秋の七虫

2019.09.22(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
0
休憩時間
0
距離
0 m
のぼり / くだり
0 / 0 m

活動詳細

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万葉集の頃に山上憶良が秋の七草を考案しました。ええと😅、女郎花、萩、藤袴、桔梗、葛、撫子、薄(ススキ)です。恥ずかしながら撫子が出てきませんでした。 竜胆を憶良待ちきれず選にもれ (川柳です。)竜胆が秋の七草では無いことは知っていました。竜胆は晩秋を青く彩るお花です。菊、野菊も入っていませんね。どちらかというと憶良さんの選んだのは初秋の花ですね。菊は江戸時代に園芸的に改良されたもので自然のでは有りませんから万葉集の頃に存在しても選ばれなかったでしょう。 令和の頃に〇〇〇が秋の七草ならぬ秋の七虫を考えてみました。翅で鳴く虫と、その他の虫にそれぞれ別けて考案してみます。 鳴く虫です。鈴虫、松虫、青松虫、こおろぎ、馬追、轡虫(くつわむし)、キリギリス。 その他の虫です。アキアカネ、アサギマダラ、イナゴ、オオカマキリ、クリシギゾウムシ、ツクツクボウシ、簑虫(ミノムシ)。 これらの虫のうち、外来種は青松虫です。明治時代の開港と共に広まって、しかも都市型です。東京23区にも多く分布してヤマモモやアメリカフウ等の高木の樹上で生活しています。出来るだけメジャーな種類を選ぶと欠かせません。グループ名で出しましたのはコオロギとイナゴです。種類というよりグループ名で日本人の心に秋を感じさせます。簑虫(ミノムシ)は唯一幼虫です。正式にはミノガですが親の蛾では無くて趣が有るのは葉っぱの巣の中に棲んでいて枯れてしまった葉の巣が木々にぶら下がり晩秋を感じさせる幼虫の姿です。オオカマキリは別名オンガメと言うことは知っていましたが、鹿児島弁で、拝む人との意味だそうです。カマキリはお彼岸のころに現れます。シソを植えていると秋には灌木サイズに育ちまして、オンブバッタとカマキリの棲みかになります。 干し柿、茅葺き屋根、ひこばえの田んぼ。ゲンノショウコ、ナナカマド、藁焼きの煙り(我が大地の歌より) 私の七虫はあくまでも私の私案ですから異論、反論、珍論を頂きたいです。沖縄から北海道まで日本は細長い国です。それぞれの地方の秋の七虫を教えて下さい。 今風雨がかなり酷いです。災害がこれ以上ない事を祈るしか有りません。

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