富士山、須走口から。

2019.09.19(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 13
休憩時間
1 時間 29
距離
15.8 km
のぼり / くだり
1924 / 1922 m

活動詳細

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今週火・水・木は、我が家は3連休。 立山に行く予定だったのですが、月曜日夜、出発直前に見た天気予想で、メインの水曜日が雨予報に変わっている!(x_x;) 一気に気分が盛り下がって、中止に決定。 じゃあ、どこに行く?? ヤケ酒してしまったので(笑)、明日は無理。 木曜日だけで登る山・・・ふっとなぜか富士山を思いついた。 富士山は過去2回しか行っていない。 1回目は学生の頃に山岳会で、7月の初め。 山岳会のカトー先輩に「吉田口5合目から3時間で登れないとアルパインクライマー失格!」と言われて勇んでトライしたけど、悪天候で猛烈なザラメ地吹雪に負けて8合目を越えた辺りで敗退した。 2回目はちょうど10年前(2009/9/27)。 気まぐれで思い出して、「やってみるか!」ってオクサンとトライ。 とても快調だったのだけど、ここで初めてオクサンが高所に弱い!ってコトが判明した。8合目辺りから大失速・・・。 9合目でオクサンにゴメンして、自分だけラストスパートしたけど、残念ながら3時間切れなかった。休憩込みで3時間10分位だったか・・・。 また3時間以内をトライしたいけどが、今の自分にはそんな元気がない。 梅雨以降の様々なトラブルで体も心もズタボロです。f^_^; なので今回はルートを変えて、最も低コスト(ビンボーな我が家には重要です)で楽しめそうな、須走からピストンすることにした。 オクサンの「高所にダメ」の具合を確かめたいってのもあるし・・・。 水曜は雨なので、のんびり家を出て、温泉に入って、須走5合目の第2駐車場に車中泊して、夜明け前から登り始めるプランです。 ****************** 2:30 起床 昨夜は18時に寝たのだけど、残念ながら熟睡出来なかった。 標高2,000m近いのに蒸し暑かったのと、次々に来る車の音で目が覚めて・・・一番奥に駐車すればよかったか、失敗だった。 雨は結局深夜も降っていて、日中はホントに晴れになるの?って感じ。 3:42 駐車場出発。 出発までいろいろ手間取ってしまった。 3:46 登山口 4:49 長田山荘 給水と夜景写真を撮るため9分立ち休み(4:58まで)。 5:34 瀬戸館 ちょうど夜が明けて富士山に朝焼け。 19分休憩(5:53まで) 夜明けで少し暖かくなったと思ったら、急激にまた寒くなってきた。 太陽館に着いた辺りで雪が舞い始めた。 今年の初雪はここでですか!! 7:15 見晴館に着いて、カッパと防寒着を着込んだ。 ちょうど下山ルートを間違えて迷い込んだドイツ語圏のカップルがいて、吉田口へ行く方法を説明した。富士山は外人が多いです。 18分休憩(7:33まで) 8:17 上江戸屋 8合目です。吉田ルートと合流で、ここまで来るともう少し!って気になるのですが、意外に山頂は遠いんですよね。残念ながらオクサンの足が目に見えて遅くなってきた。 8:47 御来光館 ここは眺めが良いですね。 10分休憩(8:57まで) 9:48 山頂に着いた。 山頂は各所で工事中です。 この時期、公には「工事のため立ち入り禁止」となっています。 休憩は取らずにそのままお鉢めぐり。 剣が峰は完全に工事エリア。 どうしようかな?って、重機の横でタイミングを見計らっていたら、オペレーターさんが、「どうぞ行って下さい、上で誘導に従って下さい」って。無線で上に連絡して、我が家含めて5名位を通してくれた。 ありがたい限りです。 10:30 剣ヶ峰(3,776 m)に着いた。 ここが日本最高地点です。 オクサンはかなり限界っぽい。お疲れさまです。 剣ヶ峰には28分(10:58まで)。 今日は、山頂の写真撮影が、なんだかモヤモヤ感だった。 山頂についてまず、山頂標柱とオクサンの写真を取ろうとカメラを構えた途端、「写真を撮って下さい」って3人立て続けに頼まれた。まだオクサンの写真を撮っていないんですけど・・・。普通は「2人の写真を撮りましょうか?」で始まって、お返しで「あなたの写真も撮りましょう!」だと思うんだけど?? 3人の写真の後、オクサンの写真をようやく撮ってザックを下ろしたら、疲れ果ててぐったりしているオクサンに「写真を撮って下さい」って酷いリクエストがあって、オクサンは具合悪いので私にスマートフォンがパスされたが、そのスマホにはカバーもストラップもない。寒いとカサカサになってしまう私の手なので、案の定、ツルンと滑って落ちてしまった。スマホは壊れなかったようだが、非常に気まずい状況だった。 スマートフォンは人に頼むときは、最低限のマナーが必要だと思うんですね。厳密にはカメラではないのですから。。。 今後は、渡されたスマートフォンがしっかり保持できない構造のときは、理由を説明して断るべき!って思いました。楽しい山登りでこんなコトで嫌な思いをしたくはないので。。。 剣ヶ峰のあとは、そのままお鉢めぐり・・・ すごい強風。 左に南アルプスが見えるが、雲海が出て、山頂は晴れだがピークが何岳か同定困難。眺めがあまり良くない。 11:28 須走ルート下山口に着いた。 膝サポーターを付けたり、準備。 もうひたすら下るだけですから。 11:48 下り始め。 ブルドーザー道を下るのが楽しいですね・・・。 そして太陽館から下の、長い直線急勾配の砂走りがなかなか面白い。 5月頃の残雪期の雪渓下りにある意味似てるのかな? 下りはまさに「一気」って感じ。 長田山荘の近くで15分ほど休憩しただけで、ひたすら下り続けた。 13:21 砂払い五合 13:41 登山口に着いた。 下りはなんと、休憩込みで2時間かからなかった。 富士山は、普段はあまり「行きたいっ!」て気にならない山なのですが、たまには良いもんですね。なんたって日本最高峰だし。。。 オクサンの「高所に弱い」は相変わらず?だったけど。 でも完登できたし、お疲れさまでした~。

