。
湖南アルプス(太神山・堂山) 鎧ダムに出てきました。地図では青いところを歩いています。砂で埋まってます。
鎧ダムに出てきました。地図では青いところを歩いています。砂で埋まってます。
湖南アルプス(太神山・堂山) キバナノマツバニンジン(アマ科アマ属)湿地性の植物が多数見られます。
キバナノマツバニンジン(アマ科アマ属)湿地性の植物が多数見られます。
湖南アルプス(太神山・堂山) イトイヌノヒゲ(ホシクサ科ホシクサ属)小さな花です。貧栄養の花崗岩地帯の湿地が好きなようで、まさにここらが最適の環境なのかもしれません。
イトイヌノヒゲ(ホシクサ科ホシクサ属)小さな花です。貧栄養の花崗岩地帯の湿地が好きなようで、まさにここらが最適の環境なのかもしれません。
湖南アルプス(太神山・堂山) たぶんですが、咲いて時間のたったイトイヌノヒゲ。花の真ん中が大きくなっています。
たぶんですが、咲いて時間のたったイトイヌノヒゲ。花の真ん中が大きくなっています。
湖南アルプス(太神山・堂山) シロイヌノヒゲ(ホシクサ科ホシクサ属)これはさすがに別種。イヌノヒゲに比べて白色根棒状毛が著しく長いです。
シロイヌノヒゲ(ホシクサ科ホシクサ属)これはさすがに別種。イヌノヒゲに比べて白色根棒状毛が著しく長いです。
湖南アルプス(太神山・堂山) ホザキノミミカキグサ(タヌキモ科タヌキモ属)黄色いミミカキグサと同じ属ですが、ぜんぜん印象違います。
ホザキノミミカキグサ(タヌキモ科タヌキモ属)黄色いミミカキグサと同じ属ですが、ぜんぜん印象違います。
湖南アルプス(太神山・堂山) ハネナガイナゴ(バッタ科)稲じゃなくても食べるんですね。
ハネナガイナゴ(バッタ科)稲じゃなくても食べるんですね。
湖南アルプス(太神山・堂山) サワオトギリ(オトギリソウ科オトギリソウ属)ちっちゃなちっちゃな湿地のオトギリソウです。
サワオトギリ(オトギリソウ科オトギリソウ属)ちっちゃなちっちゃな湿地のオトギリソウです。
湖南アルプス(太神山・堂山) 鎧堰堤。明治22年にできたそうです。130歳のおじいちゃん。いまだ現役。土木学会の土木遺産に選ばれてます。
鎧堰堤。明治22年にできたそうです。130歳のおじいちゃん。いまだ現役。土木学会の土木遺産に選ばれてます。
湖南アルプス(太神山・堂山) ミヤマウズラ(ラン科シュスラン属)ウズラちゃん、また会えましたねぇ。
ミヤマウズラ(ラン科シュスラン属)ウズラちゃん、また会えましたねぇ。
湖南アルプス(太神山・堂山) 最後はこの飛び石を渡って、車道に。
最後はこの飛び石を渡って、車道に。
湖南アルプス(太神山・堂山) 決して死んでるわけではありません。ぴょんぴょんって飛んできて、ひっくり返って、この形でフリーズ!その後また飛んでいきました。
決して死んでるわけではありません。ぴょんぴょんって飛んできて、ひっくり返って、この形でフリーズ!その後また飛んでいきました。
湖南アルプス(太神山・堂山) この赤い実はウメモドキ(モチノキ科モチノキ属)でしょう。
この赤い実はウメモドキ(モチノキ科モチノキ属)でしょう。
湖南アルプス(太神山・堂山) アオツヅラフジ(ツヅラフジ科アオツヅラフジ属)つる性で、紫の実をたくさんつけます。
アオツヅラフジ(ツヅラフジ科アオツヅラフジ属)つる性で、紫の実をたくさんつけます。
湖南アルプス(太神山・堂山) ただいま。よく寝る子(ほんとはおばあちゃん)です。もう目がとろんとしてますね。
ただいま。よく寝る子(ほんとはおばあちゃん)です。もう目がとろんとしてますね。
湖南アルプス(太神山・堂山) さっきのカエルのネコバージョン。
さっきのカエルのネコバージョン。

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