龍王岳南壁登攀

龍王岳南壁登攀へ行ってきました。台風の接近を心配していましたが、この日はクライミング日和の清々しい青空。朝晩はすっかり肌寒く、秋の訪れを感じました。 ・ 今回は頼もしいお二人と。 3連休の前日とあってか、駐車場はほぼ満車。朝一のケーブルカー待ちをしていると、Junさんをお見かけする。流石地元、羨ましい！北鎌登頂を祝福させていただきました。 室堂はすっかり秋になっており長袖で出発。雪のない時期に来るのは初めてで、水場や祠、トイレなど見慣れない景色に驚かされました。体力漲るお二人についていけるはずなく、一ノ越への登りで私一人バテバテに😭 一ノ越からは一旦下って龍王岳基部へ。南壁の取付きを探しながら草地やガレ場をトラバース。ここで思いっきりスネをぶつけ流血しました。スネは痛いです…。龍王岳は残置ピンや登攀記録も少ないとのことでしたが、頼もしいリーダーのもと無事に取付きへ。 吸い込まれそうな青空を見上げながら、前方は富山湾、後方は遥か富士山まで見渡せる大パノラマが広がる。ホールドも足場も豊富で比較的登りやすく、4時間程の登攀を経て山頂へ。 山頂で過ごす時間は本当に幸せで、「帰りたくない！」を連呼するリーダー。 傾きかけた陽を背に、少し肌寒さを感じる気温。黄色や赤に色付きつつある立山に、秋の訪れを感じながら下山しました。