富士山 前日の夕方、雨の合間に、一瞬山頂が見えた。ここから見ると意外に近い?
前日の夕方、雨の合間に、一瞬山頂が見えた。ここから見ると意外に近い?
富士山 出発です。霧の中、町の明かりが少し見えた。
出発です。霧の中、町の明かりが少し見えた。
富士山 登山口。閉山後なので通行禁止の看板が出ています。
登山口。閉山後なので通行禁止の看板が出ています。
富士山 長田山荘前で。まだ夜が明けません。
長田山荘前で。まだ夜が明けません。
富士山 山頂が遠い。空が水色になって来たけど、太陽はまだです。
山頂が遠い。空が水色になって来たけど、太陽はまだです。
富士山 月と富士山
月と富士山
富士山 雲が多くて眺めがあまり良くない。本当に予報通り晴れるのだろうか?
雲が多くて眺めがあまり良くない。本当に予報通り晴れるのだろうか?
富士山 樹林帯・灌木帯が長い。山頂がなかなか近づかない。
樹林帯・灌木帯が長い。山頂がなかなか近づかない。
富士山 瀬戸館で。夜が明けた。
瀬戸館で。夜が明けた。
富士山 赤富士。瀬戸館前から。
赤富士。瀬戸館前から。
富士山 赤富士とオクサン。
赤富士とオクサン。
富士山 少し雲が減ったかな?でも風が強くなり寒い。
少し雲が減ったかな?でも風が強くなり寒い。
富士山 八ヶ岳が見えた。あっちも寒そう。
八ヶ岳が見えた。あっちも寒そう。
富士山 太陽館を越えて、山中湖が見える。
太陽館を越えて、山中湖が見える。
富士山 雪が舞ってますます寒い。
雪が舞ってますます寒い。
富士山 見晴館で。防寒着を着込んで休憩。もう晩秋の雰囲気だ。
見晴館で。防寒着を着込んで休憩。もう晩秋の雰囲気だ。
富士山 写真だとわかりにくいけど、相模湾と江ノ島が見えた。横浜のビル群も。
写真だとわかりにくいけど、相模湾と江ノ島が見えた。横浜のビル群も。
富士山 御来光館の前のベンチで。眺めの良い場所です。
御来光館の前のベンチで。眺めの良い場所です。
富士山 御来光館から、山頂はもうすぐ。
御来光館から、山頂はもうすぐ。
富士山 御来光館の前で
御来光館の前で
富士山 トラクターが登っていた。
トラクターが登っていた。
富士山 山頂前の鳥居に着いた。
山頂前の鳥居に着いた。
富士山 山頂はあちこちで工事中です。邪魔をしないように、そうっと横を通り抜けて・・・m(_ _)m
山頂はあちこちで工事中です。邪魔をしないように、そうっと横を通り抜けて・・・m(_ _)m
富士山 山頂着いて、休憩せずにそのまま、お鉢めぐり。
山頂着いて、休憩せずにそのまま、お鉢めぐり。
富士山 大噴火口、迫力ですね。。。左奥が日本最高地点の剣ヶ峰。
大噴火口、迫力ですね。。。左奥が日本最高地点の剣ヶ峰。
富士山 剣ヶ峰へ最後の階段。オクサン辛そうです。
剣ヶ峰へ最後の階段。オクサン辛そうです。
富士山 剣ヶ峰(標高3,776 m)の山頂標柱。
剣ヶ峰(標高3,776 m)の山頂標柱。
富士山 オクサンと2人の写真を撮ってもらった。
オクサンと2人の写真を撮ってもらった。
富士山 剣ヶ峰を出て、お鉢めぐり残り半分へ進む。
剣ヶ峰を出て、お鉢めぐり残り半分へ進む。
富士山 南アルプスも雲が多くて不明瞭。
南アルプスも雲が多くて不明瞭。
富士山 須走ルートの下山口が遠く見える。
須走ルートの下山口が遠く見える。
富士山 さて、下りましょうか・・・。
さて、下りましょうか・・・。
富士山 まずブルドーザー道を下ります。なかなか楽しい下り。
まずブルドーザー道を下ります。なかなか楽しい下り。
富士山 太陽館から下の、急勾配の砂走りがなかなか強烈。
太陽館から下の、急勾配の砂走りがなかなか強烈。
富士山 ここらで山頂の眺めとはお別れかな?って思ってカメラを構えたら突然一気に霧に覆われた。
ここらで山頂の眺めとはお別れかな?って思ってカメラを構えたら突然一気に霧に覆われた。
富士山 写真を諦めた2分後くらい?また突然、霧が消えて晴れた。前写真と同じ場所です。
写真を諦めた2分後くらい?また突然、霧が消えて晴れた。前写真と同じ場所です。
富士山 須走口五合目に着いた。
須走口五合目に着いた。

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